学生から社会人になると、現実にストレスを感じ「仕事を辞めたい」と思う人も多いでしょう。しかし、初めてのことばかりで自分で判断するにも難しいもの。
ここでは、
- → 辞めた方がいい
- → 辞めない方がいい
今どちらを選ぶと自分のためになるのか、メリットデメリットはなにか。
損得を踏まえて「辞める前に考えた方がいい3ステップ」をまとめています。
1.人生一度きりの「新卒切符」で得られるもの
体を壊したりと心身に影響が出ている場合は病院に行ったりと休息することが大事ですが、精神的につらくて「どこまで我慢すれば?」と、自分の中の線引きが分からなくなることがあります。
(ほかにやりたいことがある場合は後述。)
しかし新卒の1番大きなメリットは、実力や経験がなくても大手や上場企業に就職できること。
転職となると、実績がないとまず入ることはできません。
もしあなたが、現在そういった会社に勤めていて、将来的に安定を求める場合は次のことを意識した方がいいでしょう。
入社した最初は失うものがなく、得るものが多い
入社したばかりは、失敗しようがどう思われようが、失うものがありません。怒られながらでも、上司・先輩・同期にいくらでも聞くことができます。
私が新卒で当時勤めていた会社は少々体育会系だったので、毎日のように怒られたり、叩かれることもありました。
当時はつらかったですが、それでも仕事を教えてもらうことで知識やスキルを得ることができました。そのときの経験は生かされ、今でも仕事や人間関係に役立っています。
あなたが後々に転職や独立、仕事を広げるという考えがあるならば、今の頑張りは今後生きていきます。
今の会社で多くのものが学べそうな場合、または安定を求める性格の場合、人生1度きりの「新卒」を棒に振ってしまう前に「自分の求めるもの」を確認しましょう。
もし求めるものが「やりたいことがある」の場合を次に書きます。
2.「つらい→辞めたい→やりたいことがある」場合は危険
例えば
- 本が好きなので出版関係の仕事に就きたい
- 楽器をずっとしていたので音楽で食べていきたい
- 看護士の資格を取って将来的に安定したいので専門学校に行きたい
やりたいことや夢があるため、仕事を辞めるという考えはとてもいいと思います。
しかし、新卒入社の場合はここにトリックが仕組まれていて大変危険です。
- 危険
-
またミスして怒られた。この仕事向いてないな。
↓
本当は、昔からやりたいことがある。
↓
辞める。
このように、
つらいことや失敗がきっかけとなり、「やりたいこと」ができていませんか?
どうしても叶えたい夢がある場合、いつまでも引きずるより動いた方がいいでしょう。
しかし、辞めたい気持ちから生まれた目的は、そのあとを想像してみてください。
退職後に気持ちが解放されたことにより
「特にやりたいことではなかった。」と次の行動に進まない人の割合が多いという現実。
新卒のメリットも仕事も失い、結果もっと苦しむこともあります。
ただ、この場合は今の仕事をしながら行動を起こす目標に向かう熱意があると解決します。次を見てみましょう。
3.気持ちに余裕が生まれること
仕事を辞める前に、転職先を探したり、学校に行きたい場合は、まず資料を取り寄せたりと次の1歩を進めてみましょう。
するとあなたに大きな変化が訪れます。嘘だと思ってやってみてください。
- 例えば
-
転職サイトを眺める。
学びたい・取得したい資格の教科書を手に取り、軽く読んでみる。
あなたが仕事を辞めたいと考え、インターネットで情報を探していることも大きな1歩です。
「みんな結構つらそうだな。」
「第二新卒って転職に有利なんだな。」
「教科書読んでみたら興味がなくなるぐらい難しい。」
いろんなことを感じた上で行動すると、あなたにとって良い結果が生まれます。
ほかにも突発的に辞めるのではなく、「次のステップに向けて行動している。」と思えることで、気持ちに余裕も出てきてオススメですよ!
まとめ
仕事辞めたいと感じたとき、辞める前に
- 現在の会社で学ぶことがあるか。つらくても仕事を教えてくれる上司がいるか。大企業特有の将来的な安定を望んでいるか。
- 辞めたい理由から「やりたいこと」を作っていないか。
- 今の仕事を続けながら、転職活動や勉強など行動を起こしたか。
このことを考えてみてください。
それでもなお「辞めたい!」と感じるなら、それは次の大きな1歩となります。自信を持って進んでください!
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