全く違う業種や職種から保育士の道へ転職にチャレンジする人の中には、採用されるのか不安な気持ちを抱えながら就活されている人がいると思います。
今回は未経験からでも保育の仕事に就けれるための履歴書に書くときのポイントをご紹介します。
無資格だけど保育の仕事がしたい
保育補助として働く
保育士試験を受けるには受験資格がありすぐに取れない人もいます。
資格がなくても未経験から保育の現場で働くことはできます。多くはパート募集になりますが、保育補助員の名前で募集されている求人です。
- 保育補助の仕事とは
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言葉通りですが保育士がどうしても手が足りない業務を補助する仕事です。
基本は子供の着替えや排泄のお世話、食事の準備や後片付け、室内の清掃、おもちゃの消毒など雑用が主になり、保育士の手伝いを行います。
履歴書に書くポイント
保育の仕事に大事なことを理解する
ただ子供が好きなだけでは働けません。いかなるときも子供の安全を確認する義務があります。
保育の現場で働く人全員が大切な命を預かる仕事だと自覚し責任感を持ち続けられる人でないと勤められないのです。
- ポイント
- 責任感と緊張感を持ち仕事に取り組みたいことを記入する。
一番必要な能力は体力
保育補助は主に雑務作業が多いです。これが無理なくこなせられることが大前提です。
これが子供が1人に対してなら簡単かもしれませんが、実際は1人で何人もの子を相手に見なくてはなりません。
かなりの重労働なので体力がなければ持たない仕事なのです。時には保育士の人より体力がきついこともあります。
- ポイント
- 体力があるかないかは採用の決め手になることもあるため、体力には自信がありますとアピールしましょう。
これまでの経験は保育の仕事に繋がる
職務経歴書は前職の仕事と関係なくてもしっかりと書きましょう。
社会に出て覚えたことはどの職種でも役立つものです。保育の仕事にどう活かされるのかを考えながら作成することが大切です。
- 事務歴が長い人の場合
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- 請求書や資料作成などのスキルは、週案や月案の作成など文章能力が必要な作業に活かせれます。
- 電話や取引先の来客の対応は、保護者の対応に活かすことができます。
- 勤務していた部署の人数が多ければ、コミュニケーション力が必要です。保育士さんと円滑なコミュニケーションができると伝えれます。
保育士の資格取得を目指そうとする人
すでに通信などで勉強を始めている方は、保育の仕事がしたい強い気持ちの裏付けになります。学習方法や試験を受ける時期など具体的な目標を志望動機や自己PRに記入しましょう。
注意しておきたいこと
まだ漠然と考えている状態で何も行動を起こしていない方は「この先資格を取りたいので、現場の仕事から学んでいきたい。」と安易な気持ちで書いた場合、面接の質問で突っ込まれる可能性があります。
保育士試験は簡単ではありません。職員の人はそれが良く分かっていて意地悪な質問をすることもあるため気をつけましょう。
解決策
履歴書の記入は避け、面接時に口答でさらりとアピールしましょう。
- 「資格もゆくゆくは取りたい気持ちがありますが、最初は現場の仕事をこなせれることを一番に考えて働きたいと考えています。」
保育士になりたい気持ちを伝える
あこがれの保育の仕事に携わりたい思いだけを書くのではなく、
- 保育の仕事の大変さや命を預かる責任の重要さを受け止めていること
- これまでの経験を活かしながら保育について学んでいきたいこと
これらを伝えることが採用者に雇ってみたいと思われる履歴書です。