職種を問わずテレワークなら誰でも関係する健康のこと。注意点や環境整備についてまとめています。
テレワーク(在宅勤務)の健康管理で注意したいところは?
テレワークは会社や仕事内容が違えば、必要なものも違ってきますよね。
「在宅勤務におすすめ!」といったPCグッズも、個人によっては不必要なものものあります。
しかし誰にとっても関係するのは知らずに積み重なると身体に影響する健康面のことです。
テレワークを続けていくなら、できるだけ早く環境を整備するに越したことはありません。今後のリスクヘッジにもなります。
テレワークによって、今までより一層に注意しておきたい点は次の通りです。
- パソコンを使う姿勢
- スマホ首
- 目を休める時間の低下
- 運動不足・太る原因
これらが問題視される理由と対策を見ていきましょう。
パソコンの位置、スマホ首の対策
職場では用意されたデスクで仕事しているけれど、在宅勤務になるとリビングの机の上や、ひざ上にノートパソコン置いて仕事する人もいるのではないでしょうか?
この時、首を曲げてパソコンを斜めから見下ろして仕事している人は注意が必要です。
今、テレワークによって「首が痛い」とうったえる人が出てきています。
理由は画面をのぞき込む姿勢がスマホ首(ストレートネック)の原因になりやすいからです。
この痛みがひどくなると「頭痛と吐き気がする…」、「手が痺れる」といった症状にもなり得るので、痛みが出てきてから改善するのではなく早めに対策しておくことが大事。
ソフトバンクニュースの「スマホやパソコンを使うときの正しい姿勢、NGな姿勢って?」にも書かれていますが、首を曲げる姿勢は大きな負担をかけるだけでなく、肩こりや自律神経に悪影響を及ぼすとも言われています。
ですのでパソコンのモニターやスマホを見るときは、首を前傾させずになるべく目線が水平~やや下になるように意識して、椅子・デスクの高さやスマホを持つ位置を調節しましょう。
念を押しますが、首を曲げて画面を見下ろす姿勢は今から改善した方がいいでしょう。
次に、テレワークによって目を休ませる時間の変化について説明します。
目を休めよう「通勤時の遠くを見る時間の減少について」
通勤時はパソコンやスマホの画面から離れて、自然と遠くを見る時間があったと思います。
しかしテレワークにより家から外出する機会が減ったため、仕事が終わった後はすぐにスマホを見てSNSや動画などを楽しむ人もいるのではないでしょうか。
慶應義塾大学保健管理センターの【在宅勤務における健康管理】VDT症候群の予防にもテレワークに伴う視力低下や眼精疲労について解説されていますが、遠くの景色を眺めて眼を休める旨が予防対策に記載されています。
遠くを眺めることは、目の周りの筋肉をリラックスさせます。
また眼科医が動画で解説している視力回復トレーニングも参考になります。
低下した視力は元に戻らないと思う人もいるのではないでしょうか。
この動画では、眼科のドクターが視力を回復できるケースについて分かりやすく解説しています。
視力を回復する対策や遠くを見ることの大切さについて触れており、眼に関して数分でできる簡単な対策が紹介されているので、ぜひご覧ください。
体は資本です。
テレワークによって通勤する必要が無くなり、自然と知らないうちに数メートル先の遠くを見て目を休ませる機会が減っている人もいるかもしれません。
毎日の習慣に眼を休ませることを意識してみましょう。
テレワークによる運動不足、肥満
「在宅勤務になってから太る一方で…」といった話をよく耳にします。
仕事で歩く必要性が無くなるとカロリーを消費する機会はグンと減りますよね。
家にいる時間が増えると自ら運動の時間を取り入れなければ体力は低下しますし、身体にいいことはありません。
散歩するだけでも習慣化すれば違ってきます。より良いパフォーマンスで仕事ができるよう、ぜひ運動を取り入れてください。
また外出が難しいようならエアロバイクを使って運動不足を解消する方法もあります。
以下の「在宅勤務の私のストレス解消法」の記事もおすすめです。
そして肥満の大きな原因となるのが食生活です。
テレワークのメリットの一つ。家でご飯が作れること
お昼ご飯にヘルシーで簡単なメニューなら雑炊やうどんもいいでしょう。汁物はほっこり温まってお腹も満たされますし、ダイエットにもおすすめです。
雑炊やうどんは5分もあれば作れます。卵をとじてタンパク質を摂取したり、スープを変えてレパートリーを増やすのも簡単です。
またテレワークは気分転換も大事。
歩いてお昼ご飯を買いに出かけてリフレッシュするのも良いと思います。
昼食はバランスの取れた食事でルーティンを活用したり、運動など毎日習慣づけておくことが大事。
こちらの毎日の習慣におすすめの「良い習慣リスト」も合わせてどうぞ。
オンラインを駆使するリモートワークはパソコンやスマホが必要不可欠です。
今後もテレワークで仕事をする人は、身体が悲鳴を上げる前に健康的な習慣を身につけておきましょう。
ぜひ環境を整備して、あなたの生活に取り入れてみてください。