未経験でオンライン秘書になるには?「起業した私の経験談」

まどかまどか

オンライン秘書になるには

正社員営業と事務職8年、今はフリーランスでオンライン秘書とライターやってます、まどかです。

会社員時代、いろいろ仕事はお願いされるけれどキャリアも専門スキルもなく、「私の強みってなんだろう…」と悩んだこともありましたが、時代のニーズにピタっとハマったようで、今月でフリーランス秘書として起業し1年が経ちました。

ここ数か月は特に需要も増えて、ありがたい限りです。

こういう仕事をしていると友達から、

「秘書って未経験でなれるの?」
「どこでオンライン秘書の仕事って探すの?」

と聞かれることもあります。そういう方達の参考になればと思い、私がOLから個人事業主として起業するまでのことを書かせていただこうと思います。

きっかけは秘書の前に副業で始めたライター業務から

OL時代、私はあっちこっちで頼まれごとを引き受けてはこなすポジションでした。何かをちょっと覚えても最後まで関わることもないから、1つの仕事を達成できるほどの知識もない。

人から頼まれやすいのは長所ですが、反面、ネガティブな言葉で言えば都合のいいように使われているところもありました。
そんなポジションだったので居場所に困ることはなかったのですが、「私は何者でもない」みたいな劣等感もあったと思います。

そんな中、働き方改革で勤めていた会社で副業が解禁されました。

自分には関係ないかな……と思っていましたが、なんとなくSNSか何かで見た広告の「ライター募集!」みたいなものが目に触れ、正直なところ(ライターとか名乗ってみたいなぁ)ぐらいな気持ちだったと思います。興味本位でやってみることにしました。

それがきっかけで秘書という道に繋がりました。

ライターから秘書の仕事へ

実際にライター業務を副業でしてみると、最初は単価は安かったのですが「これがお金になるんだ!」と単純に驚きました。

それからクライアントの方と定期的に連絡をとっていると、ちょっとした会話で「リサーチや事務作業も、何かあればさせていただきますよ~!」みたいなことを話したところ、「ちょうど今そういう仕事があります。」と話が進み、ほかの仕事も振っていただけるようになりました。

このとき、私の今までの経験と性格がピタっと当てはまりました。

(もしかすると事務を雇うほどでもないけど、ちょっとした仕事を頼みたいクライアント…いるんじゃないかな。秘書みたいなポジションが、ネットでは需要があるのでは…?)

そう思って、ライターとして他のクライアントと会話する際にも、「普段は秘書のようなこともしております。」「オンライン秘書できます。業務内容はこれこれで~」みたいなことを言うと、手ごたえがあるのを感じました。
そして、クラウドソーシングでそれを実績としてあげると思ったより反響があり、私はライター兼オンライン秘書として活動するようになりました。

起業。OLからフリーランス秘書になる

秘書って誰でもなれるものではないと思っていました。敷居が高いというか。経験もありません。当時、資格と呼べるものも持っていませんでした。
でも、オンライン秘書ならクライアントの方からしても案件によっては頼みやすいようです。

秘書は未経験でしたが事務職の何でも屋さんが活きました。
それからは定期的に仕事を任されるようになり、ちょうど1年前。勤めていた会社を退職しました。副業じゃなくフリーランスになった方が稼げる見込みが立ったからです。

そして起業したタイミングで、社会はコロナ禍を迎えます。

リモート化による後押し

フリーランス秘書として起業したところでコロナ社会になり、不安こそ大きかったですが個人的にいい方向に転びました。

オンライン秘書なので仕事はどこでもできます。
通勤時の心配もなく、在宅ワーカーとしてリビングのパソコンの前で仕事です。

最初の数か月は日本全体が、どういう方向に進むのか誰もが分からなかったあの時期。緊急事態宣言で、いろんな会社が、いろんな人がそれぞれ思うところがあったと思います。

すごいスピードで状況が変わり、テレワークやリモート化という言葉を毎日のように聞くようになり、クライアントは増えました。
フリーランスになるタイミングとしては、とても良かったと思います。

オンライン秘書になるには。継続して仕事をする上で大切なこと

私の経験に基づいてですが、まずはマッチングサイトやSNSで仕事を承っていることを発信したり、案件に応募することがスタートではないでしょうか。
そしてこの1年間、継続してオンライン秘書の仕事をいただく上でも、いくつか気を付けていることがあります。

まず、仕事の取り方としては秘書として実績があってもなくても「〇〇できます」といった内容をしっかり明確にアピールすることで、仕事を依頼したいと思う人に安心感を与えることが大事だと思います。

それと料金も明確にすること。
たまにクラウドソーシングで「費用や内容はお問い合わせください」とあいまいな記載をしている人がいますが、もったいないなぁと思います。もしかすると依頼されるチャンスかもしれないのになって。
頼む側からすれば面倒ですよね、問い合わせする一手間が。
些細なことであっても、クライアントの方の気持ちになること

このクライアントの気持ちになり、文章化することが私は大事だと思っています。オンラインなので特にそう思います。

他には、できる限り仕事を早くするのに越したことはないですが、調べもののレポートを納品する際にも注意しています。「週末までには提出いたします。」ではなく、「今週の金曜日、お昼の12時には提出いたします。」と明確に伝えることで、クライアントの方は、その時間ありきで他の行動ができますよね。

オンラインで仕事をいただくのと、リアルは同じです。画面の向こうには人がいます。

だから当たり前のことですが挨拶を丁寧にしたり、なにか他にお困りのことがあれば、~であればお手伝できます。と、相手の身になり状況に応じてサポートする気持ちを伝えることが大事ではないかと思います。

これからオンライン秘書になるために、どうすればいいか考えている人や、起業を視野に入れている人の参考になれば幸いです。

私は今後の課題として発信力を身に着け、マーケターとしてもポジションを獲得できればと思います。視野を広げ、さらに秘書として役に立てるよう、頑張ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※ 関連ページ
1年間パソコンを使わないで在宅ワークした。やった仕事を書いてみる

アノテーションの副業・PCを使う仕事がしたい人を募集中【求人あり】

オンライン秘書の仕事がしたい人、募集しています!

現在、Casegoo(カセグー)ではオンライン秘書の副業を始めたい人を募集しています。

カセグーに投稿すると、それを見た人から仕事の依頼が来ます。

あなたが今まで仕事で培った経験や、趣味の知識を活かして副業を始めてみませんか。人をサポートする仕事に興味のある方、お待ちしています!

> Casegoo(カセグー)を見る

タイトルとURLをコピーしました