私たち家族がサポートできること・認知症との付き合い方③
1.認知症の母が徘徊するようになりました
最近ニュースなどで取り上げられてるけど、何年も前に家を出て行ったきり行方が分らなく家族があきらめかけたころに県外で発見に至ったケースがあったよね。
家族の思いを考えると不安な毎日を送られたと思うよ。今回は発見されたので報道されたけど、他にもたくさんの認知症の人が行方が分らなくなって家族が不安な生活を強いられてるのは知っているかい?
えぇ。以前に、認知症の人が事故に遭遇したことを聞いたことがあるわ。家族の人は余計心配でたまらないよね・・・そもそも徘徊する理由は何なのかしら?
徘徊の理由は見当識障害や記憶障害のために自分がいる場所が分からなくなるんだ。
何も理由なく出かけるわけではなく、目的があって外に出るのだけど認知症の人は道に迷ってるという理解がなく必死になって目的地に向かうために家に帰って来ないんだね。
そっか・・・。私たちが目的地まで行くために道に迷って歩いている感覚じゃないんだ。認知症の人は迷っている自覚がないのね。じゃぁ家族の人が気をつけることは何かしら?
対処法 → 周囲の人たちの協力とGPS機能を利用する
まず何か理由をもって出歩こうとすることを理解してみよう。誰かが後ろから就いていきある程度徘徊コースなどを把握し近所の方や警察などに協力をお願いをする。
もちろん衣類などには必ず名前と住所を書いて縫い付けるのが望ましいね。
GPSサービスなどを利用してみよう。ただ介護する側がGPSの操作方法理解する必要と認知症の人がGPSの機器に不信感を抱く場合もあるので、できるだけ分からない場所に設置するなどの工夫が必要になるかもしれないけどね。
操作方法は誰でも使用できるレベルだし費用も月数千円なので一度試してみてる価値はあると僕は思うよ!またGPSで発見した場所まで迎えに行くサービスなどもあるから、それらのサービスを利用することで、家族の負担が少しでも減るのではないかな?
GPSサービスを利用するのはよさそうね!今は携帯、スマホでも同様の機能があるものね。
けど、外出先で家族が迎えにいけない場合もあるから迎えに行ってくれるサービスは家族が一番安心できそう。
2.トイレでない場所で排泄・失禁をしてしまう
神経の機能障害により尿意または便意が分からなくなるためや、認知症の見当識障害によってトイレの場所が分からなくなり違うところで排泄してしまうのさ。
ただ、老化にともなって尿意をもよおしてトイレに向かうけど、たどり着く迄に失禁してしまうのは仕方ないことだと思うんだ。そのときは認知症の人の羞恥心に配慮し、大丈夫大丈夫と声をかけて速やかに処理をしようね。
そうね。認知症とは別に年齢とともに老化も進んでいることを忘れそうになるわ。けど、排泄の始末は家族にとって一苦労だと思うの。何か策があればいいわね。
対処法 → トイレの場所の案内を貼紙をし、迷わない工夫を
トイレまでの誘導を矢印で貼紙をし、ドアに大きく「ここはトイレです」と貼るのはどうかな。それでも不安なら、長時間過ごす場所の近くにポータブルトイレを置く手もあるよ。
認知症の人をよく観察すれば尿意があると、そわそわしたり、立ち上がったりとサインがあるからさりげなく声をかけて付き添ってあげるのも大切なことだよ。
オムツの使用をすればいいんじゃないかしら?
そうだね。失禁の回数が増えてきたらオムツの使用を考えてもいいと思うけど、認知症の人が嫌がる場合があるよ。また本人の意思で、トイレまで行こうとする行動を制してしまうから、僕は歩行が困難になるまでオムツは最終手段だと考えた方がいいと思うよ。
家族の思いを考えると不安な毎日を送られたと思うよ。今回は発見されたので報道されたけど、他にもたくさんの認知症の人が行方が分らなくなって家族が不安な生活を強いられてるのは知っているかい?
何も理由なく出かけるわけではなく、目的があって外に出るのだけど認知症の人は道に迷ってるという理解がなく必死になって目的地に向かうために家に帰って来ないんだね。
もちろん衣類などには必ず名前と住所を書いて縫い付けるのが望ましいね。
GPSサービスなどを利用してみよう。ただ介護する側がGPSの操作方法理解する必要と認知症の人がGPSの機器に不信感を抱く場合もあるので、できるだけ分からない場所に設置するなどの工夫が必要になるかもしれないけどね。
操作方法は誰でも使用できるレベルだし費用も月数千円なので一度試してみてる価値はあると僕は思うよ!またGPSで発見した場所まで迎えに行くサービスなどもあるから、それらのサービスを利用することで、家族の負担が少しでも減るのではないかな?
