「現実は厳しい。」仕事がないカメラマン。仕事の壁にぶつかった時の話

KATIKATI

こんにちは、フリーランス3年目のKATIです。

あなたは勤めている会社に対して「この会社…倒産するかも。」と思った経験はありますか?

僕はあります。

この悪い予感は当たり、僕が当時勤めていた会社は今はもうありません。

ひとりで景色を眺める男性

人生は山あり谷あり。仕事って、いつ何が起きてどうなるか分かりません。

またAIしかり最新技術によって流行る仕事もあれば、厳しさを増す業界もあります。

さて。昨年の末に出会ったカメラマンの方と、今後の働き方や、仕事の壁にぶつかった時について話す機会がありました。

仕事で食べ続けていくために大事な話だったので書き残そうと思います。

・今後フリーランスになろうと思う人
・好きなことを仕事にしたい人
・カメラマンを目指す人

このような人にとって参考になるでしょう。

昨年の末のこと。仕事がなくなった経験を語る

僕は以前イベント会社に勤めていたのですが、コロナ禍で仕事がなくなり倒産してしまいました。

ただ幸いにも倒産する前に動画編集の仕事でフリーランスになっていたので、なんとか仕事探しには困らず生活できていました。

そんなこともあって「収入源はいくつか持っておきたいなぁ」と思い、今はWebライターの仕事に注力しています。

それで昨年の末のことです。

Webライターの仕事を紹介してくれるクライアントさんが「忘年会をするので、KATIさんも一緒にどうですか?」と声をかけてくださったので参加させていただきました。

その忘年会で、同じくフリーランスであるWebデザイナーの方と席が隣になりました。
(田中さんと呼ぶことにします)

初めは田中さんと他愛のない話をしていましたが、僕の趣味のカメラがきっかけで話が弾みました。

「僕はカメラが好きで、たまに仕事で撮影することもあるんです。」
田中さん「カメラ!実はわたし、元々カメラマンなんですよ~。」
「えー!そうなんですか!?カメラマンからWebデザイナーに?」
田中さん「そうなんです、いろいろあって…。いや、正確にはいろいろ無くなって…」

カメラマンの現実は厳しい

どうやら田中さんは、元々カメラマンの仕事をしていたそうです。

それがコロナで仕事がない状況が続き、今はWebデザイナーとカメラマンの二足の草鞋で生活しているとのことでした。

田中さん「ほんと…カメラマンの現実は厳しい。。」「でもずっとこの業界でやっていけるのかなって不安だったので、とうとう(コロナがきっかけで)来たか……。という感じもあったんですよね。」

カメラを持つ女性

どうやら僕たちはコロナによって、
イベントの仕事がなくなる僕。
イベントがなくなることで撮影の仕事がなくなる田中さん。という構図のようでした。

憎きコロナめ…!

そうしてお互いの共通した話で盛り上がり、僕もあのままイベント会社に勤めていたらどうなってたんだろう?なんて考えながら会話を楽しんでいました。

それで、お酒も進みながら話は続きます。



田中さんは写真を撮るのが好きで、その好きなことを仕事にしたい気持ちでにカメラマンになったようでした。

でもカメラマンの仕事は現実的に厳しいとのことで、カメラを本業にご飯を食べていける人はいるけれど……と言葉を選びながら話していました。

やはり個人で続けていくには技術がいくらあっても難しく、そこは営業であったりマーケティングであったり、自分を売っていくスキルがないと厳しい状況なんだという話を聞きました。

仕事で壁にぶつかった時にどう動くか?

僕もカメラマンとして仕事をいただく時があるので、思うところがありました。実は一時期「カメラで収入をもう少し上げられないかな?」と考えたことがあったんです。

ただ知り合いの話でも「カメラマンは稼げない」とか、フォトグラファーの将来性について危惧している人、仕事がなくて生活できないといった状況も見聞きして、あくまで趣味という位置づけにとどまっていました。

忘年会のバル

田中さんは続けてこのように話していました。

「コロナで立て続けに仕事がなくなって1か月の予定がほぼ真っ白になった時、ほんと壁にぶつかるって、こういう事だと思いました。もう本当に……実際に壁にぶつかった音なんて聞こえはしないですが、心の中でドーン!って当たったというか。」

うなづく僕―――。

田中さん「だから、このままでは絶対にダメだと思って。それで以前から興味のあったWeb業界に足を踏み入れたんですよね。」

KATI「あ~そうだったんですね!」

田中さん「でもそのおかげで、今こうしてデザインの仕事もそうですし、Webサイトに使う写真撮影の仕事ももらえることもあるので、結果よかったんじゃないかなって思います。

田中さんはWebデザイナーの道に進んだからこそ、好きなカメラの仕事も続けられると言っていました。

業界や職種を問わず「仕事とは?」なんて大きな話になりますが、仕事は時代に合わせて変えるべきところは変えないといけない
それで、壁にぶつかった時にどう行動するか?が大事だと思います。

今までやってきた仕事を、

・そのまま続けるか?
・続けるために他の要素を取り入れるか?
・まったく別の方向を目指すか?

その時代に何を求められるか?で結果は違ってきます。

なにより先々どうなっていくか需要を考えて行動を起こさないと、仕事を続けていくのは難しいと常に思います。

ずっと仕事を続けるためにアップデートが絶対に必要

僕はたまに「その行動で、その仕事で、将来もご飯を食べていけますか?」と、自分自身に問うことがあります。

これはイベント会社に勤めていたときに強く感じていたことです。だからこそ職を失わずに済みました。

あなたの仕事はどうでしょうか。

AIなど技術の進化で将来はどうなるのか、日本はどんな国になっていくのか、いろんな面で先が見えずに期待と不安が多い日々です。

でも確実なのは、仕事を続けるためには自分をアップデートする必要があること。
それは間違いありません。

仕事がなくなった時。壁にぶつかった時。どう動くかが大事だし、前もって将来のために今から収入源を増やしたりスキルを養っていくことが大事だと思います。

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