「資格取っても意味ない」は嘘? 7つの資格を取ってよかったこと

鈴木 隆史鈴木 隆史

資格を取ってよかったこと

「資格を取っても意味ない」という話事態が、もう意味がないと感じる今日この頃です。

今は個人がクラウドソーシングで仕事をやり取りできる時代です。
すると、資格を活かすチャンスが必然と増えます。

だから資格を取得することで意味があるかどうかは、その人自身が資格を「活かす人か、活かさない人か。」で違ってきます。

「資格を活かすチャンスがあるか?能力があるか?」で、資格のメリットは全然違う

「資格は意味ない」という声は「大学は意味ない」という考え方と似ています。

教室

たとえば大学に行くことで、学びたい授業を受けることができますよね。
そして大学によって就職の選択肢は広がります。これは大学に行くことのメリットです。

しかし大学に行ったはいいけれど、勉強した内容が何も頭に残っていなかったり、就職や起業など次のステップに繋げられなかった場合は、それは「大学は意味がない」と言う人がいても仕方がないでしょう。

これは資格でも同じことが言えます。
大切なのは “活かす” ことです。

資格も大学も活かすチャンスがあるか? 活かす能力があるかどうか?
これで資格は意味があるかどうか違ってきます。

「資格を持っていれば大丈夫。」「資格は使えない。」という視点でものごとを見るのはなく、「先々、この資格で何がしたいか?」「どう収入アップに繋がるか?」という視点を持つことが大事です。

そこで、次に資格の活かし方の例をご紹介しましょう。

資格を取ってよかったこと、10の例

今は副業でお金になる

就職した会社の仕事内容がまったく資格と関係がなければ、活かす場面がないので意味がないと言う人もいるでしょう。

しかし今は個人が活躍する時代です。資格を活かすチャンスを今から作ることもできます。

クラウドソーシングやSNSを使い副業をしている人は多くいます。

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在宅ワークの就職に役に立つ事例

家で仕事するアイテム

どのような業種にも関係する資格は、現代のリモートワークが勧められる社会において大変就職に便利でしょう。

このように簿記などの資格を必要とする企業は多いので、在宅ワークで仕事を探す人にとっては役に立つ資格といえます。

数年前なら就職先の選択肢に入らなかった地域の会社も、今はオンライン化によって就職先の選択肢がぐっと広がっています。
働く場所が自由になっている現代だからこそ、資格を活かすケースが増えているのです。

勉強したこと、そのものが活かせる

たとえばファイナンシャルプランナーは、住宅ローンや保険などの相談にのったり資金計画を立てる知識が必要です。

このようなお金についての知識は、仕事だけではなく自分の人生にも関わりがあるので学んで損しません。
もし今あなたが何か資格を取得したいと考えているなら、学んだことが私生活の実用に役に立つ資格を選ぶのもいいでしょう。

信頼を得る

信用する

たとえばベビーシッターをお願いしようと思い、2人の候補で悩んでいたとしましょう。

2人を比較したところ料金は同じで経歴もサービス内容も変わりませんが、片方の人は保育士の資格を持っていたとしたら?

この場合は「資格を持っている人の方が安心かな。」と考える人もいると思います。

もちろん人によってサービス内容の良し悪しは違い、相性もあります。
ただ資格を持っていることで、比較された場合は優位に働くケースがあるということです。

他にもダイエットアドバイザーという仕事なら、栄養士の資格を持っている人と持っていない人では資格を持っている人の方が、健康的に痩せられるサポートをしてくれそうなイメージが湧きます。

資格は信用を得るひとつの判断材料にもなるのです。

Webライターで活かせる

Webライターは今までの実体験や経験を活かすことができるので「副業で始めやすい仕事」として、オススメされることがあります。

そのWebライターの仕事の中には資格を持っていることで引き受けられる案件があります。

【〇〇監修】という記事を見かけたことはありませんか?

この監修とつく仕事は資格を持っている人が編集したり書いた記事です。この案件はWebライターの案件の中でも単価が高いことが一般的です。

あなたの持っている資格や今後取得する予定の資格は、Webライターとして活かせるかもしれません。

掛け合わせることでブランディングに活かせる

仕事は強みを掛け合わせることでブランディングに活かせます。
たとえば栄養士と家事代行といったような資格と仕事の掛け合わせ。

掛け合わせることで「健康的な食事を作る栄養士×家事代行」のようなサービスを提供することもできます。

他にはYouTuber(ユーチューバー)等もそうです。
YouTubeは動画の投稿数も多く再生数を伸ばすためにはキャラが立っていたり、何かのジャンルに詳しくないと認知されにくくもあります。

しかし税理士YouTuberや歯科衛生士YouTuberといったように、資格と動画を掛け合わせることで注目度は違ってきます。

情報を届けたい人に適切な情報を届けられるよう、ときには資格をブランディングに活かすことも大事でしょう。

昔に取得した資格が役に立つ場合もある

「学生のときに頑張って取った資格、意味なかったな…」なんて人はいませんか。
その資格は時が経てば役立つケースもあります。

今まで価値がなくても、社会の状況が変わったり環境を自ら変えることで資格は役に立つのです。

「資格を取っても意味ない」は嘘。「資格をどう活かすか?」が正解。

「今の時代、資格取っても意味ないよ」と言われることもあるかもしれません。

それは嘘みたいなもので「そんな考えの人もいるだろう。」と流しておけばいいと思います。

また、資格は学んだ過程の証拠になります。

今の世の中は検索すれば簡単に情報が手に入りますが、本当かどうか分からない情報もありますよね。
残念ながらSNSやブログではフェイクニュースも存在します。新しい情報なのか判断がつきにくい場合があるのも事実です。

しかし資格は、偽って取得することができません。あなたが情報発信することがあれば、資格はひとつの信用度を上げるものとなるでしょう。
資格は見せかけの知識ではなく形として残ります。

今の時代は「資格をどう活かすか?」が大事です。

活かすことができれば、「その資格は意味があった。」ことなります。

考え方ひとつで価値は変わるので、自分にとって価値があるようポジティブに考えいきたいものですね!
それでは。

コラム副業
この記事を書いた人
鈴木 隆史

業務改善の力を向上させるためのビジネス・パートナーとして、コンサルタントや中小企業診断士として働いています。
現場に寄り添い経営判断の手助けとなるよう根拠となるサービスを提供しています。

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