このページは「残業のない会社を見抜く方法」や「残業が少ない傾向の職業」など、転職を考える人にとって事前に知っておきたい内容をまとめています。
「本当に残業していないの?」ホワイト企業を見抜く方法
求人情報によっては、記載されている残業時間と実際の残業時間が異なる場合があります。
「月に残業が10時間程度」と書かれていても、あくまでそれは “求人を出した人の感覚でしかない” 場合や、”繁忙期は別” というケースがあるので注意が必要。
残業が本当にないのか具体的に調べる方法は、「求人では分からない、企業の本当の残業時間を見抜く5つの方法」に記されていますので一度ご覧ください。
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残業は定時後だけではありません。休日出勤の形になっている可能性もあります。
そこで休日にその企業へ電話をしてみましょう。人が居る場合は電話に出てくれる可能性があります。社員の車が停まっているかどうかを確認するのもお勧めです。
このように時間に余裕があるなら転職したい会社へ営業時間外に出向くなどして、自分の目で確認してみるのも1つの方法です。
また就活生に聞いたところ、定時後や休日に電話をかけて
“本当に社員は帰ったのか?休日を取れているのか?”
と、確認をするために電話をかける人は少なくないようです。
ほかには面接のときに聞けそうなら残業時間を質問するのもアリです。
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面接官は求人に書かれている残業時間には注意していますが、毎日の残業時間についてはポロっと答えてくれることがあります。月の残業時間ではなく、1日の残業時間を聞いてみましょう。
面接で月の残業時間を聞いた場合、面接官の感覚で「だいたい10時間ぐらいかな…」といったようにパッとしない答えが返ってくることがあります。
ですので、もし面接で聞けるようならば1日の残業時間を聞いてみましょう。実際に入社した場合の退社時間のイメージもしやすいのでオススメです。
残業の少ない職業とは?
転職サイトDODA(デューダ)の「残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!」に、職業ごとの残業時間が記載されています。
これによると残業時間が少ない職種の1位は一般事務。月に8.1時間とあります。
やはり人気の職種ですね、当サイトでも一般事務はアクセスが高い傾向にあります。また人気であるがゆえに他の求人と比べて競争率が高いのも特徴です。
当サイトでも募集している一般事務も一度ご覧になっていただければと思います。
一般事務の求人
次いで残業の少ない職業2位は翻訳・通訳。残業時間8.3時間。
翻訳・通訳の求人
3位は貿易業務。残業時間9.3時間。
貿易に関連する求人
また東洋経済オンラインの「公開!これが「残業が少ない」トップ500社だ」には残業時間が少なかった会社の1~50位が表にまとめられています。転職活動をしている方は一度目を通しておくといいかもしれません。
トップ3の会社は平均年収500万円超えで残業なしですね。
ただ…世の中にはサービス残業があるので注意。
一般的に残業のない会社と公表されていても、日本ではサービス残業を強いられるケースも少なくありません。(あれ、残業が少ないと聞いていたのに…話がちがう)と感じることもあるでしょう。
よって企業の実態を知るには、数年以内に実際に「そこで働いていた人・現在働いている人」のリアルな意見を聞くに限ります。これはどのような求人に応募するときにも意識しておきたい点です。
外から見て判断がつかなければ、中の人に聞くのが一番でしょう。
「10万件の企業口コミ。キャリコネ」は登録することで年収や企業の口コミを閲覧する権限がもらえるので大変便利です。
「今の職場をどうしようかな…」と悩んでいる人は、自分と同じような感覚の人を探して口コミを判断材料の1つにするものいいのではないでしょうか。
残業のない会社で働くデメリットとは?
残業がない会社というのは素晴らしいですが、人によってはデメリットにもなり得ます。
それは残業代が出ないこと。
当たり前ですが、(たまには残業して、頑張ろうか~)ということが一切できません。将来的に養う家族が増えて残業代を当てにしようとしても、それは叶いません。
常に残業している人は自分の給料を「残業代込み」で計算している場合があります。転職を考えている人は「基本給で今後も生活ができるかどうか」で求人情報を見ることが大事です。
家庭の状況によっては残業なしの会社で働き、アルバイトや副業をするのも1つの選択かもしれませんね。
要点のまとめ。求人情報で意識すること
このページの要点をまとめると
- 残業のない会社かどうか見抜くには、営業時間外に出向いたりと実際に自分の目や耳で確認するのも1つ
- 面接のとき、質問できるなら「1日の残業時間」を聞く
- 残業時間の少ない職業の1位は一般事務。2位は通訳・翻訳。3位は貿易業務
- 実際に働いていた人の口コミを参考にする
- 残業代込みで給料を考えていないか。残業のない会社に応募する前に、基本給で将来も生活できるか考える
以上の点を意識してもらえればと思います。