医療事務で働くメリット
医療事務は女性にとってオススメのお仕事。
特に主婦の方やシングルマザー(母子家庭)にとって、働きやすい職場として大変人気があります。
結婚・出産後に夫や育児のライフスタイルに合わせ仕事をチェンジする女性は多く、医療事務は家事と育児と仕事の3つの両立に適しているところが大きなポイントでしょう。
- メリット
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- 正社員・契約社員・パート、アルバイトと雇用形態が選びやすく生活スタイルに合わせやすい。
- 午前中だけの勤務など勤務時間が調節がしやすく育児・家事に対応しやすい。
- デスクワークなので年齢に左右されない。
- 医療系の仕事は多いので、自宅から近隣の職場を探しやすい。
- 職場を探しやすいので、夫の転勤にも対応しやすい。
『将来性』今後の医療事務系の仕事
これからの高齢化社社会に伴い医療事務系の需要も増加することが考えられます。
また医療、福祉は景気の変動にあまり左右されにくいので安定した求人が期待できる業界なのもオススメする理由の一つです。
このように医療事務は様々な環境で働きやすいといえます。
では働くにはどのようにすればいいのでしょうか。
医療事務として働くには
資格がなくても仕事に就ける医療事務。だから他の人と差をつける
医療事務の資格は国家資格ではありません。資格がない人でも求人に縁があればすぐに医療事務として働くことは可能です。
しかし、雇う側は資格がないよりあった方が望ましいと考えていますので、これから医療事務系の仕事に携わりたいと考えているなら資格は取得しておいた方が、就職・転職に優位でしょう。
資格取得の難易度は?
医療事務は資格の中でも取得難易度がそれほど難しくありません。専門の学校もありますが通信教育でも十分資格が取得できることがポイントです。
金額も通信教育ならば4~6万円で金銭的な負担も少なく済みます。通学なら金額は高くなりますが1ヶ月~3ヶ月の集中講座で学ぶこともできます。
取得後の仕事先は病院だけではなく健診センターや健康保険組合や損害保険会社など幅広く活躍できる資格です。
では次に資格取得の詳細な内容を見てみましょう。
合格率・受験資格・試験内容など
医療事務の資格は民間資格で、一つではありません。
初めて医療事務の資格を取得するのなら、まず『医療事務管理士(R)技能認定試験』をおすすめします。
『医療事務管理士(R)』は特許庁より商標登録が認められた資格で、医療機関において欠かすことのできない治療費の計算、カルテ管理、保険請求などの知識を必要とします。
この資格を取得すると医療事務において必要な知識を備わっている証明にもなります。
受験資格 | 特に設けてない |
正式名称 | 医療事務管理士技能認定試験 |
受験時期 | 年6回(1.3.5.7.9.11月の第4土よう日) |
試験内容 | 学科:マークシート形式10問 実技:3問 |
受験料 | 6700円(税込) |
主催団体 | 技能認定振興協会 |
費用 | 40,000~90,000円 |
合格率 | 50% |
勉強方法 | 学校に通学または通信教育。一般の参考書を見ながらの独学は難しい |
- ほかの医療事務の資格の一例
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歯科や介護や調剤など、分野も分けられるので必要に応じ資格を取得すればよいでしょう。
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
- 医療事務管理士(R)技能認定試験
- 治療報酬請求事務能力認定試験
- 調剤報酬請求医務専門士検定試験
- 医療秘書技能認定試験
- ケアクラーク技能認定試験
- 医事コンピュータ技能
まとめ
女性に人気の資格で常に上位に入る『医療事務』は、家事と育児と仕事の3つを両立しやすく、資格取得がそれほど難しくありません。
また将来的にも安定している医療業界で就職や転職を考えてはいかがでしょうか?
またお近くの求人を探してみてから資格の取得など考えてもいいと思います。