事務系の副業から始めて在宅フリーランスになるまで私がやったこと

山里ヨシエ山里ヨシエ

事務の仕事をしている女性

在宅で事務代行のお仕事をしている山里ヨシエです。
副業で事務作業を始めてから、もうすぐ1年が経ちます。

社会が目まぐるしく変化する中、「おうちで事務の仕事とかできないかなぁ」と考える人は多いのではないでしょうか。

わたしは今、事務のフリーランスとして生活していますが、それまで当たり前のように電車通勤をして会社に勤めていました。

これに至るまでに行動したこと、悩みや不安を抱えてきた生き方と現在のことについて書かせていただこうと思います。
副業を始める上でもきっと役に立つので、見ていただけると嬉しいです。

副業を始めた理由

副業を始めたのは単純にお金がほしかったからです。今のところ結婚などの予定はなく、このまま1人で過ごすのかなぁなどと将来を考えると悩みがたくさんありました。
給料があがる見込みはなく、出世の道もない。転職してステップアップできるようなスキルもありませんでした。

先々のキャリアプランを考えても、当時働いていた環境では正直なところ意味がないような気もしていて「このままでは貯金もあまりできないな~。かといって遊んだり好きなことを我慢するのも…。」といった具合に、なんとなく過ごす日々でした。
そこまで悩んでたわけではないけど、同級生と話すとたまにモヤモヤしたり落ち込むこともあるといった感じ。

備えあれば憂いなしと言うけれど、その備えが足らない。備えにくい生活。できるだけお金も時間も余裕がほしかったんだと思います。

そんなとき、プログラマーをしている友人が「これから経理とかもネットで個人に頼んだり自由な時代になっていくだろうね」みたいなことを言っていて、なんとなくそれが頭の片隅に残っていました。

事務も副業でできるのかな。。募集してるかも…ちょっと探してみよう

友人の話がきっかけで、なんとなく有名なクラウドソーシングをいくつか見て、「事務系の仕事が募集されてないかなぁ」と、探してみました。
ほとんどがイラストやプログラミングなどスキルを販売する仕事やライターなど、CMで見かける代わり映えの無いものでしたが、

家でごろごろと探していると、ちらほらと在宅可でネットショッピングのお手伝いしてくれる人を募集中。みたいな案件がありました。

ただ、正直わたしはweb関係は得意ではありません。「専門性を求められたらめんどうだし」と、スルーしようと思いました。

わたしは流行りものや話題性のあるものには躊躇するところがあって、マッチングと聞くだけで抵抗があったりします。石橋は叩きすぎてしまい結局は渡らないタイプです。

でも、友人の言った「これから経理とかもネットで個人に頼んだり…」の、
この言葉が気になってたんです。

もしかすると、今みたいに普段なら流そうとする瞬間が人生にはいくつもあって、選択肢が用意されているのに気づかず、そしてまた私は何かを逃してしまうんじゃないか…。
そんなことがフト頭をよぎりました。

そんな大それた話ではないかもしれません。でも、なんとなく考えてしまいました。

それで、その日はいったん寝かせて、また明日も募集されているようなら応募してみよう!と思い、次の日も気になっていたため求人に応募することにしました。

結果、何度か相手と連絡を取り合って土日にデータ入力のお仕事をいただくようになりました。
これが副業を始めたきっかけになりました。

意外と「個人で仕事を受けるって、こんなもんかぁ」といった印象であっさりと事が進み、週末の副業生活が始まったんです。

事務代行の始まり。フリーランスになった流れ

週末の副業生活が始まり、土日も家で5~6時間はパソコンに向かって仕事をするようになりました。

1日中まるまる休みがなくなるのはイヤでしたが、バイトとは違ってある程度は自由な時間に業務できる契約なこともあり、またクライアントの人も丁寧で直接人と会うことがないので対人的なストレスもありませんでした。

1か月が過ぎて、本業との両立がきびしいなら辞めようと思いましたが、そんなときに生活が一変しました。コロナです。

女性の足。一歩を踏み出すイメージ

緊急事態宣言の期間中、会社は休みになりました。観光業だったこともありリモートワークもできず、仕事もないので完全に休みです。

誰もが経験したことのない未曾有。

勤めていた会社は日々状況が変わってゆく中で混乱していました。一応給料は出るので安心でしたが、「でも本当に先々…大丈夫かな?やっていけるのかな?」と不安は募り、なにがこの先自分にとって大切なのか働き方について真剣に考えるようになりました。

