歯科衛生士を活かせる私の新しい働き方「フリーランスになりました」

OKURAOKURA

女性の後ろ姿

元歯科衛生士のOKURAです、こんにちは。

アニメや漫画が好きなヲタ活動とフリーランスのお仕事で気ままに生活しています。
わたしは元々、都内のクリニックに勤務していた会社員でした。

でも「もう少し自由に生きる道もあるのかなぁ」と思い、退職して個人事業主という働き方に変えました。

今はコロナ禍もあって仕事の在り方に疑問を抱く人も多いと思います。わたしの友達も悩んでいます。そんな人にとって、こんな人もいるんだなぁぐらいの生きる選択肢を書こうと思います。

わたしは楽観的な考えなので、しっかりと歯科衛生士として独立を考えている人にとって参考になるか分かりませんが、一つのケースとして見てもらえれば幸いです。

歯科衛生士がフリーランスになれるの? 独立した理由

最初に名言しておきたいのですが、「歯科衛生士として稼ぐぞ!」と意気揚々に独立したわけではありません。
今後の生き方を、できるだけ後悔しないように、ストレスなく生きられるようにと考えて選んだのがフリーランスです。重要視したのは自由な時間です。

そこでまず辞める前に考えていたこと、独立した理由を並べてみます。

  • キャリアの悩み
  • 1日のうちに仕事で費やす時間
  • コロナ禍でしんどい

この3つが大きな理由でした。1つずつ説明します。

キャリアの悩み

わたしは小さなクリニックに勤務していました。
キャリアアップとは縁のない環境で平々凡々と働き、仕事が終わったら家に帰り趣味に費やす毎日。たぶん一生給料が上がることもなく、この生活が変わることはないのかも…と、なんとなく思っていました。

転職して待遇のいい歯科医院や企業内歯科や口腔ケアに関わる会社に身を置く道もあったかもしれませんが、そこまで乗り気になりません。理由が次です。

1日のうちに仕事で費やす時間

歯科衛生士として毎日頑張っている人たちはすごいと思います。尊敬もしています。
ただ、わたし自身はなりたいと思ってなった職業でもなく、業務に関してなかなかに興味を持つことが難しかったのです。

働きながら勉強したり興味を持つためにセミナーに参加したり、自分の気持ちも次第に変わるかもと行動に移す時期もありましたが、なんせ仕事で楽しいと思うことがありませんでした。

生活するために働き、この先も1日の3分の1の時間をこうして過ごすんだろうなと思っていました。それでも立派なことですし、それでいいと思っていました。
そこでコロナ禍です。

コロナ禍でしんどい

昨年の4月5月あたりのメンタルは最悪でした。緊急事態宣言が出て、社会が大きく変わりました。

いつ抜けるか分からないトンネルを進み、見えない何かに怯える日々です。
医療従事者だけど他の医療職の人がニュースでクローズアップされても、わたし達のことについて触れられることはありませんでした。

どんなに手洗いやうがいをしても普段からエアロゾルを浴びていますし、感染リスクの高い仕事です。
このとき、「コロナが落ち着いたら退職しよう」と何度も頭をよぎりました。

それから数か月後。改善しない状況。
ワクチンによっていつかは元の社会に戻るというよりも、コロナと共に生きながら、社会が変わっていくのが分かりました。

この期間に、自分がどうしていきたいか深く、今までにないぐらいに考えました。

生活するなら歯科衛生士じゃなくていいかも

でも、不安な世の中で仕事を辞めるのも不安

仕事があるだけでも十分ではないか

いつかはコロナ禍も終わるだろう

でも終わったところで、この暗いトンネルは抜けるのかな

時間もあるし、ちょっと何かしてみようかな

webライターに挑戦してみようかな

わたしって…書くの好きだったんだ!

