以前の記事 成功報酬型の求人サイトというビジネスモデルは今後も続くのか でもご紹介したように、求人サイトの運営は今の時代にマッチした、とても魅力的なビジネスです。
求人サイトを構築する費用も、一昔前に比べるとかなり安くなってきたので、なおさら参入しやすいビジネスかもしれません。
ただし、企業と求職者の間に入って、仕事を紹介したり面談のセッティングなどをする場合は、職業紹介に当たるので、有料職業紹介事業の許可を取らなければなりません。
詳しくはこちらをご覧ください 民間企業が行うインターネットによる求人情報・求職者情報提供と職業紹介との区分に関する基準について | 厚生労働省
また、最近では全国展開している企業などの場合、自社で求人サイトを持つことも増えてきました。その方が、毎回求人広告を出すよりも費用が抑えられるからです。
以上のような理由で、求人サイトを構築したい、作成したいという需要はますます高まっています。
そこで今回は、どのようにすれば求人サイトを構築することができるのか、ポイントを解説します。
無料で作成する方法は・・・ズバリ 自作!
無料で構築するには、やはり自作するしかありません。(すいません・・・事実です。)
ですので、この方法はWEBの知識・技術がある方に限られます。
自作できる技量がある人に、基礎的なことを言っても意味がないので技術的なことは割愛しますが、一つだけ注意するポイントがあります。
求人サイトの場合、運営していくと膨大なページ数となりアクセス数もかなり多くなります。
ページ数は少なくてもアクセスは稼げるとおっしゃる方もいるかもしれませんが、求人分野は激戦区なので、やはりある程度ページ数がないと勝負できません。
ですので、サーバーはしっかりとした会社を選ぶことをおすすめします。中途半端なサーバーを選ぶと後で苦労します。
ビジネスとして本気で取り組むのなら、やはりサーバー代はケチるべきではありません。(※ サーバー代・ドメイン代がかかるのはどうしようもありません。無料にはなりませんが、自作すれば無料に近いぐらい費用は安く済みます。)
おすすめのサーバーを2つご紹介します。
上記2点のサーバーなら問題なく求人サイトの運営が行えます。
格安で構築する方法
格安で構築するためには、一番は安く作ってくれる人を見つけることです。
ホームページ制作業者などに依頼するとどうしても高くなってしまいます。※ 50万円以上かかるのが普通です。
では、どうすれば格安で作ってくれる人を見つけるのか・・・
それはクラウドソーシングを利用します。
クラウドソーシングとは
不特定多数の人を募集し、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。 このプロセスは多くの場合 細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。 クラウドソーシングは群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、特定の人々に作業を委託するアウトソーシングと対比される。 クラウドソーシングは狭義では 不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態 を指す。
参照 ウィキペディア
つまり、個人で活動しているプログラマーに求人サイトの作成を依頼できるということです。
インターネットが発達する前の時代では、サービスを必要とする個人が、そのサービスを提供している個人を見つけることは難しかった(そういうサービスを提供している会社を探すしかなかった)のが、今の時代では簡単に見つけられるようになりました。
クラウドソーシングのメリットは、なんと言っても「安さ」です。個人で活動する人は、会社と違ってテナント代や宣伝費などの様々な経費がかかりにくいので、仕事を安く受注しても採算が合うのです。
特に、ホームページの作成などができる人は、パソコンがあれば どこでも仕事ができるので、このようなクラウドソーシングを利用して活動している人が多いのです。
このクラウドソーシングで優秀なプログラマーに依頼すれば、格安で求人サイトを構築することができます。
おすすめのサービスは『ランサーズ』というサービスです。日本でも最大級のクラウドソーシングサービスであり、登録しているプログラマーの数も多く、優秀なプログラマーが見つけやすいです。
大規模な求人サイトを構築するには
月間100万PV以上のアクセスがあるような、大規模な求人サイトを構築したい場合、それなりの費用をかけて専門業者に依頼するのをおすすめします。
専門業者に頼んだだけでアクセスを集められる保証はないのですが、可能性が高まります。
※ アクセスを集めるには、自身で求人情報をたくさん集める営業努力が必須です。
専門業者は Googleで「求人サイト 構築」と検索すれば、たくさん出てきますので、なるべくたくさん見比べて検討してみてください。