こんにちは、毛利です。
私はコーチングという職業柄、「仕事がなくなる不安で、夜も眠れないんです」といった悩みを聞くことがあります。
これ分かるんですよね。私も自分の近い未来について考えて、20代のときは不安で悩むこともありましたから。
でも大丈夫です。
「30代の私はこう解消してますよ」という話をしましょう。
仕事がなくなる不安との上手な付き合い方
仕事がなくなる不安には大きく分けて2種類あります。
1つは仕事が取れない不安。フリーランスだと常にある悩みです。
もう1つは会社員の方や学生さんにも関係ある悩みで「この職業って、もしかして将来なくなる仕事なんじゃないか」という不安です。
将来の”いつ頃”に焦点を置くかの違いですが、この不安はどちらも同じように解消できます。
仕事って、需要がなければ絶対になくなりますよね。今はいくら仕事があっても、いつかは無くなる可能性があります。
この、”いつかは無くなる” のが標準と考えて行動するのが不安と上手に付き合う大事な思考です。
まず私の話をしますね。
20代のとき将来や仕事に対して不安だった、私の行動
私は20代の頃に事務職や営業の仕事をしていました。
当時、勤めていた会社では誰でもできるポジションだったので「この仕事は、私じゃなくても周る。代わりはいる」と思っていて、手に職を持った方がいいと考えていました。
それで、いろいろ試したんです。飽き性だった私は形にならないまま幅広い知識を浅く蓄えました。
(結果、飽き性でも、よかったという話はこちら飽き性に向く仕事は、必ずありますよ。【私の適職・仕事選び】に書いています。)
その試した中で、長い時間を費やしたのが英語でした。
英語ができれば、いろんな仕事で通用するという考えのもとです。
私は週に1回、仕事が終わったあとにカナダ人の先生が教えてくれる英会話スクールに通いました。
そこで、ちょっとしたパーティーで英語圏の翻訳の仕事をしている女性に出会います。
彼女は最近になって翻訳の仕事ができるまでになったようで、海外の仕事に憧れもあった私は彼女と連絡を取り合うようになりました。
距離感が縮まるにつれ、たまには互いに仕事の悩みを話すこともありました。そんなある日、彼女は将来が不安だと言いました。
「ITの技術ってすごいよね。将来的にどんどん翻訳機の精度が上がってくるだろうから、私の翻訳家という職業は将来なくなる仕事かもしれない。」と。
そのときの私にはまだよく分かっていなかったのですが、今でこそ分かります。ここ数年のAI(人工知能)による翻訳は目を見張るものがありますよね。
もちろん翻訳者の仕事はまだ無くなるとは思いません。仕事の在り方が変わっていくと思います。ただAIに携わる翻訳業界の人からすれば、あと2~3年ほどで翻訳ツールはある程度は完成する見通しがあるという見方もあります。
そんな未来を見据えて、英会話スクールを通して知り合った彼女は将来への不安を感じていたのかもしれません。
ただ、私はこのとき思いました。
「どんなプロでも不安はあるんだろうな」
「今はいくら仕事があっても、時代が変われば多くの仕事は無くなるだろう」
でも、それで
不安に思っても、苦しむ必要はないのだ。と考えました。
理由は、生きるためには働き続ける選択肢しかないからです。
じゃあ、どうすればいいでしょうか?
自分が今できる仕事を探して、できそうな分野を探して、学んだり仕事を始めるしかありません。
幸いなことに、30歳からの異業種は難しい…とされていた時代は過ぎ、今は個人で新しく仕事を始めやすい時代です。何歳でも個人で動きやすい時代になってきています。
クラウドソーシング等を使って、いろんな年代の方が仕事をやり取りしていますよね。
不安でモヤモヤした気持ちは、何歳になっても行動を起こし続けることでしか消えないんです。
仕事がないなら仕方がない。仕事が減ったら仕方ない。だからこそ、仕事は増やすしか選択肢はありません。
競合の多い業界で仕事が減って不安な人もいるでしょう。AIに仕事を奪われる未来を想像して転職しようか悩むんでいる人もいるでしょう。
それで「不安だ…不安だ…」と苦しんでいるあいだに、周りはスキルを蓄えて仕事をこなしていきます。
だから、今もし仕事がなくなる不安を抱えている人は、苦しむのを一旦やめて行動に移せば希望も見えてくると思います。
重要なのは、いつかは仕事は無くなるのは当然だと考えて、いろいろ前向きに楽しもうという思考を持つことでしょう。
希望を持って、今から当分やっていけそうな仕事を探してみませんか?
あなたは今から何ができるか、動いてみませんか?ネットで検索したり、クラウドソーシングで自分ができそうな仕事を探せますよね。
私の場合、こんなふうに自分の仕事についての記事が書けるライターの仕事があります。
他には本業でコンサルティングをしています。そのコンサルティングの延長でコーチングの仕事も始めました。
このコーチングの仕事は今年に入ってから始めたんですよ。30代の今になって、初めてやってみました。
まず分からないままにやってみて、失敗もしたけど今は収入源の一つになっています。
だから仕事は増やせばいいんです。少しでも興味のある内容や、今の仕事の知識が役立ちそうなジャンルを探して、今から始めればいいんです。
そうやって、副業でも何でもいいから自分にできることを増やして、ずっと仕事がなくならないように考えて動く。
この思考こそが、将来的になくならない仕事をしている状態になります。
不安に思ったままでは何も変わりません。
でも不安に思うパワーを使えば、今から何か始められます。
ついでに最近の副業のお話
そうそう先日のことです。英会話スクールで出会った彼女とオンラインでアメリカで流行っている副業について話したんです。
アメリカの副業って、どんなのがあるの?
日本と海外では働き方が違うので、「副業の種類にも違いはあるんじゃない?」と思っていたのですが、あまり日本と変わらないようでした。
まぁ、せっかくなので私もアメリカについて調べたこともあるので、いくつかアメリカの副業について紹介しておきます。
- 中古の家具を買って、かっこよくリメイクして再販
- オンライン講師
- ECサイトで手作りの商品を販売する
- 余っている部屋を貸す
- 音楽教室を開く
- IKEAなどの家具の組み立て
- ECサイトで手作りの商品を販売する
- インスタを収益化
- ツアーガイドになる
- ウーバーイーツのドライバー
- 芝生を刈る
- ベビーシッターをする
- 裁縫。お直しをする
- パーティープランナーになる
- 特別なイベントのためのメイクアップ
- 履歴書の書き方のアドバイスをする
- デザイン関係の仕事をする
- 近所の家の修理
- 収納スペースを貸す
- DJ
- 手作りの石鹸を売る
- 旅行代理店になる
- 動画を編集
- アマゾンフレックスで荷物を宅配する
- 不要なものを売る
- 清掃業
- 道具を貸す
- ウェディングプランナー
- Tシャツをデザイン
- 審判員になる
こんなところです。日本のクラウドソーシングでやりとりされている仕事もありますね。
今から仕事を始める人にとって参考になりますように。
最後に。
仕事がなくなる不安で悩み、苦しむ必要はありません。
仕事ってなくなるのが当然だから、今から新しいことにチャレンジしましょう!