ホームページを公開したあとは誰しもが「このホームページをより多くの人に見て欲しい」と思います。
そしてGoogleやYahooの検索で上位に表示されれば大量のアクセスが集まるはずだと考えます。
そのためにはどうすれば?と調べます。
「どうもSEO対策をするとホームページの順位が上がるらしい」
こんな流れで『SEO対策』という言葉にたどり着くのではないでしょうか?
このSEO対策というのはなかなかの曲者で、時と場合によってはあまり深く知り過ぎない方がいいと私は考えています。
とくにホームページをはじめて作った人や、公開したばかりの人はSEOを勉強しすぎるとドツボにはまることも。
通常 勉強はすればするほどいいものですが、SEOに限りそうではないと私が考える理由をSEOの本質も含めて解説します。
SEOとは
SEOは ”Search Engine Optimization” を略したもので、日本語でいうと「検索エンジン最適化」という意味です。そして以下の2点を覚えてください。
- 検索エンジンとは GoogleやYahooのようなサイトのこと。
- ホームページがGoogleやYahooから高評価を得ると上位に表示されるようになる。
まとめると・・・
上位に表示されるには、高評価してもらえるように検索エンジンに対してホームページを最適化することが必要
このような背景から『SEO』という言葉が生まれました。
しかし日本ではSEO対策という言葉はけっこう浸透しています。日本語の不思議なところです・・・
(これ以降はSEOで統一します。)
「検索エンジン最適化」って何をすればいいの?
結論から先に述べると、見る人にとってとにかく わかりやすくて 見やすくて 役に立つホームページにすることがSEOです。
これは私の持論ではなく、Googleが公式に発表していることです。*
ひと昔前(10年以上前)はSEOといえばテクニック的なことが主流でした。
外部リンクをより多く集めて内部リンクを最適化し、文中のキーワードの出現率を〇%以上にしてh1,h2タグを・・・とこんな感じです。
見る人にとってわかりやすくよりも、GoogleやYahooのコンピュータから高評価してもらう構造を多くのホームページが目指していました。
しかし検索エンジンの技術はどんどん進歩し、コンピュータが限りなく人間に近いレベルで文章や画像を理解できるようになりました。
その結果SEOの小手先テクニック的なことはあまり意味をなさなくなり、本当に見る人の役に立つホームページが正当に高評価を得るようになったのです。
現在は本当に余計なことをせずに、見る人のことを第一優先に考えホームページを作ることがSEOといえます。これは考えてみれば当たり前のことです。なので「SEO」という言葉自体が過去のものとして次第になくなっていくのかもしれません。
2011年まではSEOといえば、GoogleとYahooそれぞれの検索エンジンに対応する必要がありました。2011年よりYahooがGoogleの検索技術を採用したので、SEOはGoogleに合わせるだけでよくなりました。
初心者はなぜSEOを勉強しすぎてはいけないのか
SEOを勉強し始めると必ず、過去に有効だった小手先テクニック的な情報を仕入れてしまいます。そしてそれを試してみたくなります。
小手先テクニックをちょっと試すぐらいなら問題ないのですが、やりすぎると検索エンジンからかえってマイナス評価を受ける可能性があるのです。
初心者の方にとって、どの情報が過去の小手先テクニックでどれが現在も有効なSEOなのか 判断することは難しいのでないかと私は思います。
私自身、小手先のテクニックを実践するために時間を使ってしまい効果も出ずムダに終わったという経験があります。
最初から余計な知識は吸収せず、見る人の役に立つホームページを作ることに労力を費やす!
これが今のSEOの王道です。
実際に我々の想像以上にGoogleのコンピュータは進化しいるので、我々は余計なことをする必要がないのです。いや、余計なことをしないほうがむしろ良いといえます。
(人間側がSEOを頑張って このホームページは高品質ですよとわざわざアピールしなくても、Googleコンピュータが自動でどのホームページが高品質か判断してくれる。正確に。)
まとめ
まとめるとSEOの技術的なことはGoogle(検索エンジン)にまかせて、初心者を含めて我々は見る人の役に立つホームページ作りに集中すべきということになります。
「Googleまかせ」って言われても、そんなにGoogleは信用できるのか? と思われる方もいるかもしれません。そう思った方は次の2つの記事をお読みください。