「仕事でステップアップしたい」「何か趣味を持ちたい」と思い、新しいことにチャレンジしたい時ってありますよね。
でも、いまいちピンと来るものが無い。何かしたいけど分からない。
そんなときは、一旦は習慣化できることを始めると損しません。
興味が湧くものがなくても、夢や目標がなくても、それは後で見つかることがあります。
習慣のメリットや毎日の行動でおすすめする例を解説しますので、どうぞご覧ください。
何か始める上で注意したいのはモチベーションに頼ること
何か新しいことに挑戦するとき夢や目標があると、それに向けて頑張れるのでモチベーションは上がりますよね。
それは素晴らしいことですが、注意したいのはモチベーションに頼ることです。
例えば「今年はプログラミングに挑戦しよう!」と行動に移す人は、
・将来的に就活で役立つかも
・仕事に使えそうだから
といったように、自分自身で落としどころのある理由や動機があると思います。
そしてイメージを膨らませて「やるからには目標を決めよう」「来年はプログラミングで副業を始めたい!」など、将来への期待を高めたりもします。
このように動機から始まり、夢や目標ありきで取り組む人は多いでしょう。モチベーションを上げるのは頑張る上で有効的ですから。
しかし続けていくうちに「役立つと思ったけど…他のことに時間を費やした方が良いな」と考えを見直したり、少しずつやる気を失い「自分にはちょっと難しいかも」と諦めてしまう人も多いと思います。
なぜなら「絶対しなければならない」状況ではない限り、モチベーションを維持し続けること事態が労力になるからです。
そこで大切なのが習慣化です。
習慣化するとモチベーションに左右されません。
そして夢や目標がなくても、一旦は習慣化できるものを始めてから、後々に習慣化しているものから目標を設定することもできます。
だから今は「何かしたいけどわからない」という人にとっても習慣化には長期的にメリットがあります。
習慣化のメリット「初めは効果が薄いが、着実に伸びる」
例えば、ダイエットの場合。
「1か月で2キロ減らす」ことを目標に頑張るのではなく、「毎日必ず階段を使う。エレベーターは使わない。」といった行動を習慣化するといったもの。
この自分ルールにより、自分の行動が主体になります。自分で肉体的にも精神的にも負担が少なく続けやすいルールにすることで、長期的に自分を高めることに繋がります。
体重を減らすことを目標設定にすると、一時的には頑張れますが達成してしまうと満足して終わってしまいます。
食事制限など我慢も必要でしょう。
しかし「必ず階段を使う」ことを習慣化すると、体重の減りは少ないものの健康的かつ続けやすいことで、長期的にメリットしかありません。
これが一生という視点で見た場合、どれだけ大きな価値となるでしょうか?
自分ルールという負担の小さい習慣をいくつか組み合わせたりルーチン化することで、結果的に何かを達成したり、徐々に自分のスキルは高まっていくのです。
ですので、なにか始めたいけど何もせずに時間が過ぎていくなら、まずやっておいて損しないことを始めましょう。
確実にやっておいたら身になる。
柔軟性があり将来的に役立つ習慣を持つ。
これによって身になり、身になることで自分にできることが増え、そうなると視野も変わりステップアップにも繋がっていきます。
次に、いくつか習慣化におすすめする行動の例をまとめています。
毎日の習慣におすすめ「良い習慣リスト」
習慣化には次の5つの中で1つ以上当てはまるものが、続けやすく習慣化におすすめです。
- 効果が分かりやすい
- 暇つぶしや遊びにもなる
- 時間がかからない
- いつでも取り組みやすい
- 柔軟性がある
これらのいずれかに該当する行動例を一覧にまとめました。
良い習慣リスト
・エレベーターは使わず階段を使う
高い建物の場合は途中までエレベーターを使い、数階は自分の足で登ることを意識してみましょう。
・植物を育てる。毎日花に水やりして1日をスタート
観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか。植物は目に潤いを与えてくれます。
年齢も問いませんし、手軽に始められます。
野菜などもおすすめです。自分で作った野菜で料理する楽しみも生まれるでしょう。
・食事は野菜から食べる
脂肪が増えにくくなります。
・毎日、外国語の単語を10個ずつ覚える
積み重ねると、10単語×365日=3650単語覚えられます。外国語は、まず基礎となる単語が大事。
・毎朝ウォーキング
ランニングもいいですがウォーキングなら気軽に始められる人も多いでしょう。朝の散歩を趣味にしてみてはいかが。
・読書を1日1ページ
毎日「1日1ページ読む!」と決めて継続していると、いつの間にか読書自体が習慣化されるのでおすすめです。
・食事の30分前にコップ1杯の水、または炭酸水を飲む。
満腹感が得やすく、食べすぎを防止する効果が期待できます。(参考)
・マイルが貯まる歩数計アプリ
最近の歩数計アプリは歩くだけでお得なクーポンと引き換えることができるアプリがいくつかあります。
インストールして登録だけしておけば、あとは自動的にマイルが貯まるので、入れておいて損しません。
Miles(APP STORE・Android)
トリマ(APP STORE・Android)などが有名です。
・寝る前に自律神経を整える3行日記を書く
日記の付け方1つで自律神経をコントロール。
その中で有名なのが順天堂大学医学部教授、小林弘幸教授の3行日記です。
書き方の順番は、
1行目 今日いちばん失敗したこと
2行目 今日いちばん感動したこと
3行目 明日の目標
書くことは気持ちや情報の整理にもなるので、おすすめです。
また3行日記ではなくてもnoteやブログなども。最近は副業でライターを始める人も多いですね。
・1日数回、正しい深呼吸をして自律神経のバランスを調整する
いつでも、どこででもできます。
正しい深呼吸の働きや方法は、脳神経リハビリ北大路病院の「深呼吸していますか?」で解説されています。
・毎日60秒間の体幹トレーニング
負荷の大きい筋トレではなく、適切な方法で行う体幹トレーニングは毎日行うことで効果が得られるとされています。
体幹を鍛えるメリットは多く、日常生活において疲れにくい体づくりになったり腰痛の対処法などにもおすすめです。
コナミスポーツクラブ「プランクの効果を最大化! 意識すべき筋肉や実践時のポイントを解説」で解説されています。
・毎日10分だけプログラミングの学習を進める
プログラミングが趣味の方も多いですよね。
最近の学習サービスは10分進めるだけでも学ぶことのできるサービスが多いです。あなたも学んでいるうちに「楽しい!」と思えてくるかもしれません。
まずは10分だけと決めて始めてみてはいかがでしょうか。
・1日10分、綺麗な字を練習する&習う
字を練習する練習帳は100均に売っていますし、今はオンラインで美しい字が書ける講座もあります。
日常生活において字を書くことは欠かせません。字が綺麗と印象が変わります、ぜひ。
・笑顔になるものを探す
笑いはストレスの軽減や免疫力を高めるといわれています。
日々笑えるような、楽しいことを探してみましょう。
今日からできることばかりです。
毎日の習慣に目を向けることで、視野も変わってきます。
仕事で新しいことに挑戦したい人や、趣味など何かしたいけどわからない人にとって、良い習慣をつけて未来の自分を変えてみましょう!
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