IT機器のない自然な暮らし

このブログでは、IT化やホームページについて頻繁に述べていますが、私自身なんでもかんでもIT化すればいいとは思っていません。

IT化が必要ないケースも、もちろんあります。

そういったケースの説明の前に、
ちょっと話が変わるのですが、高齢者がなぜIT機器を利用しないのか調べた興味深いデータがありました。

高齢者がIT機器を使わない理由
参考:平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査(内閣府)

各国とも「必要性を感じない」がダントツで高くなっています。

考えてみれば、そりゃそうです。今までそんなものがなくても生きてこれたのだから、今更IT機器が必要かと言われれば「必要ない」が普通です。

必要性を感じてからIT化するほうがよい

今現在ITをあまり取り入れてないけども、うまくいっている企業・ちゃんと利益が出ている企業はムリにIT化を進める必要はないでしょう。そしてその状態がこれからも続きそうなら、なおさらIT化は不要です。
そもそも必要性を感じないでしょう。

必要性を感じていないのにムリにITを導入しようとすると、きっと使い方を覚えられないと思います。

高齢者で「使い方がわからない」と回答した人の中には、一定数 必要性を感じていないのにIT機器を使おうとしてわからなかった人がいると思います。

人間、本当に必要性を感じて「使いたい」という意識がないと、新しい技術など覚えられないものです。

IT化をすすめるのなら、必要性を感じてからはじめるべきです。

経営者だけ必要性を感じている場合

従業員との距離感

経営者はIT化の必要性を感じているが、従業員は全然それを感じていない場合は、ITを導入する前に従業員に必要性を感じてもらえるように努力するべきです。

従業員が必要性を感じていないのにムリにIT化をすすめると、高齢者と同じように「使い方がわからない!覚えられない!」となって、その技術は浸透しないでしょう。

従業員にITの便利さをわかりやすく伝えるためには、経営者自身がITについて詳しく理解していなければなりません。

ITの勉強といわれるとどうしても横文字も多く理解しづらいのですが、このブログではそういった横文字をなるべく使わずにITを解説しています。横文字を使う場合も、それに対しての説明を加えています。
ぜひITについて勉強する際の参考にしてください。

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