けど、外出先で家族が迎えにいけない場合もあるから迎えに行ってくれるサービスは家族が一番安心できそう。
神経の機能障害により尿意または便意が分からなくなるためや、認知症の見当識障害によってトイレの場所が分からなくなり違うところで排泄してしまうのさ。
ただ、老化にともなって尿意をもよおしてトイレに向かうけど、たどり着く迄に失禁してしまうのは仕方ないことだと思うんだ。そのときは認知症の人の羞恥心に配慮し、大丈夫大丈夫と声をかけて速やかに処理をしようね。
対処法 → トイレの場所の案内を貼紙をし、迷わない工夫を
認知症の人をよく観察すれば尿意があると、そわそわしたり、立ち上がったりとサインがあるからさりげなく声をかけて付き添ってあげるのも大切なことだよ。
今の高齢者用のオムツは本当に高性能で、尿6回分大丈夫であったり、肌が荒れないように繊維に気を使っていたりできるだけ装着の違和感ががないように薄く軽量な作りになっていたりと多種多様です
。
3.汚れた下着をタンスの中に隠してました
認知症の人にも羞恥心はあるよね。トイレに失敗し下着を汚してしまった恥ずかしさでひとまず隠して後で洗おうと考えることがあるんだ。
けれど記憶障害により、隠したこと自体を忘れてしまうので、びっくりするぐらいの汚れた下着の数がタンスから出てくることもあるんだ。
普通だったら汚れた下着を隠すなんて考えられないけど、恥ずかしいから隠してるのね!なんだかかわいい~~。
対処法 → 怒鳴らないでそっと片付けてあげましょう
かわいいとみんな思ってくれたらいいけどね。汚れた下着を見つけて叱るのは禁物だよ。隠したこと自体を忘れてるので怒られると非難されたと不信感を抱いてしまうんだ。
何も言わずに片付けるのが一番の方法だと思う。隠す場所は比較的同じところが多いから下着の数が少なくなったと思ったら探してみてあげてね。
食器洗い洗剤のボトルがウォシュレット~!?
余談ですが私の母親を介護をしていて目からウロコだったことのお話。
母親が立って自力でトイレに行けなくなりオムツをする必要になったときでした。オムツの仕方も分りませんでしたし、漠然と一回一回取り替えるものだと思っていて、入浴もほとんど出来てない状態なのにオムツだと衛生状態がとても心配でした。
そのことを尋ねてみると、オムツを変えるときに殻の食器洗い洗剤ボトルにぬるま湯を入れ尿の出て来る場所をめがけてお湯をかけます。お湯はオムツをまだ外していないのでそのままオムツに浸み込むので大丈夫です。
その後トイレットペーパーなどで軽く拭いてあげればウォシュレットと同じことになるのです!女性は特にデリケートな部分でオムツかぶれなどもありますで、清潔に保つのは大切です。
母親本人も程よいぬるま湯が気持ちいと言ってました。もし、試した事がなければぜひ一度試してみてくださいね。
認知症の人にも羞恥心はあるよね。トイレに失敗し下着を汚してしまった恥ずかしさでひとまず隠して後で洗おうと考えることがあるんだ。
けれど記憶障害により、隠したこと自体を忘れてしまうので、びっくりするぐらいの汚れた下着の数がタンスから出てくることもあるんだ。
何も言わずに片付けるのが一番の方法だと思う。隠す場所は比較的同じところが多いから下着の数が少なくなったと思ったら探してみてあげてね。
食器洗い洗剤のボトルがウォシュレット~!?
余談ですが私の母親を介護をしていて目からウロコだったことのお話。
母親が立って自力でトイレに行けなくなりオムツをする必要になったときでした。オムツの仕方も分りませんでしたし、漠然と一回一回取り替えるものだと思っていて、入浴もほとんど出来てない状態なのにオムツだと衛生状態がとても心配でした。
そのことを尋ねてみると、オムツを変えるときに殻の食器洗い洗剤ボトルにぬるま湯を入れ尿の出て来る場所をめがけてお湯をかけます。お湯はオムツをまだ外していないのでそのままオムツに浸み込むので大丈夫です。
その後トイレットペーパーなどで軽く拭いてあげればウォシュレットと同じことになるのです!女性は特にデリケートな部分でオムツかぶれなどもありますで、清潔に保つのは大切です。
母親本人も程よいぬるま湯が気持ちいと言ってました。もし、試した事がなければぜひ一度試してみてくださいね。