体を壊してから距離を置いてたパソコンですが、開業届けを出したタイミングで最近はパソコンに頼り切りです。
Ainaです。
幸い、家でできる仕事を頂きながら1年ほどスマホの音声入力を使ったりして働いていました。
ただやっぱりパソコンを使うだけで、できる仕事は多いし早く済む業務も多いですね。当たり前だけど……。
それにしてもリモートワークの仕事が増えたなぁと実感します。
さて前置きはこのへんにして、最近の仕事のことを。
私はここ1か月ほどデータ入力の仕事を多くいただいています。
適応障害からのんびりと暮らしていましたが、もう今は大丈夫なので。
それで、この仕事が個人的に私の性格と合っていたので、いち体験談として「どんなところが良い」とか、また逆に「つらいと思う」ようなこと経験を交えて本音でまとめました。
在宅でするデータ入力のバイトが楽すぎだと思うところ
黙々とパソコンのキーボードにデータを打つだけ
データ入力の仕事は、言葉の通り入力するだけの仕事です。(入力後にチェック作業をしたりはします)
いただいた資料をもとに、Googleのスプレッドシートやエクセル、CSVファイルに淡々とデータを打ち込みます。
会社に勤務していると電話対応とかあるかもしれませんが、在宅でするバイトだと他は何もすることはありません。
だから外部的なストレスが一切ないので、突然別の仕事を頼まれて「仕事が進まない…」とかありません。「取引先から連絡が来ないな…」とか、ありません。
そんなストレスがないので精神的にとても楽すぎるなぁと思います。
あれこれ複数の業務を抱え、考え込んで体を壊した私からすると、非常にシンプルな仕事なので気が楽です。
人と喋ることは一切ない
私は人と喋ることが好きなんです。本来は…ですが。
でも仕事として関わった人とは、どうも本音を交えて喋られないというか、「今の私は、客観的にどう映ってるんだろう?」みたいに社会的な立場を考えてしまい、会話して疲れることも多いんですよね。
もちろん、そんなこと誰でもあると思います。
どんな職場でもあると思います。
でもデータ入力は、その仕事事態がパソコンとにらめっこして淡々と行うもの。それに私の場合は家で仕事しているので基本的に部屋で一人きりです。
そうなると人と喋る機会がまったくないんです。
だからコミュニケーションをとるのが苦手だったり、精神的に楽な仕事がしたい人はデータ入力の仕事は合ってるんじゃないかな?と思います。
余計なことを考えないで済む
時間があると、ふいに嫌なことを考えたり思い出して勝手に落ち込むことはありませんか?
いちいち私はどうでもいいことを考えて、気持ちがズーンとなる時があります。
そんなネガティブなことに時間を費やすぐらいなら、本でも読んだり散歩して自分のために時間を使えば良いとは分かっているんですが仕方ありません。
その点、データ入力の仕事は頭の中で余計なことを考える「余白」のようなスキマがありません。
集中していたら「あれ、もうこんな時間?」と、いつの間にか時間が経っています。
目線は資料とパソコンを行き来するだけで、他に外部から情報は入ってきません。
調べものをして、炎上とか事件とかのネットニュースが目に留まることもなく、情報のストレスが皆無です。
頭の中は入力ミスしないように(誤字脱字がないかな…)とか。打っている情報に「こんなのあるんだ!」とか驚いたり(後述します)、そういうのだけです。
入力作業が精神的に楽すぎると思う点で、私にとってはこの外部的なストレスがないのが大きいんですよね。
別の会社から頂いているリサーチの仕事では、見たいわけではない情報が視界に入ってくることもあります。調べものをしているから、仕方がないのですが。
だから淡々とキーボードで打つデータ入力の作業は、雑念にとらわれることが無いので本当に楽です。
データ入力の楽しいところやメリット
発見や学びになることもある
まとまった情報を1日中パソコンで打っているので、知識になる時もあります。
特定の地域のデータをひたすら入力するバイトで、聞いたこともない村や町、地域の情報を目にしたり、
レシートの項目を入力する仕事で「これめっちゃ買われてる!」みたいな発見があったり、
その商品を後で調べてみると一定の人に人気が出てるんだなぁって知ったり、
ほかには海外の商品を知ることもあります。
まったく興味のない分野だと疲れるし、しんどいのですが(数字ばかりの入力作業とか)、なんせ膨大なデータが集まってるから自分が今まで知らない情報を知れるのは楽しいものです。
案件にもよりますが社会の需要を知れたりもするので、受ける仕事を選んだり視野によってはマーケターのスキルが養われるかもしれません。
社会復帰に良い
私自身が体を壊したので体験者として言うと、社会復帰の仕事にデータ入力って相性が良いのかなと思います。
本当に単調な仕事ですし、椅子に座りっぱなしなので体力的にも心配ありません。
鬱を患ってる人も社会復帰するための選択肢のひとつに、わりとありなんじゃないでしょうか。
逆につらいところ
眼精疲労
目が疲れる。もう、これは仕方ありません。
また案件によってリサーチが伴っている仕事の場合、マウスを頻繁に使うなら自分の手に合ったマウスじゃないと腱鞘炎になるおそれもあるでしょう。
だから予防にマウスパッドを使ったり、マウスの大きさ合わせておくのも良いかと思います。
まぁデータ入力はスピードとタイピングの正確性が命で、ほぼキーボードの操作で事足りますが。
睡魔との戦い
単調すぎる仕事なので、飽きやすい仕事でもあります。
でも飽きたところで手を動かせば収入になるので、それは私は苦ではないんですよね。
ただ人間なので……生理的な欲求でどうしても単純作業を繰り返していると睡魔がおそってくることがあります。
だからお昼はお腹いっぱいまで食べないようにしています。あと睡眠時間をしっかりと確保しています。毎日7時間は寝るようにしています。
データ入力は手を進めないと仕事にならず、集中力が切れてミスすると迷惑がかかります。正確なことが大事。
単調すぎるので、つらい人はつらいだろうなぁと思います。
やりがいは、ないかなぁ
その日に入力したエクセルのファイルを見ると達成感はありますが、やりがいは正直あまりありません。感謝されることも少ないです。
クライアントからメールで「確認しました。お疲れ様です。」と言ってくれる時もありますが、私がやった仕事でどこかの誰かが「助かりました!」みたいな生の声を聞くことはありません。
これは案件によるのかもしれませんが、私は1日中誰とも喋らずに終わる日も多いです。
だからロボットみたいな感覚というか。
人と関わらない仕事なのでストレスにならない反面、こういう所はつらいです。
ただ、在宅でスキマ時間でできる案件も多くあるので総合的にコスパの良いバイトだと思います。
私にとっては精神的にも体力的にも楽すぎるので、今後も続けるんじゃないかなと思います。
私にとってデータ入力の体験談をまとめると、
体感しての感想ですが、並べるとこのような感じでしょうか。
- 精神的にも体力的にも楽
- 目が疲れる
- 単調なので、飽きる
- でも、たまに良い情報を発見することもある
- 良い意味でも悪い意味でもストレスが少ない
- 達成感はあるけど、やりがいはない
- 収入は悪くない
将来性はというと、スキルアップすることもないので不安はあるかもしれませんが、副業やバイトとしては良い仕事だと思います。
総合的に、とても楽です。
合う人には合うと思います。試してみようかなと考えている人は、一度やってみてはいかがでしょうか。