デイサービスの施設が増えれば、そこで働く人材もまた求められるもの。今回はデイサービスの仕事に向いている人はどのような人かをまとめましたので、ぜひ仕事選びの参考にしてみてください。

「介護職に向いている人とは」の画像

状況判断力にたけ、臨機応変に動ける

デイサービスでの仕事は主に介護・介助です。施設内で働きながらホームヘルパーや介護福祉士の資格を習得することもでき、仕事の幅を広げたい人や、収入を増やしたい人にもオススメの職業といえるでしょう。

状況判断力にたける臨機応変に動ける人の画像

どのような仕事にも言えることですが、デイサービスは特に状況判断力にたけ、臨機応変に動ける能力が求められます。
多くの高齢者や障がい者の介助を行うことになりますから、間違いがあればそれだけ利用者さんを危険な目にあわせてしまう可能性もあるのです。
性格も身体能力もひとりひとり異なりますから、自分なりにどう接していくべきかをよく考え、行動する必要があるでしょう。

コミュニケーション能力は仕事をしながら鍛えよう

コミュニケーションも仕事の1つの画像

デイサービスの仕事は介護ばかりかと思いがちですが、利用者さんとのコミュニケーションを積極的にとる機会が多いもの。
自宅にこもりがちな利用者さんの自立心を高め、積極的に人と話したり、運動をしたりすることが目的ですから、むしろ他の施設と比べれば、通所介護はコミュニケーションをとることに重点がおかれていると考えてもいいかもしれません。
そのためデイサービスではゲームや踊りなどを行うレクリエーションの時間が設けられているところがほとんどですが、人とのコミュニケーションが苦手なスタッフは少々てこずることも少なくないでしょう。

しかし先の通り、デイサービスでの仕事は介護だけをやれば良いというわけではありません。
人とのコミュニケーションも大事な仕事のひとつであり、これは他の職業であっても同じことです。たとえ苦手な人でも人と話すことで得ることはたくさんあるでしょうから、よい経験として考え、前向きにとらえていきましょう。
そうすることで、今まで自分が感じなかった新しい発見もでき、仕事へも前向きに取り組めるようになるはずです。

複数の業務を同時にこなせる理解力

複数の業務をこなせる理解力の画像

とにかく、一日一日があっという間に過ぎていくのがデイサービスでの仕事。
するべきことが数分単位で変わり、はじめたばかりのころは目まぐるしく変わるその場の状況についていくのがやっとと感じる人も多いかもしれません。
仕事のほとんどは現場で実際にやって覚えていくことになりますが、ひとりで複数の利用者さんを見守りながら介助をするなど、複数の業務を同時にこなすこともあります。仕事中は現場の状況にあわせて頭を常に働かせながら行動できる理解力が求められるでしょう。

また、一日は毎日決まった時間に行動することがほとんどなので、仕事以外の時間のスケジュールがたてやすい職業でもあります。

デイサービスのスケジュールの画像

慣れていないうちは、仕事が終わったあとに自分の一日の行動を振り返り、どうすればもっとよく行動することができるか反省してみると仕事への順応力も高まります。
たとえ最初は向いていないと感じていたとしても、時間がたち慣れていくことで足りない能力を補うことも可能ですから、ぜひ諦めずに仕事に取り組んでみましょう。