【必読】仕事辞めた新卒の人が、転職の面接で『失敗する5つ』のこと

仕事で面接や採用担当をする、”面接官”が「あ、これはちょっと…」と思うこと。

仕事辞めた新卒の人の退職理由「失敗する5つ」

新卒で入社した会社を辞めて第二新卒となる人が、次の会社の面接で「ここを気をつけないと失敗するな」といった退職理由を5点紹介します。

1.キャリアアップに関すること

キャリアアップが見込める経験と実績がある場合はいいですが、新卒で勤続年数が少ない場合は注意が必要です。

例えば下記のような場合。

「前の会社で学ぶことはありません。」

常に新しいものを学び成長しようとする意気込みはとても素晴らしいことですが、まず会社は学習する場ではないこと。そして、学ぶことができない環境を会社の問題に置き換えているところがNG。

ポイントや対策
この場合、「会社の売り上げを3%あげるために、個人的に○○を取り組んでいた。」など自分から向上する姿勢があったか。環境作りに取り組んだかどうかが重要になります。

その結果「もっと自分の能力を生かしたい」といったような考えが、受ける会社の志望動機につながるかどうかがポイント。これを意識すると、印象がガラっと変わります。

また、会社は年間を通しての目標や計画があります。

このことより、あなたの就業年数が数ヶ月~数年以内ならば「判断するには早すぎる」と、軽い発言に取られるかもしれません。

ほかには「将来的なことを見越してキャリアップを考えました。」といった発言も、納得させる将来像がないと「理想だけの人」となるので注意。

2.仕事内容がイメージと違った

前の会社や業種について、「入社する前に調べていなかったのかな?」と面接官は気になります。

リサーチやマーケティングは会社の売り上げに大きく関係するスキル。
またそういったスキルが必要ではない会社でも、就職という重要な事にそれを怠る性格なんだと判断されると印象が悪くなりかねません。

ポイントや対策
学生時代の就職活動においては、「そこまで深くリサーチをしていないだろうな」と考える採用担当もいます。

この場合、「当時はこういったところが自分に不足しており、反省している。」と現在は自己分析できているかどうか、またそれを踏まえた上で、仕事内容の取り組みにどう努力したのかが重要。

「やりたいことができない」等といった理由に関してもそうですが、「甘え」ともとれるので、会社の発展を考えた上で、自分自身のイメージする方向に仕事内容を改善する努力をしたかどうかがポイントとなるでしょう。

3.人間関係が悪かった

まず良いイメージは持たれないでしょう。
面接のわずかな時間で、あなたのことを深く知る時間はありませんので、もし前職の人間関係にあなた自身がまったく悪くなくても、「トラブルを起こすかも」と思われる可能性はあります。

また社会には様々な人がいて、相性の良し悪しがあります。働く上で人間関係は切っても切り離せません。
よって、どう努力しようとしたかも大切ですし、ストレス耐性があるか、受け流せる性格かどうかも重要になってきます。

4.前の会社を批判する

完全にNGワードです。
もし前職がブラック会社だったとしても、言い方に気をつけなければ自爆します。

社会人の経験が少ない人にありがちなことですが、どんなに大変な経験・環境だったとしても、その会社を選んだのはあなたであり、面接は愚痴を吐き出す場所ではありません

「それは大変でしたね、よく頑張りましたね。」と言ってもらいたい気持ちも分かりますが、あくまで面接はあなたを人材として見る場所
大変だったことを伝えた場合、口では評価してくれる面接官もいるかもしれませんが、人柄としては自ら印象を悪くしているようなものです。

しかし、大変だったが頑張った「取り組み」や、人柄を伝えるために「自己アピール」をしたい場合は、次の通り。

5.忙しい、辛かった

上に書いた「前の会社を批判」にも当てはまりますが、「忙しかった、辛かった」とマイナス面を感情のままに伝えると「甘え」と取られます。

ポイントや対策
「月の残業時間が100時間を越えて、土日の休日はほとんど出勤~」のように、具体的な数字を出すことで、どのような仕事の実態だったかが伝わります。

そして、その数字が面接を受ける会社の業態から見てどうかを意識しましょう。
もし「どこの会社でもそれぐらいは~」と判断される場合はマイナスのイメージしか持たれません。

結果、どれだけ仕事に貢献できたか、どう改善しようとしたかといったあなたの能力・評価を客観的に分析するところがポイントになります。

まとめ。全体的に言えること。

新卒入社した会社の退職理由について

  1. 前の会社で学ぶことがなく、キャリアアップを考えたため。
  2. やりたい仕事ではない。仕事内容がイメージと違ったため。
  3. 人間関係が悪かった
  4. 前の会社を批判
  5. 忙しい、辛かった

これらどの退職理由にもほとんど当てはまることですが、

まとめると
  • 「入社前にリサーチ不足はなかったか。」
  • 「客観的に辞める理由となった自分の問題点を反省し、自己分析できているか。」
  • 「辞める前に状況を変えようと取り組んだか、努力したか。」
  • 「それらを踏まえて志望動機につながるか」

この4つを意識することが、転職では大きなポイントになります。

あなたが新卒入社した会社の退職理由が、失敗ではなく成功になるように是非おさえておくことをオススメします。

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