私は適応障害になって休職し、
それがきっかけで1年間パソコンを使わずスマホで仕事をしていました。
あの頃は一時期ではあるものの、パソコンを見るだけで拒否反応が出ていました。(今は復帰しています)
その時のことは「休職中はお金がない。スマホだけで仕事する生き方に変わった話」に書いています
職場の人に迷惑をかけ、
自分の無力さを思い知り、疲れ果てていました。
ただ幸いにも休職中に得た環境が、今の私の暮らしを支えています。
「現実的にパソコンを使わない在宅ワークとか無理だよなぁ…」の先入観
パソコンがないと、プログラマーやデザイナーの人は難しいと思いますが、
(できるんだったらすみません)
今の時代スマホで仕事のやり取りはできますし、内職の仕事とかも最近はあります。
現実的に家でできる仕事って「パソコン持ってないと無理でしょ」と思う人もいるかもしれませんし、私もそんな感覚でいましたが
でもそれは先入観であって、数年前から働き方は変化してるんですよね。
探せばスマホだけでできる仕事はあります。
そういう時代なのかなぁ……というのが私の印象です。
実際に体力も少なくメンタルもヨワヨワな私でも可能で、わりと普通に仕事はあります。
それで、いくつか私がやったことのあるパソコンを使わない在宅ワークやおすすめ等を書いてみます。
パソコンを使わない在宅ワーク。誰でもできると思います
だいたいがスマホで最初やり取りして、あとは業務によって変わる感じです。個人的におすすめの在宅ワークですが、どれも珍しいものではなく誰でもできると思います。
SNS代行
みんな大好きなSNSの、アカウントの中の人です。
インスタやtiktok、LINE、Twitterの企業アカウントの運用を代行している人って多いですよね。
私もしています。
これこそパソコンなしでできる仕事じゃないでしょうか。
いつでもどこでもスマホがあればできるし、どんどんフォロワー数が増えると嬉しいものです。
1つの投稿に1時間ぐらいかける場合や、やってみると分かることも多く勉強にもなります。
自分の好きな商品を扱っている企業さんだと投稿を考えている時もイヤなストレスはないし、副業なんかでもおすすめです。
お子さんがいて、パソコンで作業するまとまった時間がないママさんにも相性が良いと思います。
もちろん仕事なので気をつかう部分は多いですが、やりがいはあります。
自分の仕事の目標と誇り
他のお店さん等のアカウントの中の人をやるSNS運用代行してまして
青森のいろんなとこが発信力持てば
全国から青森おもしろいねって興味持ってもらえるはずそして忙しくてSNS出来なかったからやってくれて助かるって声が嬉しい
地域の発展とありがとうのために頑張ります! pic.twitter.com/dSg4uU2WEg— シーバス鈴木@鈴木里穂 (@shiibasusuzuki) January 15, 2022
こういう助かるという声とか、分かるなぁ。
SNS代行運用をしていると自身のアカウントではないのに、
コメントや反応をもらうと嬉しい。
特にサービスを褒められたり、商品が好きとかコメントをいただくとプロフィール確認して企業アカウントでフォローしてしまいそうになる。本当にフォローするとアウトだけど
そこまでくると運用自体は楽しい。— 地方×デジタルマーケティング|ゆっけ (@makefull_) March 3, 2021
やっぱり嬉しい反応をもらえると頑張ってよかったなー!と思います。
仕事の取り方
仕事の探しやすさなら、クラウドソーシングで「SNSマーケター募集」とか「アカウントの運用をお願いします」という案件からが始めやすいと思います。
あとはライターの仕事とセットで任されることもあります。
ほかには勤めていた職場でSNSマーケターを担当していると、退職した後も外部提携として引き続き運用を任されたりするケースもあるかも。いや、これは少ないケースかな。
でも関わりのある会社に、自分から営業をかけてみるのはいいかもしれません。
Webライター(慣れたら音声入力でできる)
多くのWebライターさんはパソコンでタイピングして記事を執筆していると思いますが、スマホでも簡単にできます。
だからパソコンを持っていなかったり使えない人でも、ライターの仕事は可能です。
私はほとんどの文章をスマホで音声入力していて、後から修正したり改行などの調節をします。
やり方は簡単。
Googleドキュメントのアプリを開いて「右下の+」になっているところから「新しいドキュメント」を作成。
それでiPhoneのマイクのアイコンを押して、音声入力するだけです。
クライアントさんから「Googleドキュメントで原稿がほしい」と指示された時があって、共有もしやすいので使いやすいんですよね。
検品作業。梱包したりする内職の仕事
ECサイトのお手伝いで、商品を検品する仕事です。
最近この案件が多くなった印象があります。
内職の仕事って、求人であまり見かけなかった気がするのですが……
おうちで過ごす時間が多くなったから、ECサイトの需要が伸びたからなのかな?
と勝手に思っています。
商品を検品したり、ほかにはカプセル玩具の詰める作業なんかもパートであるみたいですね。
内職といえば、裁縫系も
求人サイトで募集されることもありますが、裁縫系やバッグのパーツ作りの在宅ワークもあります。(軽作業や裁縫、フレックス制の在宅ワークとか)
スマホで仕事のやり取り・連絡をして、あとは手縫いやミシンでダダーっと縫う感じです。
パソコンやスマホのデジタルツールを使うのではなく、しっかりと手を動かしたい人におすすめ。
裁縫が好きな人はハンドメイド作家として商品を販売したり、副業で裁縫を代行している人なんかもいますよね。
教える系
オンライン講師も最近は流行っていますよね。これはパソコンは要らずともiPadのようなタブレット端末は必要だと思いますが、需要があって始めやすいと思います。
リモートワークが多くなった今、オンラインで授業ができることにより塾講師の人や、語学、ダイエット教室やタロット教室など、いろんなオンライン講師が活躍しています。
メール対応
最初はメール対応ってパソコンが必須で、カスタマーサポートのようなイメージがありました。
でもお客様からの問い合せに対して用意されたマニュアルに沿って、スマホだけでも作業が行える仕事もあるんですよね。
こういう案件や求人は探せばチラホラ見かけます。
あと企業のSNS代行の仕事でメール対応をすることもあるので、敷居はそんなに高くないんじゃないかなぁと私は思っています。
働き方は、時給制の求人や歩合制の求人などいろいろ。
在宅ワークって、しっかり働きたい人や空き時間にササっとできるものを望んでいる人や、人それぞれだと思います。
だからスマホを使って、家事をしながら、子供を見ながら、みたいに「~ながら」仕事できる環境づくりは大切だと思います。
最後に。在宅ワークを始めたいけど迷う気持ち
初めは慣れないことばかりで正直ストレスになると思います。
いくら家でできる仕事とはいっても、
やったことのない業界に足を進めること、
他人とコンタクトを初めて取るとき
しんどいです。
私は社会に復帰しないといけないけど精神的にどうしようもなかったので、手を伸ばしたのがきっかけでしたが、今でも初めてのクライアントと話すときは緊張します。
でも恩恵は大きいです。
やっぱり在宅ワークは自分の住む環境で働けるので、
宅配など家のことに対応できたり、
通勤がないので時間に余裕ができたり、
なにより精神的に私は楽なんです。
一つ一つ在宅ワークの仕事を増やせば、まとまった収入になりますし、パソコンを使わない仕事も探せばいろいろあります。
きっと最初をがんばれば違った未来が見える。そんなふうに思います。
こうして今日も私は家で働き、1日を過ごしています。