このような気持ちの変化があり、生活が変わりました。

自分の新しい感覚に気づく

それから家で記事を書いているとき、とても楽しいことに気づきました。
自分が興味のあることでお金を稼ぐって、いいかもしれない。今までにない感覚です。

これなら、バイトとかしながらwebライターとして活動してもいいかも。いや、そうしたい!
それからSNSでたまに話す人や先輩ライターの活動を眺めていると、

家事代行をする手もあったり、
資格を活かして歯についての相談にのったり、
クラウドソーシングで講師として働く道もありかも…と考えました。

今まで自分には関係ないと思っていた道です。「歯磨き教室とか、ありなのでは?」と、考えるとワクワクしました。
これが大きなターニングポイントになりました。

歯科衛生士の資格があるので、再就職はできるだろう。だから、とりあえず自分ができると思うことをしてみよう!
それで、いくつか個人で仕事を探してみると「こんな生活の方が合ってるかも」という気持ちの方が強く、わたしは職場に辞めることを伝えてフリーランスになりました。

歯科衛生士を活かす新しい働き方

無事にフリーランスになったと言えるような大げさなことはなく、個人でなにか事業を起こしたわけでもないですが、今までになくワクワクする日々が待っていました。

もちろん不安はいくらでもありましたが、勤めていたときも悩みがありモヤモヤする毎日で、「このままずっとそうかな」と思っていたので、将来の楽しみや希望が生まれました。これからの時代に合った、わたしの新しい働き方の始まりです!

今している歯科衛生士の資格や経験を活かした仕事、まったく関係なく個人でやっている仕事をいくつか書きます。(歯科衛生士がする副業としても良いのではなかろうかと思います。)

ライター業務

国家資格というのは強いですね。
歯科衛生士を持っているとライター業務にも幅が広がります。健康について取り上げているメディアで定期的にお仕事をもらっています。あとは趣味のアニメや漫画のレビューを書いたり、興味のあるジャンルの執筆をしています。今はこれが一番の収入源です。

歯に関した相談にのる

「歯科医院はどういうところを選べばいいの?」みたいな疑問を持つ人の相談にのったり、「銀歯にした方がいい?それともセラミックの方が…」みたいに悩んでいる人の悩みを聞いてあげたりしています。
歯のことになると急を要したり、人によっては大きな心配のケースも多いので、よく助かったと喜ばれます。

家事代行と、ちょっとした悩み相談

掃除をしたり、ちょっとした家事のお手伝いをしています。
あと、お子様にブラッシングを教えたり、ママにも「こういうところを気にして磨いた方がいいですよ」といったことをアドバイスできるので強みになります。

歯磨き教室

オンライン教室でアドバイスをしています。最近は営業職の人が「オンライン会議だと顔をしっかり見られるから」と言っていました。

また、子供は定期的に歯医者で歯磨き指導を受けたりしますが、大人になるとそういった機会も減るので、改めてブラッシングを見直そうと考える人もいます。
「こんな感じの磨き方でいいですか?」みたいな質問を受けて、アドバイスしています。

これからのこと。

これからはコンサルとかも興味がありますが、ひとまず今のライター業務でもう少し単価をあげることが目標です。

webライターの仕事

それと、この記事を読んでくださる人の中には歯科衛生士として開業して独立しようかなと、悩んで訪れた人もいるんじゃないかと思います。
個人的な意見ですが、地域によるかもしれませんが完全に独立はまだ難しい世の中だなぁというのが実感としてあります。時代が追い付いていない感じでしょうか。

でも活躍している人は多くいるので、貪欲に自分の名前を売り込んで営業していけば道は開けるとも思います。フリーランスとして働いている感覚として、わたしはそのような感じます。

歯磨きサロン、セミナー、TBI(歯磨き指導)、ブラッシングと健康についての講師など、いろんな仕事の方向性がありますし、ほかには歯科衛生士Youtuberやアイドルとして活動している人もいて、他業種と比べると歯科衛生士は個人の働き方が急速に広がっています。

この理由は「歯」って誰にでも当てはまる生活の一部なので、個人の仕事としては今後需要が高まるんじゃないかというのが、わたしの今の答えです。

だから何が正解かなんてありませんが、ここで紹介した仕事の他にも、いろんな働き方があると思うので、働き方を変えてみたい!と思う人は、まずは副業からでもチャレンジしてみてはどうかなと思います。
行動した先には、「向いてた」「向いてなかった」そんな想いが、きっとあなたの正解の手助けになるから。

歯科衛生士の稼ぐ方法「副業したい人、フリーランス募集中」

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