「お金がない…」そう思いながら、仕事があるだけ幸せだよね…と自分に言い聞かせて、仕事も子育ても頑張っていました。
でも、これから収入が増える見込みもないし、
はぁ…空からお金でも降ってこないかなぁ。
そんな、どうでもいいことを考えながらsnsを眺めたり、ネットで節約情報を検索するような日々を過ごしていました。
でも今は大変ありがたいことに、この文章を書いている現在、フリーランスのライターとして活動させていただいています。
副業でライターを始めて、飽き性で何でも続けるのがニガテな私でしたが、「楽になりたい!」という想いで頑張ってきました。
その過程で、私のやったこと全て、体験談、リアルに感じた気持ちを話します。
Webライターとして活動したきっかけ
元々はブロガーで広告収入を得て、副業で月に5万円ぐらい稼げたらいいなと安易に考えていました。
でも、ブロガーもYoutuberでも何でもそうですが、すでに活躍している人がいっぱいいる場所に新規参入しても現実は厳しいです。
そんなときにsnsで繋がっていた主婦の、「副業ライターから独立することになりました!」という投稿を目にしました。
(いいな~すごいな~)
尊敬と羨ましい気持ちで、私自身もこのまま収入に繋がるか分からないブログを続けるより、しっかり地に足を付けてWebライターとして活動してみようかな。と思いました。
2019年半ばぐらいことです。
試しにクラウドソーシングに登録したことが、Webライターとして活動するきっかけになりました。
最初は文字単価が0.3円。稼げるのか?いや稼げないのでは…?
はじめは、クラウドソーシングに掲載されている記事の作成依頼を眺めて(私にできそうだなぁ)と目に付いた内容に応募して、なんとなくライター活動を開始しました。
でも、はじめは単価が低いんです。ほんとに。(切実)
文字単価が0.3円とか普通にあります。
1000文字書いても300円。
2000文字書いても600円。
3000文字書いても900円
4000文字書い…(略)
そこから手数料とか引かれると…え??独立してフリーランスになった人は、いったい1日にどれぐらい書いているの?
Webライターって本当に稼げるの?
無理じゃない?
そんな軽い絶望と、いやいや諦めるわけにはいかない。といった気持ちで右往左往しながら、いろんな先輩Webライターのsnsを見ては情報収集して、どうしたら稼ぐことができるのか正解を探していました。
先輩Webライターの意見としては、こんな感じだったと思います。
・まずはブログを立ち上げてポートフォリオを作ろうとか、
・安くても、最初は実績数が必要。とか、
・単価を上げるにはSEOライティングを勉強すべきとか、
・直接、メディアに所属するライターになった方がいいとか、
…などなど。
今なら分かるのですが、たぶん、どれもがライターとして収入を上げるために、フリーランスになるために、その人その人が行動した結果であり、正解なんだと思います。
でも、全部を鵜呑みにしても頭はパンクしてしまうし、副業という生活スタイルでは時間は限られているので無理はできません。
だから、自分なりに仕事や育児、家事に支障が出ないようにWebライターとして収入を増やしていくにはどうしたらいいいのかな?(本当に!!どうしたらいいの~~???)と頭を抱えながら(実際に抱えました)、いろいろ試しました。
副業でストレスがたまり普段の生活にイライラが増えたら、それって良いのだろうか?ってモヤモヤすることも多かったんですよね、当時は。どうにかしたかったんですよ。
それで結局、私の行きついたやり方は単純なものでした。
無理のない案件をこなして継続することと、仕事をもらえるように提案して、自ら発信すること。
次に具体的に書きます。
副業ライターとして月の収入が8万円を超えた。
ライティングの単価を上げようと何かしたのではなく、結果的に単価が上がった形ですが、わたしが実際にやった方法は、こうです。
クラウドソーシングで単価が高く他の応募者が多い仕事は、私の場合は相性が悪かったです。
単価の高い仕事を探したり選んでるだけでも、いつのまにか時間は過ぎているし、案件がとれなくても悲しいですし。
だから、私はまず継続することを意識して、多少は安いと感じる依頼でも興味のある案件を選びました。精神的な安定を望んだ行動だったのかもしれません。
そして、いくつか依頼をこなしていく中で、1つのクライアントと信頼関係が構築されていくのが分かりました。
同じクライアントの仕事を受注したり、継続案件をもらうことで単価も少し上がりました。
それで、どんな案件でも数回の関係で終わらないように丁寧に仕事をして、クライアントとのやり取りで「〇〇が得意です!」「よければ〇〇します。」といったアピールをコミュニケーションの一環として取り入れて、他のお仕事もいただくようにもなりました。
こうして案件をこなしていると、ライターとして直接契約に繋がるようになりました。
直接契約に繋がる
クラウドソーシングを挟まずに、仕事の依頼をお願いされる形です。
直接契約につながると、単価もあがり、ライターとして収入が増えていきます。
