40代。「毎日同じことの繰り返しで飽きた」が嫌で、変わった。

寄稿者

私は、ずっと家と会社の往復だけの生活をしていました。

こんな生活をこのまま続けていくのもな。と思っていて、
でも、仕事が終わったあとは「今日は疲れたから、休も。」と何もせずに終わる。

休日になると、やっと休みだからと外に出ることもなく、ほとんど何もしないで寝て過ごしていました。

でも、これで人生が終わってしまうのは、なんかやっぱり嫌だな。

そう思って、会社以外の世界に触れたら、毎日が変った。

1年前のことです。

仕事は同じことの繰り返し。つまらない毎日だった

毎日同じ仕事の風景

私の仕事は卸向けのルート営業。いたって普通の会社員です。

これといった趣味はなく、しいて言えば映画鑑賞や登山をたまにします。
パートナーはいません。飲みに行く友達は数人いますが、みんな家族がいるので、年に数回会うぐらいです。

まぁ健康で食べることに困らないだけで幸せだなよな。とは思っていますが、やはり仕事も休日も同じ繰り返しで、つまらない毎日だなという気持ちもありました。

仕事って飽きませんか?

クリエイティブな仕事や、能動的に働くことが良しとされる職場だと違うのでしょうが、ルーチンワークだと飽きすぎて全てを放り投げて辞めたくなることがあります。

それで、みんなはどうやってモチベーションを上げているんだろう。どうすれば新鮮さを味わえるんだろう。と、考えていました。

会社に入社して3年~5年ぐらいの頃に、転職を考えたときもありました。

でも、辞めることもなく同じ会社で働き続ける道を選びました。
当時は、「このままずっと会社と家を往復するんだろうか?」と半分冗談で考えていたものの、本当にその通りになりました。

勤続年数が10年目を越えてからはもう変化がなく、往復した毎日の延長がずっと続いている感じです。

刺激が欲しい。人生の目標がない。何かないかな…?を繰り返す

仕事に飽きたと感じた当初はモチベーションになるものを探しました。

その時その時で、何か楽しめるものを探してきたと思います。
でも振り返ってみても、ほとんどは何をしたのかも思い出せないものばかり。

出先の風景

ジムに通ったり習い事をしたこともありました。
意味もなく、いつもと違う道を歩くようなこともしたと思います。

でも、だんだんと何もかもが面倒になって続けられたものはありません。

結局、私は面倒なことが嫌いなんだろうな。
だから平凡な道を選びがちで、仕事も人生も飽きるような道を選択しているんだろう。

俯瞰して、自分自身を見つめます。

だけど……、そんな繰り返しの毎日が嫌なんだったら、面倒なことをしなければ変わらないよなぁ。

たしか所ジョージ氏が言った

面倒くさい所に面白いことがいっぱいある

みたいな言葉があったと思います。

それだったら、面倒くさいことでもするか?

でも面倒なことをするなら実益になるものがいいかな。と考え、また私は何かをすることにしました。
目的を持ちたかったんです。

面倒でも目的があれば何かは続けられるだろうから。

でも、何する?

面倒なことか……面倒くさい……面倒な仕事……仕事か。

そう考えて、会社の外の世界で、仕事をすることにしました。

言ってみれば私は失敗しても失うものがありません。
失敗したところで同じ繰り返しの毎日に戻るだけだから、なにか副業でもしよう。というテンションです。

ただ性格上、あまり大きな波風は立てたくありません。

それで、求人サイトから副業でも可能なデータ入力・文字おこしの仕事を始めることにしました。

少しずつ、気持ちに変化が起きる

休日にバイト感覚で始めましたが、飽き性で怠け癖のある私の性格はあいかわらずでした。

データ入力の仕事か……めんどうだなぁ……。

そう、めんどうくさいんです。

「なんで休日にまで仕事しなきゃないけないんだろう……。」という始末。

自分から副業を始めた癖に、こんな不満もあるわけです。
しかし始めてしまったからには途中でやめるわけにはいきません。そこは社会人として責任もあります。

それで与えられた仕事をこなしました。

なるようになるもんだな。

そうして1か月ほど経った頃に自分の中で「なんとなくこれで終わってしまうのは寂しいかもしれない…。」そんな気持ちが生まれました。

なにより副業で入るであろう収入で、いつもよりちょっと贅沢な食事ができそうだなぁなんて、心なしかウキウキしている自分がいました。
なんせ今までの人生で副収入を自分で作り出すことなんてなかったので。

それで、もうちょっと続けてみようかな?と思い、仕事を継続することにしました。
幸い同じ会社から仕事を引き続きもらうことができました。

数か月経ち、私の生活は変わりました。

それからは平日に会社が終わってから仕事の予定を入れたり、休日は一人で旅行の計画を立てるようになりました。

休日の過ごし方に選択肢が増えたんです。収入が増えたので、今まで無意識に諦めていたものが手に入るようになりました。

そうなると、次は「もう少し別の仕事を試してみようかな?」「何か自分にできるものはないかな?」という意識が芽生えてきます。

面倒くさいから何もしなたくなかった私ですが、その面倒なことがきっかけで興味が広がっていく。
今まで寝て終わっていた休日でしたが、ゴロゴロしつつも割と規則正しい生活に変わります。

会社以外で実益を伴うやりがいができました。

毎日同じ繰り返しで飽き飽きしていましたが、ちょっと面倒だなぁと思いながら他の世界に一歩足を踏み入れるのは大事ですね。

その一歩から毎日が変わったので。

同じ40代の人や、刺激がないなぁ人生つまらないなぁと思う人は、面倒くさいものに飛び込んでみてはいかがでしょうか。

きっと初めは「面倒だ…」と投げ出したくなるでしょう。
ただ、それが繰り返しの毎日から抜け出してくれる一歩になるし、生きる原動力にもなり得るのです。

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