フリーランスの仕事の取り方「ゼロから始めるTwitter活用」

稼ぐメディア編集部

フォロワー数0から始めるTwitter活用

前々からSNSマーケティングが有効なことは分かっているけど…いまいち踏み込めない。
今後フリーランス(個人事業主)として継続的に仕事を獲得するため、Twitterを活用したい。

そんな方にTwitterのフォロワー数0から仕事に繋げるため、必ず押さえておくべき点、具体的な道筋を解説します。

Twitterはフリーランスに仕事を依頼する仕組みが成り立っている

仕事を獲得して事業を継続していくためには、広告や口コミなど、なにかしら集客をしなければなりません。
その集客方法の1つとしてTwitterは大変使えるツールですが、「呟くだけで仕事に?」「暇つぶしに使ってるけど集客に使えるのは一部の人だけでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。

これは、Twitter内でどういった環境に身を置くか?によって見える景色やツイートの反応が大きく変わってきます。

仕事の獲得や広報として運用するには、同じように仕事に携わった運用をしている人たちと繋がりを持つことが大事です。Twitterは、フリーランス同士で仕事をお願いし合ったり、企業が直接個人のツイッターアカウントに仕事を依頼することが頻繁に行われています。

だから、フォロワー数をむやみに増やしたり、単にツイートするのではなく、どのような運用をしている人と相互フォローなどで繋がるかが大事です。

さて、ではツイートを始める前に知っておきたい重要な点を説明します。

ツイートは過去の実績、人となりを知ってもらう詳しい書面のようなもの

Twitterは今、履歴書や職務経歴書のような個人の能力を評価する材料として扱われているケースが増えています。企業の人事が採用活動としてアカウントを運用したり、人事支援サービスを行うHR業界の方も多く利用しています。

2017年に、社会派ブロガーのちきりん氏が書かれた記事「学歴より SNS が大事の本当の意味」にある言葉を借りると、

人を採用するとき、

企業が学歴でスクリーニングをするのは、今のところそれが「利用可能な手法の中で一番マシ」だからにすぎません。

こう書かれているように、人材を確保したり、人に仕事を依頼することにおいて、今まで履歴書の学歴など、書面で見ることが相手を知るツールとして早くて簡単だっただけであって、正確に相手の能力を知る術は他のツールであってもいいのです。

そこで、SNSは相手を知る大きなツールになります。

  • この人はどんな内容をツイートをしているか?
  • 発信したツイートにどんな反応があるか?
  • どのような人と、どう交流しているか?

ツイートによって個人が部分的に可視化されて、時系列で積み重り、その人の歴史が見えることで信用を生む一つの材料となり、Twitterは仕事に繋がるのです。

たとえばPRライターなら、書いた記事のURLをプロフィールに貼ったり、実績を投稿してポートフォリオとして運用することもできます。

他にも弁護士や税理士、行政書士や社労士など士業にあたる方や、美容師、インストラクター、飲食店、講師など、あらゆる職業の仕事の在り方を発信して、実績や人となりを知ってもらうことで集客に繋がります。

ポイントは、あながたツイートで発信することが、お客さんになり得る人から、どう見られるか?を意識することが大事。多くの人と繋がるチャンスがあるからこそ、言葉の選び方も大切になってきます。

それでは次に、具体的にTwitterのフォロワー数0から始めて仕事に繋がるアカウントにしていく上で、押さえておくべき内容を解説します。

Twitterのフォロワー数0から仕事に繋げるため押さえておく具体的な基礎知識

集客、採用活動、広報活動など、Twitterを活用して仕事に繋げるためにフォロワー数0から何を対策しておくといいのか、具体的に一つずつ解説します。

まず始めに。何よりもアイコンが大事

どこの誰か分からない人に仕事は頼みませんよね。
Twitterは相手に認知してもらうことが最も重要な課題です。アイコンは営業でいうところの顔。だから、まずは相手に顔を覚えてもらうことからスタートしましょう。

そのためには、オリジナルのアイコンを設定します。
意識しておくことは、アイコンによってツイート内容の見え方が変わってくることです。

  • この人は優しそう人だな
  • 男性のアカウントかな
  • 雰囲気のあるツイートだ
  • 〇〇が好きな人かな
  • クリエイティブな仕事をしているんだろうな

