【履歴書の書き方】学歴の早見表は必要なし!簡単に卒業年が分かる方法

【履歴書の書き方】

履歴書には学歴・職歴・資格など、年月を埋める項目があります。人によっては10ヶ所以上書かなくてはなりません。

早見表は便利ですが、毎回調べるのが面倒だったり、面接時に質問されたときなど「○○年生まれなので、私は~」といった年号を答える場面にはまず対応できません。

そこで今回ご紹介する簡単な方法を使うと早見表の必要はなく、さらに履歴書以外にもいろんなシーンで役に立つのでぜひご活用ください。

学歴年度を計算するポイントは3つ。

1.学歴の書き始め年

学歴は一般的に、義務教育課程の終了である「中学校卒業の年」から書きます。
これが分かればあとは高校・短大・大学もすんなりと出てきます。

生まれた年から【16足した数】を計算してみましょう。
(1月1日から4月1日まで早生まれの方は「15足します」)

例)1980生まれの人の場合
  • 中学校【生まれた年+16年】
    「1980年+16年=1996年」
    1996年3月 中学校 卒業 / 1996年4月 高等学校 入学
  • 高校【中学より+3年】
    「1996年+3年=1999年」
    1999年3月 高等学校 卒業
  • 短大【高校より+2年】
    「1999年+2年=2001年」
    2001年3月 短期大学 卒業
  • 大学【高校より+4年】
    「1999年+4年=2003年」
    2003年3月 大学 卒業

卒業は3月、入学は4月。
※ 留年や浪人期間がある人はその都度プラスして計算してください。

2.西暦と平成を変換する

履歴書内で西暦と和暦が混合しないよう注意。
日付を平成○○年で書いたのに西暦で計算してしまった場合は、他の学歴・職歴も和暦に合わせましょう。

西暦⇒平成

西暦の下2ケタ【12足した数】が平成の年

例)2003年の場合 
「03年+12年=15年」
⇒平成15

平成⇒西暦

平成から西暦に変換する場合は12を引きます。
平成に【12引いた数】が西暦の下2ケタ

例)平成15年の場合
「15年-12年=03年」
⇒2003

 

例)平成11年の場合
「11年-12年=-1年」 
この場合は1999年となります。

3.西暦と昭和を変換する

注意)昭和は64年1月7日まで。

西暦⇒昭和

西暦の下2ケタに【25引いた数】が昭和の年

例)1985年の場合
「85年-25年=60年」
⇒昭和60年

昭和⇒西暦

昭和に【25足した数】の西暦の下2ケタ

例)昭和60年の場合
「60年+25年=85年」
⇒1985年

 

計算式のまとめ

まとめると、

  • 中学卒業⇒生まれた年+16年(早生まれは+15年)
  • 西暦⇒平成は、西暦の下2ケタに【12年足した数】
  • 西暦⇒昭和は、西暦の下2ケタに【25年引いた数】
  • 平成⇒西暦は、平成に【12年引いた数】が西暦の下2ケタ
  • 昭和⇒西暦は、昭和に【25年足した数】が西暦の下2ケタ
  •   

中学卒業の年だけでも覚えておくと非常に便利です。
これを覚えておくと、「学歴の早見表」を検索する時間が短縮できます。

ほかにもプライベートでも西暦から平成に置き換える機会は多いので、ぜひ履歴書のみと考えずに幅広く活用してください。