保育士『新卒用』履歴書の書き方のマナーと志望動機の書き方

第一印象になる履歴書。
新卒生は履歴書の書き方のマナーを押さえて保育士としてふさわしい人物である印象を与えるように作成しましょう。

履歴書の書き方のマナー

チェックすべき3つのポイント

1.手書きで丁寧に書かれてますか。

履歴書をパソコンで作成する人もいますが、保育士の場合はあまりおすすめしません。
なぜなら保育士の仕事に連絡帳に記入する業務があるからです。

連絡帳は保護者の方との大切なコミュニケーションです。
保護者に安心して子供を預けられる保育士だと思っていただけるために丁寧な字が書けることが大切です。

履歴書はこれを見極めるポイントになるため、ぜひ手書きで書きましょう。

2.文字の誤字・脱字はありませんか。

子供が文字に興味を持ち出したときに保育士は正しい言葉を教えられることが必要です。
履歴書を何度も読み直し正しい言葉で書けているのか確認し、1文字でも間違えた場合は新しく書き直しましょう。
保育士として相応しいと思われるためには適切な言葉遣いができることも重要です。

3.写真は履歴書に適したものですか。

保育施設では子供の健康を守るために清潔にすることは必須です。
これは保育士自身にも言えます。ピアス・ネックレスなどは外し、濃すぎるメイクは避け、髪の毛が顔にかかからにようにまとめて撮ります。
写真からあなたの清潔さが伝わるようにアピールしましょう。

  • 履歴書の写真の撮り方についてこちらの記事も合わせてご参考に。

志望動機の書き方

保育士は思っている以上に重労働であり、子供の安全を守らなければならないとても責任感がいる仕事です。
そのうえでなぜ保育士として働きたいのか・どれだけ熱意があるのかを採用者は志望動機から読み取るため、具体的に書くことがポイントです。

過去→現在→未来の3つの順序で書く

あなたのこれまでの出来事を時系列で書くことで具体的な内容になり、読みやすい志望動機になります。

1.『過去』どうして保育士をなろうと考えたのか

「子供が好き」という理由を書く人が多いですが、これは保育士としての最低条件です。
子供を好きになったきっかけとなる体験話などを具体的に記入します。

2.『現在』学校で学んだ印象に残っている授業など

ここではアルバイト経験よりも学生生活で努力してきた内容のほうが保育士を志す強い意志が感じられます。
また学校以外で保育士を目指してから最近まで取り組んでいることなどでも構いません。

3.『未来』保育士として働くことで何が出来るのか、何をしていきたいのか

最後になぜこの職場を選んだのか、仕事に就いた後の目標を必ず入れましょう。
あなたが会社に貢献できることは何かを伝え、相手にとってメリットがある内容にします。

採用者が求めている新卒生とは

企業が新卒社員に求める能力のアンケート(一般社団法人 日本経済団体連合会)によると、第1位は『コミュニケーション能力』です。

学生時代は同世代だけの付き合いで良くても、社会人になると年齢も立場も違う人と関わっていく必要があります。
特に保育士は子供・保護者・園内スタッフと関わるためにこのコミュニケーション能力が重要視される仕事です。

コミュニケーションとは
コミュニケーションの意味は「会話」や「対話」です。仕事に求める能力でいうと

  • 「積極的な対話」
  • 「情報の伝達と共有」
  • 「意思疎通がスムーズ」

などができる人を指します。
これらを志望動機に組み入れコミュニケーション能力をアピールしてはいかがでしょうか。