「何のために働いてるんやろ」と、友達が最近こぼしていたのが印象に残っています。
こんにちは、中野泰然です。
僕は今、人生の岐路に立たされています。
とはいっても良い意味での岐路で、ターニングポイントのようなものだと考えています。
同じように35歳前後で仕事に悩む人にとっては、生きるヒントになるんじゃないかな。
よければ僕の話でも聞いてください。
30代は仕事って何がしたいかわからないと悩んでいた
僕は医療機器に携わる35歳の会社員なんですが、ずっと仕事をどうしていこうか悩んでいました。
生活のために働かざるを得ないけど、仕事内容はまったく興味がない。
同じような人は多いと思います。
それで、どうにか自分なりに勉強会に参加したり出世の道を考えたりしました。
仕事に目標を持とうとしたり。
ときには転職を考えて就活をしたり。
それでも気持ちは晴れず、副業を試してみたり。
そんな毎日でした。
こちらは1年ほど前に書いた記事。正直な気持ちを文章に残しています。
「あぁ…仕事辞めたいなぁ。でも何がしたいか分からない。」
10代のころは将来を不安に思いながらも、なんとなく生きてきました。
20代の最初は社会人になり立てで必死。それでも少しずつ仕事を覚えて自由に使えるお金もあり楽しく過ごしていたと思います。
その反面、だんだん「このままでいいのかな?」と悩みも増えてきました。
30代になり、「いよいよか…もうこれから先は転職って難しいかな。」みたいな諦めの気持ちと、「どうにか人生を変えたい」という気持ちで常に不安が中心にある日々。
それで「副業解禁とコロナ禍」にも書きましたが、1年前に休日を使ってライターを始めました。
このライターという仕事も一度は興味を失いましたが、しかし記事に書いてる通りに続けて1年間が経ちました。
そしてここ数か月、Webマーケティング会社から声をかけられる機会が増えてきました。
35歳は人生終了ではない。手遅れでもなく今からスタートできる
35歳になり、全く別の業種から声がかかるとは思いもしません。
僕としては休日にライターのバイトをしているようなものだったので「なんか良いことないかな」と、ため息ばかりの日々でした。
でもクラウドソーシングなどから依頼され、Webライターとして「書いた記事」が実績として残ったりするので、これが信用を積み重ねていたみたいです。
仕事の依頼が来たり、転職の話も届くようになりました。
30代になり、うだつの上がらない毎日で「このまま人生終了かな…」みたいな暗い将来に向けて歩いていましたが、人生の選択肢が生まれてきた感じです。この年で。
状況を整理して今後の歩む道を考えると……いくつか考えられます。
■1 会社を辞めないで副業を継続
これまでと変わらず、現在の状況を維持する選択。
でもステップアップして副業の収入を増やしていきたい気持ちがある。
それに今の安定した状況が続くとは思えないので、ずっとこのままではダメだと思っている。
■2 できるなら本業の負担を減らしてフリーランスの仕事を増やす
正直、フリーランスの仕事を増やすとなると平日もずっと働かないといけない。
会社から帰ってからも仕事を入れるとなると……休日も仕事で休む時間がなくなる。
でも今後の選択肢をもっと広げられる道はこれが最適解か…? 本業とのバランスが必要です。
■3 Web関係の会社に転職
正直なところ、35歳からの転職はこわい。
心身ともに疲弊しそうな気がしてならない。
でもチャレンジしてみたい気持ちや、何かが変わるんじゃないか、そんな期待もある。
35歳から始める仕事。どうする?
この年齢になってから、「今から仕事をどうする?」という選択肢のカードを何枚か見比べると思わなかったので、悩んでいます。ありがたい悩みですが。
Web業界で働く知人に相談してみたところ、どうやら他の職種と比べてITやWeb業界はスキルや結果が重視なので年齢によるさまざまなハードル、障壁が低いとのこと。
需要に対して能動的であれば、問題ないのではないでしょうか。と言っていました。
35歳から始める仕事としては、やはり異業種なので不安はありますが、転職するにしても副業のまま続けるにしても、ありがたいと感じます。夢があります。
良いチャンスなので、もっと将来を見越してスキルを伸ばしていくのもいいかもしれません。
もし今あなたが僕と同じような35歳前後で「このまま人生終了したくない!」ともがいているなら、Webライターのような副業を初めてみると良いと思います。
この年から始める仕事って正直なところ勇気がいると思いますが、未来の選択肢が多いことに越したことはないと思います。
35歳、まだまだこれからです。さて、頑張っていこう。
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