など、アイコン1つでも印象ががらっと変わります。

あなたがどのような仕事をしていて、なにを目的とするかで適切なアイコンは変わってきます。
ですので、集客する上で重要なのは怪しくないことです。

誰かがあなたのツイートを見たとき、(この人怪しい…なんか怖そうだからフォローしないでおこう)なんて思われては、せっかくの機会が損なわれます。
もし目的が明確に定まっていなければ、初めはどのようなアイコンが良いか判断が難しいですが、その場合は清潔感や誠実な雰囲気が伝わりそうな顔写真やイラストを設定しておきましょう。

アカウント名にも意味を持たせる

アイコンと同じくアカウントの名前も認知度を高める上で大切ですが、意識しておきたいのは、何を目的とするか、ブランディングするか。
サービスを売り出したいのか、飲食店ならお店を知ってほしいのか店長として発信していきたいのか。

あなたが何をどういうふうに見せたいか?によって変わってきます。

たとえば士業の方はアカウント名をフルネームにしていることが多いです。どこの事務所に属していて、本名で活動することによって誠実さが伝わります。

クリエイティブな仕事をしている人なら、名前から漂う雰囲気も大切です。名前にローマ字を使う人もいます。しかしローマ字は名前を覚えてもらえにくい傾向があるので、目的によっては相性が良くも悪くもなります。

シンプルに覚えてもらいやすいアカウント名なら、文字数の少ない「ひらがな」がおすすめです。
また普段あまり見かけない語感や、一般的には人の名前には使われないアカウント名にすることで記憶に残りやすい手法を使っている人もいます。

名前の後に「アピールする内容」や「職業」をつけるケースも

例えば

山田太郎|株式会社〇〇広報
みき@ほんわかセラピスト

といったようなアカウント名です。
このように名前の後に属性やPR、会社名を付け足すことで、瞬時にどのような人か分かりやすくなります。

これはプライベートでsnsを使っている人には(仕事の宣伝で使うアカウントかな?)と敬遠されるケースもありますが、フリーランスや企業アカウントとして運用している人からすれば魅力的に映るケースもあり有効に働くことも多いです。

プロフィール

しっかり埋めましょう。意識する点は以下です。

  • あなたのモットーとしているもの
  • どんな仕事をしているか
  • 所属や実績の分かるもの、URL
  • 趣味、何に興味があるか
  • どんなツイートをするか(する予定か)
  • 目標や夢
  • 文章からにじみ出る人柄、あいさつ文
  • 「基本フォロバします」など、フォローのスタンス

いろんな人のプロフィールを見て、あなた自身が「自分だったらフォローしたい」と思えるようなプロフィール作りや、どういう人にフォローされたいかを考え、しっかりアピールすることが大事です。

最初はどんなプロフィールが最適か難しいこともあると思うので、運用していくうちに少しずつ改善していきましょう。

ここまでが基本的な設定です。
次からは実際に運用していく上で押さえておくべき点です。

【初めての運用】フォロワー0は怪しいので、まずはそこをクリアしよう

フォロワー数が少ないうちは、フォローされにくいです。だからこそスタート早々に心が折れないよう、以下を意識してください。

まず最初のツイートで、

〇〇会社で広報をしている〇〇です。新しい試みでTwitter始めました!
その日の心に留めておきたいことや、キャリアや仕事に悩む人のお役に立てれば幸いです。よろしくお願いします!

