SEOのメリットとは

この記事は、まだSEOについてほとんど知らない人に向けて書いています。

SEOとはどういう意味か

SEOは ”Search Engine Optimization” を略したもので、日本語でいうと「検索エンジン最適化」という意味です。そして以下の2点を覚えてください。

  • 検索エンジンとは GoogleやYahooのようなサイトのこと。
  • ホームページがGoogleやYahooから高評価を得ると上位に表示されるようになる。

まとめると・・・
上位に表示されるには、高評価してもらえるように検索エンジンに対してホームページを最適化することが必要
このような背景から『SEO』という言葉が生まれました。

ちなみにSEOの”O”は Optimization = 最適化 という意味なので「対策」の意味も含んでいます。ですので『SEO対策』という表現は誤用です。検索エンジン対策対策 っておかしいですよね。
しかし日本ではSEO対策という言葉はけっこう浸透しています。日本語の不思議なところです・・・
(これ以降はSEOで統一します。)

SEOを行うことで得られる6つのメリット

検索エンジンの上位に表示されやすくなる

SEOを行うことで、GoogleやYahooなどの検索エンジンから高評価を得られるようになり、検索結果の上位に表示されやすくなります。

ただし検索結果の1ページ目つまり1位~10位に表示させるのは難易度が高いです。
とくに「パソコン 通販」「新宿 居酒屋」のような毎日大勢の人が検索する言葉(※ビッグキーワードという)で10位以内にはいるのは、とんでもなく難しいです。

上位表示されるとアクセスが増える

検索結果の上位に表示されると、当然クリックする人も増えるので、ホームページにアクセスが集まりやすくなります。

アクセスが増えることで、商品を購入してくれたり サービスに申し込んでくれたり 求人募集の応募につなっがたりと会社にとってプラスになることがグンと増えます。

無料で上質なアクセスを得られる

これが一番の大きなメリットです。

SEOを行うのに労力や外注する場合は費用がかかりますが、検索結果からクリックして得られたアクセス自体は無料です。費用がかかりません。

しかも検索結果からアクセスしてきた人は、検索した言葉に関連している情報があるからアクセスしたのです。つまりあなたの会社の製品やサービスに関心のある優良な見込み客です。

SEOに成功すると、優良な見込み客のアクセスを無料で得ることができます。

不特定多数の人に撒くチラシなどの場合、無関心で客にはなりにくい人にも情報が届きます。これはある意味、効率が悪いといえます。
それに対してSEOの場合は、関心のある人だけに情報が届くので 効率のよいマーケティング手法といえます。

ホームページを資産化してくれる

時間の経過とともに資産化

SEOを頑張って継続していくと、ホームページが『資産』となります。

どういうことかというと、正しいSEOを行い高評価を得て 集客できるようになったホームページは、ちょっとぐらいほったらかしにしても評価が落ちません。
つまり自動で継続的にどんどん集客してくれる優秀な営業マンになるのです。

お金を自動的に生み出すのですから、これはまさに資産といえます。

リスティング広告などの効果も上がる

現在のSEO = ホームページの内容を充実させること なので、アクセスして来た人をサービスの購入や申し込みにつなげる成約率も高くなります。

内容が充実していないホームページは、やはり成約率が落ちます。

リスティング広告などお金をはらってホームページにアクセスを呼び込んだ場合でも、そのホームページの出来次第で、その広告費がムダになるか活きるか変わるということです。

SEOとリスティング広告は両輪の関係

お金をかけて広告を出すのであれば、なるべく高い効果がないと意味がありません。
SEOを行うことは、広告の費用対効果を高めることにもつながります。

気づいていない需要を掘り出せる

また別記事で詳細は説明しますが、SEOは基本的にさまざまなキーワードに対して行っていくことになります。
そうすると自分が思ってもいなかったキーワードで、アクセスが集まることに気づきます。

「あ、うちの製品やサービスにはこんな需要もあるのか!」と気づけるのです。

これも大きなメリットの一つです。

SEOをしないとダメなのか?

すでに述べましたが、現在のSEO = ホームページの内容を充実させる なので、SEOをしないということはホームページを充実させないで放置するのと同じことです。

これでは当然アクセスは増えませんし、顧客も増えず売上もあがりません。
なによりせっかく作ったホームページが本当に「無用の長物」と化します。

アクセスを増やそうとして広告を出しても、費用対効果が悪く お金をドブに捨てることになってしまします。

以上のようにデメリットばかりなので、SEOをしないということは「ありえない」と言い切れます。

※ おどすような表現になりましたが、SEOは特別に難しいものではありません。ホームページを見てくれる人の役に立つ内容をどんどん追加したり、情報を見やすく整理したりすればいいだけの話です。
※ ビッグキーワードでの上位表示は難しいです。ただこれは大企業の領域です。中小企業にはあまり関係ありません。

まとめ

SEOを行うメリットは、無料で上質なアクセスを集められるようになり、リスティング広告などの費用対効果も上がり新たな需要の発掘にも役立つということでした。

SEOをしないことはデメリットばかりで、会社経営においてはリスクでしかありません。
ホームページを作ったのなら、必ずSEOは行いましょう。

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