デイサービス施設は多くあるものの、運営体制や規模は非常にさまざま。当然働く側にとって条件の良いところもあれば、苦労を強いられるところもありますから、施設選びは慎重に行いたいものです。
今回は働きやすいデイサービス施設とはどのようなものなのか、その特徴を確認しておきましょう。

デイサービスの画像

まずは施設の基本情報を確認しておこう

正社員でもパート職員であっても、仕事がはじめやすく続けやすい条件が整っていることは非常にプラスになります。募集要項欄を見れば、応募条件などが書かれていますから必ず目を通しておきましょう。

特にチェックすべき点は、勤務時間帯、福利厚生、休日休暇、給与形態などです。また、仕事をしながら資格習得を目指したい人は、教育制度や支援制度があるかどうかも確認しておきましょう。
入社後に上記条件に合わないような問題が出てくることのないように、施設のホームページや評判をインターネット等でチェックしつつ、面接時に気になる点はしっかりと質問しておくことも重要です。

給与携帯など

勤務場所は近ければ近いほど通いやすく働きやすいですが、通勤費を負担してくれるところもありますから全体的な条件を優先すると良いでしょう。
近年はインターネットの普及により、自宅周辺のデイサービス施設の検索も簡単にできるようになっているので、ぜひ活用してみてください。

働きやすいデイサービスの特徴は?

働くスタッフが条件などを理由に辞めてしまえば、施設側にとっても大きな痛手になるもの。そこで施設によっては、運営スタッフが現場の声を聞き、より働きやすい環境を整えられるように工夫しているところがあります。
こういった施設にめぐり合うことができれば、勤務で生じたトラブルやストレスも早い段階で解消に向かい、スタッフ皆がやりがいを感じられる職場になっていくことでしょう。

笑顔があふれる職場か

例えば小さい子どもを持つ女性スタッフのために子連れ出社をOKにしているところ、限られた時間しか働けないスタッフのためにひとりひとりにあった勤務時間を考慮してくれるところ、扶養範囲内で働けるようにしてくれるところなどがありますが、これもスタッフ間の密なコミュニケーションがあってこそ。

仕事環境が整えば施設利用者さんにとっても使いやすくなりますから、ぜひスタッフ全員がしっかりと連携のとれる、明るく元気な職場を探してみましょう。

経営者や管理者の考え方が重要

経営方針などの画像

先に説明した特徴は、経営者や管理者などの運営スタッフの方針があってこそです。
たとえ人員不足で、現場スタッフの間で不満が出ていたとしてもそれに気づかないケース、見て見ぬふりをしているケースは実際にかなり多いのが現状といえるでしょう。

見極め方としては、辞めていくスタッフが多すぎる、スタッフ募集の頻度が多すぎる、スタッフ間で職場や上司への不満が聞かれる、運営スタッフと現場スタッフが話す機会がほとんどない……などですが、施設の規模によっても異なってくるでしょう。

小さい施設と大きな施設とでは抱える問題も異なってきますから、自分が働くのにどちらが良いかを事前に見極めることも重要です。過去に同様の仕事を経験したことがある人は、以前の職場と比較してみるのもよいでしょう。