こんにちは、毛利です。
子供の頃に「勉強って何か役に立つの?」「この時間で働いた方が将来のためじゃない?」と感じた人はいませんか。私はあります。
当時は「英語だったら翻訳の仕事に就けるけど…」みたいに思っていて、他の教科を勉強する目的が分からず私はテスト前だけ勉強する子でした。
それが成長するにつれて多くの職業を知り、視野も広がります。
「学ぶのって苦痛ではないんだ」と気持ちの変化にも気づき、勉強は工夫次第で続けられるものだと分かりました。
そんな私の勉強を続けるコツをシェアします。
【まず第一に】モチベーションに振り回されるのをやめる
勉強って初めはモチベーションが高くて「よし、今日から頑張ろう!」と意気込んではいるものの、その状態は長く続かないですよね。
数日経って「やる気がない状態」になっていくと、再び重たい腰をあげるのは難しいです。
だから基本的に熱は冷めるものとして考え、その熱が冷めたときのモチベーションに振り回されないよう、次の手を用意しておきましょう。
具体的な方法を次にまとめました。
社会人が勉強を続けるコツ、飽きさせない工夫7つ
何をしても続かない人や、何か新しいことに挑戦する社会人にとって勉強を続けるコツをご紹介します。
コツ1「無料で乗り切ろうとしない。教科書を買う」
まず勉強を本格的に始める前にネットで調べて、無料で学べるサイトを見ながら、とりあえず独学する人っていると思います。
私もまずはネットで調べるのですが、少し学習を進めると教科書を買います。
なぜなら無料で始めるということは、いつやめても損しない。いつやめても構わない状態をつくるからです。
だから、ある程度のことを知って「もっと勉強しようかな。」と思ったときは、勢いよく教科書を選んでみましょう。そして購入しましょう。
すると「教科書を買ったから勉強しよう!」という意識が働き、飽きが来るのを制して新鮮な気持ちで勉強を進めることができます。
初期のモチベーションが下がる前に、ぜひ教科書の準備をしましょう。
コツ2「習慣化する」
教科書を手に入れたら、1日のうち心身ともに無理をしない時間帯に10分ほど勉強する時間を確保しましょう。
もちろん10分以上でもいいですが、とりあえず教科書を開こうと行動するのが大事。
社会人にとっては1日1時間を確保するのは難しいときもあります。だから(10分だけだったら、まぁやるか)と教科書を開く習慣が必要なんです。
モチベーションは裏切りますが、習慣は裏切りません。
休日は勉強しなくてもいいです。
無理したり高すぎる目標を立てて「無理だ…」となっては続けられるものも続きません。
だからハードルを低く保ち、まず1日10分だけ教科書を開く習慣をつけましょう。
コツ3「勉強をやめるきっかけを作らない工夫」をする
勉強でも趣味でも、自分の成功したイメージを想像する時はありませんか?
(このまま頑張れば、いつか…)と、活躍している自分や、成績で一番をとっている自分、収入アップしている自分のイメージです。
こうして気持ちを高めるのは原動力になり、大変良いと思います。
ただし自分の頭の中だけで成功イメージを膨らませるだけでなく、それ以上にSNSなどで情報収集するときは注意が必要です。
同じように勉強している人を見て「うわ、この人すごい…」と衝撃を受けることもあります。
自分の現在のスキルと比較して、現実を目の当たりにしてしまう。
すると「ちょっと難しいかも…」と、今までのやる気が一気にサーっと引いてしまうかもしれません。
他人と比べることがきっかけで勉強をやめるのはもったいないです。
だからSNSでは勉強に関わる情報を見ないようにしたり、勉強をやめるきっかけを作らない工夫をしましょう。
コツ4「具体的な目的を持ち、続ける理由を明確にする」
冒頭に書いたように、子どもだった頃の私は普段から勉強する習慣がなかったんですよ。
自分にとって勉強する理由や目的が「受験で合格すること」だったので、受験対策をして人生のイベントをこなしてきました。
ただ勉強を続けるためには習慣化も必要だし、目的を具体的に持つことも必要。社会人は結果ありきなので、なおさらです。
例えば今の勉強を続けることで「自分の〇〇が変わる」「〇〇ができるようになる」「1年後に〇〇になっている」といったようなものです。
勉強する目的が具体的なほど「なんのために勉強するの?」という疑問がなくなるので、行動に迷いが生じません。より頑張ることができます。
コツ5「勉強が続けやすいジャンルを選ぶことも大切」
そもそもの話ですが、今なにか勉強したいけど何を勉強したらいいのか決めかねている人もいるでしょう。
その場合は勉強を続けやすいジャンルで選ぶのもオススメです。
続けやすいジャンルとは次のようなものです。
- 楽しいと感じたり興味のあるジャンル
- 趣味にも仕事にも活かせる柔軟性のあるジャンル
- 勉強方法によって時と場所を選ばないジャンル
知識やスキルが習得しやすいもの、日常生活への負担が少ないもの、日頃の行動に馴染みやすいものも、続けられる要因になります。
コツ6「楽しい!と感じる勉強方法を見つける」
子供の頃、夜遅くまで勉強している父を見て私は「大人になっても勉強するの…?」と思った記憶があります。
大人って大変だなぁ……と思っていたけれど、今では勉強するのがしんどい時もあれば楽しい時もあります。
この「楽しい!」と感じる時間を作るのも勉強を続けるコツです。
私は社会人になって20代前半のころ、再び英語を勉強し始めました。
しかし家でひとり黙々と勉強していると、だんだんと飽きてきたんです。
(このままじゃ…ダメだな。)
そう思って環境を変えてみようと英会話スクールに通い始めたところ、とても楽しかったんです。それで学習がとても進みました。
だから同じ勉強をするにしても、学ぶ場所を変えたりアプリやゲームを使って楽しむ方法を取り入れてみましょう。
コツ7「仲間と一緒に勉強を始める」
勉強を続けられる環境づくりや、勉強せざるをえない状況に身を置くのもオススメです。
たとえば周りの仲間と一緒に学び始めて、勉強を一緒に頑張る状況を作るとかです。
また他には学習したいジャンルのスクールがあれば、お試しで利用するのもおすすめです。
同じ勉強をする仲間がいる空間は刺激になりますよ!
勉強を続ける方法まとめ
- 最初の意気込みや熱は冷めるものとして考える。モチベーションに振り回されない
- 無料の範囲で勉強しない。いつやめても構わない状況から脱出
- 1日10分ほど教科書を開く習慣をつくる
- 他人と比べて勉強をやめるきっかけを作らない
- 勉強を続けるための具体的な目的を持つ
- 勉強が続けやすいジャンルを選ぶ
- 「楽しい!」と感じる時間を作る
- 同じ勉強をする仲間をつくる
以上、勉強を続けるコツでした。
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