老人ホームの需要が高まっている現在では、多くの施設がスタッフ不足に悩まされています。

スタッフ募集

求人情報サイトでは頻繁に募集がかかることもあるので、試してみたい人にとっては非常に探しやすいもの。今回は、老人ホームでの求人を探す際に気をつけたいことをまとめてみましたので参考にしてください。

職場の雰囲気や人間関係は良いか

老人ホームはたくさんの高齢者が入所しており、スタッフはそれを支え介護する役割を担っています。
ひとりで複数の利用者さんの介護をすることもありますから、スタッフ全員がうまく連携しながら仕事をこなしていかなければ満足なサービスを提供することはできません。そのためには、スタッフひとりひとりが仕事にやりがいをもち、協力しあっていく気持ちが大切です。

スタッフ間の協力が大切

特に老人ホームはコミュニケーションが大事な現場でもありますから、職場の雰囲気がギスギスしないような人間関係を築くことが、施設全体の雰囲気をよくすることにもつながるはず。これにより、利用者さんにとっても過ごしやすい環境がととのうでしょうから、まずは施設の情報をホームページなどで調べるところからはじめましょう。

口コミ情報などが紹介されたサイトも便利ですが、それらすべてをうのみにしてしまうのはよくありません。最終的にはいろいろな情報を集めながら、自分自身で判断することが大事です。

残業はどの程度あるかも要確認

老人ホームのシフトは施設によってさまざまですが、残業や夜勤がある場合も少なくありません。
募集要項には残業や勤務時間がどの程度あるのかの情報が記載されていますから、必ず目を通すようにしましょう。

残業の画像

また、実際仕事をはじめるようになれば募集の際に確認した内容よりも残業が増えた、というようなこともありますから、面接時にしっかりと確認しておくことが大切です。

気をつけたいポイントとして、通常は残業が発生する場合は残業手当が支給されますが、いわゆるサービス残業となってしまっている施設も多くみられるのが現状です。
この点についても早い段階で確認しておくことが望ましいでしょう。

福利厚生は整っているか

福利厚生

どのような仕事をはじめる上でも大切なことですが、福利厚生がどの程度整っているかは非常に重要なポイントです。給与や勤務時間帯が非常に優れていたとしても、福利厚生が整っていなければ自身で負担すべき費用が増え、満足のいく暮らしができない可能性もでてきます。

福利厚生といえば保険や年金などがわかりやすいですが、実際には資格支援や家賃補助、子育て支援なども含まれます。福利厚生が整っている職場はそれだけ働きやすい環境が整っているということでもありますから、できるだけ充実している施設を選ぶようにしましょう。

ご主人がサラリーマン等で、その扶養内で働きたいという人はある程度妥協してもかまわないという場合でも、決して無視せずに確認をしておくことをオススメします。
なぜなら福利厚生が充実していればスタッフの不満も減るため、辞める人が極端に多くなったり、勤務態度が悪くなったりといった職場での問題も減ってくるのです。
これならば自身も長くつとめやすくなり、結果的に仕事もしやすくなるでしょう。