といった簡単な挨拶や自己紹介、興味のあることなどの内容を入れて、今から、しっかりツイートしていくという意味で1件目を投稿しましょう。
まだ1つもツイートしていないアカウントより、これから運用していく意思が伝わる方がフォローバックされやすいからです。

それから次に友人や知人、同業者をフォローしたり、タグの#Twitter2020入社の会#〇〇と繋がりたいといった、あなたと同じような人が属しているタグをTwitter検索から探してフォローしたり、積極的にフォロー数を増やしていきましょう。

最初はフォローバックされにくいですが、フォローを積極的にすることで数名フォローバックしてくれる人が出てきます。

これでフォロワー数0から抜け出せます。
1日に一気にフォローするとアカウントが停止するので、毎日コツコツと数十名ほどをフォローしていくといいでしょう。

【実践】認知度を高めるために、積極的に関わろう

営業と一緒です。まずは顔を覚えてもらわないと仕事の話はできません。
だからこそツイートして顔を覚えてもらいたいところですが、戦略を練っていない限り、Twitterを始めたばかりの時は、よほど鋭い内容や共感を呼ぶツイートでないと他の人のツイートに紛れて埋もれてしまいます。

最初のうちはツイートしても、あなたの顔はフォロワーに覚えられていないので、誰の目にも留まりません。
目に留まらないということは、結果、人と接触していないということです。この、接触の回数をいかに増やすかが非常に大事です。何度も接触することで徐々に相手に顔を覚えてもらえます。

そのためには日々ツイートしながらも、まず自分から相手に対してアクションを起こしましょう。毎日フォローしている人に積極的にイイネしたり、リプライ(人のツイートにコメント)したり、引用RTすることで、あなたのアイコンや名前を憶えてもらえます。

そうしていくうちに、あなたのツイートにもイイネがつくようになり、次第にツイート内容もちゃんと読んでもらえるようになります。

ネットの向こうには、あなたと同じ「人」がいます。「ツイートにイイネしたりコメントすると、どう思うか?」相手の身になって考えることが大事です。

ポイント

相手がフォロワー数の多いインフルエンサーの場合は、いいねやリプライされても通知が大量に来るので、気づいてもらえないことが多いです。
また基本的にリプライには対応しないような運用をしている人もいます。

自分からアクションを起こしながら、どんな人がいるのか考えて運用していくといいでしょう。

毎日、丁寧に繰り返す

これまで解説したように、ツイートしたり、自分からフォローしたり、反応をもらえたりと、それを毎日繰り返していくことで徐々に繋がりが広がります。あなたがフォローしていない人からもフォローされることも増えてフォロワー数は増していくでしょう。

そして毎日140文字以内の文章をツイートしていくことで、あなたの実績や人となりが構築されて、仕事の紹介を受けたり集客に繋がっていきます。

フォロワーの企画するフリーランスの集まりが開催されることもあります。そこに飛び込んで人脈を増やすのもいいでしょう。

こうして活動を続けていくことで、Twitterという無料のサービスがどんどん集客力を増すツールに変わっていくのです。

Twitterを続けるコツ

毎日仕事で忙しい中、Twitterの運用も同時に進めていくのは大変です。しかしお金をかけずに集客できるなら、時間を捻出しても続けたいところです。
もしTwitterを続けるのが大変だと感じるならば、目的を明確に持ったり、続けられる理由を探すことが大事です。

たとえば、

・「必ず仕事に繋げる」という信念を持って、仕事として割り切り行動する
・人とコミュニケーションが取れるツールとして楽しみを見出す
・フォロワーから知らない知識が得られる情報ツールとして利用

また、ブログやメディアで3000文字~10000文字を執筆するのは大変ですが、それと比べるとTwitterの場合は140文字で個人や会社のブランディングになります。
140文字を毎日コツコツ運用することで、将来的にあなたにとって役に立つツールになると思えば力も湧いてくるのではないでしょうか。

最後にTwitterをもっと活用するために、とても便利なツールを紹介します。

SNSと合わせて集客や宣伝に最適なポートフォリオのツールを使おう

Twitterで、あなたの人柄や実績をアピールすることも大事ですが、文字数は限界があります。

そこで、「私は、こういう仕事をしています」といったポートフォリオとしてカセグーを使うと便利です。

カセグーはフリーランスが集客に使えたり、副業をするのに役立つサービスです。
仕事をお願いしたい人と、仕事をする人が利用していて、直接仕事に繋がるので、登録しておくことで仕事の依頼の窓口をシンプルに増やすことができます。

手数料が一切引かれることなくホームページやSNSの宣伝にも使えるので、Twitterと合わせて集客に使うと大変便利です。

さぁ、今日からあなたもTwitterを活用して集客に役立てましょう!

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