このことで、少しWebライターとして充実感も出てきました。これは副業でWebライターとして初めて記事を書いてから、6か月~7か月目ぐらいのことです。
気づくと、副業として始めたライターの収入は月8万円を超えていました。
本業の仕事をしてご飯を作って子供を寝かしつけて、それから副業でライティングして、また次の日も仕事で、もちろん大変だったけれど、でも周りの協力もあって、やってこれました。
長期契約の案件や、直接契約だと業務に慣れも出てくるので、記事の納品までのサイクルが安定しているのも良かったと思います。
精神的に負担になりそうな案件には手を出さないのが、私には大正解だったと思います。
そしてこの頃に、副業としてではなく「ライターとしてもっと活動したいかも…」という気持ちが芽生え始めていたと思います。
フリーランスになれたのは提案力。それと入り口を増やして自分から仕事をとりにいくのが大事すぎた
副業ライターとして半年ほど経ったころには、クライアントに「〇〇みたいな記事の見せ方はどうですか?」みたいな提案をしたり、snsやいろんなクラウドソーシングで自分から発信して仕事をとりにいくようにしました。
Webライターを始めたころは、依頼されたまま記事を書いていたので「提案する」という発想がなかったんですよね。
だから、お金になりそうな仕事がとれずにしんどかった。
でも、自分に相性の良い仕事だと提案できるし新規の仕事もとりやすくなります。
そこで、いろんなクラウドソーシングで「〇〇の記事を書きます!ライター実績〇〇」と投稿して自分を売り込んだり、窓口を少しでも増やして自分のポートフォリオに繋いだり、snsでライターとしての活動を発信しました。
これは本当にして良かったです。
クラウドソーシングにある依頼ばかり見ていても、収入はたぶん大きく増えません。
だから、仕事を依頼される窓口を増やして発信することが本当に重要です!(まじです!)
副業でライティングを始めてから、やったことをまとめると、
- 無理のない継続できる案件で記事を書く
- 継続することで信頼感を得る。
- 続けることで、提案できるようになる。
- 直接契約してくれる企業が出てくる。
- 実績が増える。
- 公開してもいい記事をsnsやブログでポートフォリオとして公開する。
- 多くのクラウドソーシングに登録して窓口を増やして、ポートフォリオに繋げる。
無理のないジャンルで実績を積むうちに、クライアントが望むことも分かるようになり、少しずつ自分が望む単価以上の仕事を受けられるようになったという流れです。
フリーランスのWebライターとして活動するため会社を辞める。
少しずつですが直接契約してくれるクライアントさんや、専属ライターとして書かせてもらうケースが増えて副業でやっていくには忙しく、勤めていた会社を辞めることにしました。
副業でライターを始めて1年が経っていました。
フリーランスになるために辞めたというより、両立が難しくなり、(これからの人生…どういうふうに生きたいかなぁ)と私なりに考えて、Webライターとして活動したい気持ちの方が大きかったから独立した感じです。
独立してからWebライターとしての収入
会社を辞めたときのWebライターとしての収入は、会社員の給料よりも少なかったですが、もっとライター業に集中できれば収入が上がる見込みがあったことと、コロナ禍で先々の人生リモートで仕事できるメリットは大きいなと感じて家族と相談して決めました。
おかげさまで、フリーランス3か月目で月収30万円を達成することができました。
もちろん人生なにが起こるか分からないので、現状に満足しないように心掛け、そして今も順調に収入が伸びているので引き続き頑張っていこうと思います。
この時代、副業を始める人が周りにも増えて社会の働き方やシステムがすごい速さで変わっていきます。だから、自分にできることを増やして、アップデートしていくことは大事だと思います。
それもあり、私はライター業で個人事業主として開業しました。
だからこの先も、Webライターの生活を基盤にして多くのことにチャレンジしていこうと思います。
最後に、これからフリーランスのWebライターになりたいと思っている人へ
人生、なにがあるか分からないので、正解なんて分かりません。でも、どうにか今を変えたいなら行動を起こすことが必要です。
フリーランスになりたいとか、
生き方を変えたいとか、
そんな大きな目的じゃなくてもよくて、
ちょっとした行動を起こすことで、それがきっかけとなって、自分が変化していく場合があります。
私の場合は、snsを眺めていて、独立した人の影響で、なんとなくライターを始めたのがきっかけです。
それで無理のないよう継続して、
実績を作り、
思いつく限りのサービスに自分を発信して、
そこからポートフォリオに繋げて、
したい仕事を増やしたり、仕事を “自ら取りに行くような自分” へと変わっていきました。
フリーランスのWebライターになりたいという目標もいいし、まずは目の前のできることから始めても良いと思います。
これからも、どんどんチャレンジしていきましょう!
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