こんにちは、毛利です。
まだまだ暑い日が続きますね。
先日、キャリアコンサルタントの友人と話していて「転職に一歩踏み込めない…」人の話題になりました。
それで転職希望者が、転職するリスク・しないリスクを天秤にかけるのは当然としても、
「今の一歩先にある近い未来で、自分と友人や家族との関係性が、どう変わっていくか?」という視点で考えるのって大事だよね。
そんな話をしました。シェアします。
【まず初めに】転職に踏み切れない理由は、探すといくらでも出てくる。
転職しようか考えているときは、
今より良い条件か?
働きやすい職場環境か?
と、いろいろ考えますよね。
良さそうな条件の求人を見つけても、人間関係を1から築くことが面倒だったりします。
それで、転職する場合としない場合のメリットを天秤にかけて悩むものです。
「転職した方が良さそうだけど……決定打がなくて踏み切れない。困った。」みたいなケースは、まぁよくあります。
こんなとき悩みすぎて行動に起こすこと事態がストレスになってくる
それで悩みすぎて面倒になり「やっぱり今のままで、いっか。」となる人もいます。
- 転職するか迷うってことは、その程度なんだろう…
- 今の生活も不満だけど、いいこともあるし…
- この年齢から、また1から積み上げていくのはキツい
- いやいや…しかし……
いろんな考えが頭をグルグルして、何度も悩みながらも、
やはり決定打がない。
転職するかどうか考えてることがストレスになる。
転職しない理由なんかを探し始めると、いくらでも出てくるものですし、それは何もおかしいことではありません。
実際に転職してみないと、正解は分からないものですから。
こんなとき、「今後、あなたとその周りの環境は、どう変わっていくか?」を想像してください。
未来を具体的に想像するのは、転職する判断材料になり、あなたの背中を押してくれます。
たとえば10年後の話をしましょう。
「10年後、あなたと、あなたの身近な人は、どうなってますか?」
職場や家庭環境、友人関係も含めた10年後を、できるだけ具体的に想像してみてください。
「今よりも、辛い状況になってはいないか?」と。
10年後、周りは必ず変わっています。
人は年齢を重ねるごとに、自分は変わらなくても、周りの環境は絶対に変わります。
それで具体的に考えるべき点は以下の3つです。
- 自分にとって落としどころのある仕事をしてるか?
- 友人周りの関係性が変化することは自分にとってどう影響するか?
- 子育てや介護、自分の時間は?
詳しく見てみましょう。
1.自分にとっての落としどころ
人によって仕事で優先したいものは違いますよね。
キャリアアップを目指す人もいれば、気持ちよく働ける職場に勤めたい人もいるし、収入面が1番大事な人もいます。
そんな働く環境において優先するものがあるか?自分で納得できる理由や落としどころがあるか?
10年先に落としどころはあるか?想像してみましょう。
管理職になったり、
年齢と共に働き方が変わる職場だったり、
働き方が変わると、得るものも違ってきます。
将来的に子供を考えている人の場合は、今以上にお金がかかり自分の時間は当然減ります。
現在でも勤務時間や収入面で不安があるなら、将来もっと厳しくなるかもなぁ…という意識は持っておくといいでしょう。
転職を考えるなら、現在の生活環境に合うかどうかに加えて、未来のあなたの生活環境にも合うかどうか判断材料にしてください。
さて、こういった環境の変化は年齢と共に自分だけではなく友人周りでも大きく影響してきます。
2.友人の家庭環境も変化し、関係性は変わるもの
人は人。自分は自分。他人と比較しない。
誰もがそう割り切れるといいですが、人間なので心境の変化はつきものです。
友人が出世したり、結婚して子供を授かったり、夢を叶えたり、人それぞれに人生があり、付き合い方に変化があります。
たとえば昔は友達と遊んでいるだけ楽しかった時間も、友人が子供を授かると、その友人は子育て中心の生活に変わり、ガラッと時間の使い方に変化が出てきます。
スタートは同じだった学生の頃の友人たちも、社会人となり、キャリアアップ、子育てなど身を置く環境で、それぞれが限られた時間の中で幸せを見つけていくのです。
幸せな時間は年齢とともに変化するのが当然
あなたにとって幸せな時間の過ごし方とはなんでしょうか?
10年先、友達との関係性が変わっても、あなたが幸せな時間を過ごせそうか想像してみましょう。
子育てや介護、自分の時間は?
年齢と共に子育てや親の介護など、自分にとって自由に使える時間にも変化が出てきます。
10年後、自由な時間が増える人もいるし、少なくなる人もいます。
今すでに休みが少なく時間がなくて転職しようか悩んでいるなら、この先もっと悩みが大きくなることを想定して行動すべきでしょう。
転職に迷った時は「一方に決めるのではなく付け加える」選択も
転職に踏み切れずに「どうしようか…」と迷った時は、どちらか一方に決めるのではなく生き方に視点を付け加える決め方もあります。
たとえば…
あまり仕事がうまいくいっていない場合は、自分を肯定させる救いが必要になったり、落ち込んだときにモチベーションを上げる必要があります。
それを補ってくれるのが、趣味や副業です。
こちらは転職をしようか悩み、趣味が高じて転職をしないで正解だった人の記事。
10年そこらで働き方は簡単に変わる社会です。
大手企業も副業を許可したり時代は流れています。
「副業なんて自分には縁のない話だな」という人も、少しずつ知らぬ間に社会が変わり働き方が変わっていく時代です。
仕事をしながら副業したり収入源を会社とは別で持っておくことって、心の持ちようも違ってきます。
転職に一歩踏み込めない人は、「転職する・しない」の二択で選ぶのではなく、趣味や副業を付け加えたり、10年後の変化を想像して考えてみてください。
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