その中で気づいたことは、副業で始めた事務作業は元々リモートなので変わらず、こういう仕事を増やせばフリーランスとしてやっていけるのかな?ということでした。
そんな淡い期待や想いが生まれたり、(でも、さすがに会社を辞めるのはちょっと…)そんな毎日だったと思います。

緊急事態宣言の期間が終了し、観光業は厳しい日々でした。
お客さんからのクレームは多いし、不慣れな対応は重なり精神的にもぼろぼろ。

こんな日々がこれから続くのかな?いや、でも感染者は減ってきてるし、いつかは明ける日が来るのかな?ずっとモヤモヤしながら抜けないトンネルをさまよっている感じ。そんなとき、副業先のクライアントから「他の事務系のお仕事を頼めたりします?」という話をもらいました。

連絡をいただいたとき、(それはちょっと…)と一瞬、躊躇しましたが、よく考えると願ってもないチャンス。
普段のわたしなら、たぶんお断りしていたと思います。唐突に変化をともなうことは避けて通りたい性格なので。でもこのとき、数か月先もコロナがおさまらないなら退職もあるなと考えていました。

だから、もう個人でやっていこう、もし失敗したらウーバーイーツとかバイトとかしてやっていこう。と、自分で自分の舵取りをしていきたい、そんな気持ちがあふれクライアントに「やりたいです!」とお返事しました。

ずっとモヤがかかっていた自分の将来。「この先、ずっとこんな感じかな。」みたいな気持ち。それで守られてきた生活はあるけど、気持ちはしんどかった。だから、どこかで変えたかったんです。

今までの社会とは違って、働き方がコロナによって変わり、それが自分の人生にも大きく影響して、自分から動かないと楽にはならない。と思うようになったんです。

それでわたしは会社に辞めることを伝え、事務系のフリーランスとして個人で活動するようになりました。

事務系フリーランスという働き方は、始めやすくなってきている

現在、ありがたいことに在宅でできるデータ入力や記帳代行などの仕事をさせていただいていますが、以前のわたしではフリーランスとして事務をするなんて考えもしませんでした。自分とは関係ないと思っていたから。
でもそんな仕事って、わたしみたいに関係のないと思っていても、わりと家でできる事務仕事ってあるんだなというのが実感としてあります。

最初から関係ないと思ってものごとを見るのではなく、とりあえずでいいから行動に起こすのは大事だと思いました。それに今は社会のオンライン化が進み、ちょっと調べただけでも在宅でできる仕事がたくさんあります。(在宅で事務の副業したい人を募集中

事務系フリーランスという働き方が、始めやすい時代ではないでしょうか。求人情報や副業のマッチングサイトとかを見ても、経理や事務代行を個人に依頼するクライアントも見かけますし。

これからのこと

わたしは観光業という仕事で先々の不安が大きく、副業からフリーランスになるのに踏ん切りがつきやすかったんだと思います。ただフリーランスに限らずとも、今後はもっと個人が活動しやすくなるでしょう。
新しい仕事を見つけたり、副業など始めやすくなる社会が来てると感じます。

ピースサインをする女性の手

最近は通販サイトの運営代行だったりと仕事も広がり、個人から個人への依頼も増えてきた感触があります。会社勤めのときより収入も多くいただけるぐらいになってきて、これからが楽しみでもあります。

もちろんこの先の時代は、誰もがどうなるか分からない。だから収入を増やしたかったら仕事を増やすだけ。それに尽きると思います。

会社に勤めたままだったとしても給料はどうなっていたか分かりませんし、少なからずストレスや不安を抱え続けていただろうなぁとは思うので、自分で自由に生き方を選べるのは大変ありがたいですね。

SNSでトレンドにあがったりもしましたが今は風の時代と言われることもあり、これからは柔軟さが求められると思います。
わたしはこの先、自分でキャリアを積むこともできるし、新しいことにチャレンジもできます。

だから自分にできそうなことを増やして、もっと自由に生きていこうと思います。

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