アルバイトに応募しようと電話をかける際に、何気ないことで印象が悪くなること、ちょっとした気遣いで印象がよくなることをまとめています。
アルバイトの電話のかけ方「応募のとき絶対NG集」
「了解です」はNG!?
普段何気なく使っている言葉でも、目上にあたる相手に対して「了解」はNGという意見が多いです。
ビジネスマナーとして使わない方がいいでしょう。
この場合、相手が聞き取りやすいように
「分かりました。」「承知しました。」「かしこまりました。」と、正しい敬語で話しましょう。
「っス!」と聞こえてしまわないように
「です」と言っているつもりでも、声が小さかったり早口で喋ることで「っス!」と聞こえてしまう場合があります。
相手は高校生や大学生、部活の仲の良い先輩ではありませんので、ゆっくりと常識ある丁寧な口調で「~です」と話しましょう。
スケジュールがすぐに分からない。スマホのカレンダーを見る
「面接日でご都合のいい日はいつですか?」
と聞かれたときに「ちょっと確認しないと分からないのですが~」といったことは返答はNGです。
アルバイトの雇用側からすると、「まず確認してから電話をかけて来い」と思うでしょう。
その際に、スマートフォンのカレンダーを見るといった作業も手間がかかるので、電話をかけるときは、あらかじめ自分の都合の良い日を数日こたえられるように。
面接日を聞かれた場合にベストな電話の返答方法としては、ある程度都合の良い時間を指定して日にちは相手に選んでもらうといいでしょう。
- 例
- 「平日は17時移行なら大丈夫です。休日は今月であればいつでも空けられます。」
また、面接応募の日程を決めるのに既にスケジュールが詰まっていては話になりません。
(※ 高校生や大学生の場合、「○○時までは学校があるので~」と、話の中で学生であることを先に伝えておくと親切です。)
携帯の電波が悪いところで話す
電波が悪く、声が聞こえにくいところで応募の電話をすると印象はとても悪くなります。
雇用側、経営側にとって普段の業務とは別に、アルバイトの面接日時を合わせる段取りや、何十人もの面接時間を割くことは大変な労力になります。
もちろん電話で面接日時などのやり取りに間違いがあってはいけません。
よって、会う前からそういった配慮ができない人ととられてしまないように、電話をかける前に電波状況は確認をした方がいいでしょう。
また、できるだけ静かな場所で電話しましょう。
レストランなど飲食店の中で電話することは、ガヤガヤ音が聞こえるので絶対にNGです。
先に電話を切る
あなた「承知しました。場所は、●●に載ってある▲▲でよろしいでしょうか?」
相手「はい、そこでスタッフに『アルバイトの面接に来た』と言っていただければご案内しますので。
では、○○日の2時によろしくお願いします。」
あなた「ありがとうございます。ではよろしくお願いします、失礼いたします。」
電話を切る(ツー ツー)
相手「・・・・」
このように丁寧な言葉や、しっかりと受け答えをしていても、最後電話を切るときに先に切ってしまうと台無しになってしまいます。
相手が電話を切ったのを確認してから自分も切りましょう。
ただ、相手の方が切らないときもあります。その場合は、次のことに気をつけます。
電話を「ガチャッ」と切る
自分から電話を切る必要がある場合に、固定電話などの受話器を「ガチャッ」と下ろして切るのはNGです。
この音は相手に聞こえるので、「一般的な常識がない人だな」と思われることは多いです。
受話器を下ろして電話を切るのではなく、そっと指で押して通話を終えましょう。
アルバイトの電話のかけ方「面接までに好印象&心がけ」
復唱&メモを用意しておく
電話の場合、目で確認できるものではないので言い間違いや、言い忘れをすることがあります。
日程を合わせたり、面接に持参していく物などの説明を受けているときは、相手の言ったことを復唱したりメモをとることを心掛けましょう。
- 【ポイント】電話を切る前に
- 「では○月○日の午後2時より、よろしくお願いいたします。」と言うことでも、相手と自分の最終的なチェックになります。
電話する時間帯に気遣いを
例えば飲食店の場合、お昼前後の11時~14時はとても忙しいです。
電話かけたとしても「折り返し電話をするので~」ということはよくある話なので、面接の応募する会社やお店の業態によって電話する時間帯に気遣ってあげると親切です。
それだけで、あなたの印象はグッと良くなります。
【まとめ】アルバイトの電話のかけ方、面接に受かるために
アルバイトの電話のかけ方をまとめると、このようになります。
【電話をかける前】
- 事前に都合のいい面接日を把握しておき、静かで電波のいい場所で電話をかける。
- 電話をかける時間帯に配慮すると、印象が良い。
【電話の最中】
- 「了解」は使わずに正しい敬語で、丁寧な口調で話す。
- 面接の日程や、必要書類など復唱すると間違いが起こりにくくて安心。
【電話を切るとき】
- 電話を切るときは、相手が切るのを待つ
- 自分から切る必要がある場合は、受話器の音がならないように気をつける。
そして、いくら電話で印象が良くても面接日の身だしなみやマナーが悪いと台無しになってしまうので、清潔感のある服装で、最低でも5分前には面接会場に訪問しましょう。
(15分以上前になると反対によくない印象をあたえるので注意)
以上のことをに気をつけて、アルバイトの面接に励みましょう。
※ 歴書の書き方失敗例「ついやりがちな”14のNGワード”」