「最近ずっと家で暇なんですよね…。普段、何されてます?」
私は仕事で人とお話する機会が多いので、こんなふうに聞かれることがよくあります。こんにちは、毛利です。
みなさん、暇な時って何していますか?
今はコロナ禍で家にいる時間が増えたので、平日も休日も本を読んだりゲームしたり、ぼーっとスマホを眺めたりテレビを見たり、そんな1日を過ごす日も多いかもしれませんね。
時間の使い方は人それぞれ、私は自分の好きなようにするのが1番だと思います。
それはいいのですが、「暇な時間で自分磨きをしたい」と望む人もいます。
今日はそんな人に向けて、仕事でもプライベートでも役に立っている私の体験からの話をしましょう。
ガラッと人生が変わった話です。
【振り返り】学生のころ、暇な時に私がしていた自分磨きの解釈
学生のころ、将来に対する漠然とした不安もありつつ、私は見えない未来に期待もしていました。
そして「1回きりの人生、少しでも充実した日がおくれるように」と、勉強もしつつ先人たちの教えも取り入れたくて様々な本を読みました。
その読んだ本の中で「自分で稼いだお金は自分に投資しよう」といったものがあり、その言葉の意味を当時の私は「自己投資だから♪」「自分磨きだー!」と、外見や好きなものにお金を使っていた気がします。
「自分磨きだから」と言い聞かせてバイトをして稼いだお金で、服やアクセサリーを買っていました。それは良いことでもありますが、身だしなみや外見など着飾ることだけが自分磨きと解釈していたんです。
でも、それだけでは社会人になると通用しませんよね。
外見や印象の重要さに気づけたことは有意義な学生生活でした。それとは別にキャリアアップや自分磨きには、日々のスキルアップしていくことは避けて通れません。
このままではダメ…落ちこむ社会人1年目
社会人になり、私は入社したばかりの会社で何もできませんでした。
日本には会社に入社してから仕事を教えてもらう。といった文化があります。だから先輩に教えてもらって、自分にできることを少しずつ増やしていきました。
でも思ったより仕事が全然できない自分。
落ちこむ社会人1年目です。それはそうです。
自分磨きしていたのは外見だけで、私にはスキルアップのために中身を磨く習慣がなかったんです。
学生時代、勉強はしていたけど……実際に何か「私は〇〇ができます」という胸を張って言えるものが何一つなかった。
やるべき仕事をしつつも自分の能力にモヤモヤしていたところで祖母と食事する機会がありました。
私の祖母は個人で仕事をしてバリバリのキャリアウーマンでした。
祖母はこう言いました。
“やるべき事をして、自分を磨きなさい。コツコツ真面目にやっていれば社会人は評価される。
魅力が高まれば自然と人も寄ってくる。”
今でこそ当然と言えば当然の言葉のように思えますが、学生気分の私に喝というスイッチが入ったきっかけです。社会人になり、
どうすれば自分の目標とする自分に足を進ませることができるか?
具体的に行動を起こす原動力になりました。
【気づき】社会人の自分磨き、スキルアップの重要性
その日から「仕事に使えそうなスキルは何か?」「数年先に身になるよう何か学び始めよう」と考え始めました。
このことは仕事が将来なくなる不安への解消法を書いている記事でも触れています。
事務職や営業という仕事のかたわら、手に職を持った方がいいと考えていました。
仕事が終わった後の時間、
家で夕食を食べ終わった後、
5分でも30分でも毎日コツコツと勉強です。
休日は学生時代の友人と会う機会は減りましたが、英語の学習で知り合った友人ができて英会話しながらお茶をする時間を持てたり、自分磨きをすることで新しい楽しみも増えました。
何も考えずに休息する時間も必要ですが、それ以外の1つ1つの行動に目的を持たせることで、自分にできることが増えていきました。
自分にできることが増えると、自信につながり、そして仕事もプライベートも楽しくなります。
毎日たった1分でも良いと思います。続けること。それでスキルアップしていく。
この毎日の自分磨きを続けることが重要だと私は思います。
社会人という言葉って学生を卒業して初めて仕事をしてから、ずっとの期間を指しますよね。ほぼ一生ですよね。
だから自分磨きをし続けることが苦にはならない思考や、そんな生活スタイルを作っていくと一生プラスにしかならないんです。
これを意識して行動を続けて私は生き方がガラッと変わったので、今とても楽しいんです。充実した日々を送れています。
5分でも暇な時、その時間の使い方だけで人は変われます。誰でもできます。磨き続けることで未来は変わります。
休日や家で暇な時に自分磨きをして過ごしたい人は、ほんの少しの時間でも、ぜひ。
暇な時の自分磨きのおすすめ、何を磨けばいいか探したい時
ブログなど文章を書く時の、ある視点
ブログを書くと自分が発信したい情報や求められている文章が整理され、どうすれば上手く文章にできるか?といった文章化やコミュニケーションの取り方の、現在の自分のレベルを思い知らされます。
書こうと思っても書けない時は、それに対するインプットが足りていない、語彙力が足りないといった具合に、自分の足りないものに気づけます。
逆にスラスラと文章が書ける時は自分の得意なことを発見するきっかけにもなります。
暇な時こそ文章を考え、そして書いて「自分が必要なものは何だろう?」と追及し、その先に繋がるものへと足を一歩踏み入れてみましょう。
語学で趣味、楽しみが広がる
英語でも英語以外の外国語でも、何でも興味のある語学を学んでみませんか?
語学が仕事に繋がるなら大変すばらしいですが、外国語を知る良さは別にあります。それは、その国や土地に興味の矛先が向くことです。
例えば、あなたがスペイン語に興味が出て学習しているとします。
するとスペイン語圏内であるスペインやメキシコ、チリなどの国のニュースが目に留まります。
自分が関わることで、少し違った目線で印象に残ったりするでしょう。
これは訪れたことのある町や友人の住んでる土地がニュースに出ると「〇〇さん、元気かな?」といったように思いを巡らすのと同じです。
語学という大きなカテゴリーを学ぶことで、仕事でも旅行でもニュースでも楽しみが広がります。暇な時にボーッっとニュースを眺めている時間も、きっと違ったように見えてきますよ。
本業でも副業でも遊びでも柔軟に役に立つスキル
「趣味でプログラミングを…」という人はいますよね。
私はまったくプログラミングができませんが、最近はコツコツとゲーム感覚でプログラミングを学習できるサービスも増えているようです。
こういうのっていいですよね。遊び感覚で始められるものって。
他にもYoutuberが一般的な職業としてあげられるようになった現代では、動画編集も需要が高いですよね。
動画編集の場合は広報の仕事など、さまざまな業務に使えます。プレゼンテーションスキルも高まりますよね。
このように、本業でも副業でも遊びでも柔軟に役に立つスキルを探してみましょう。
やはりその上で、PCスキルを用いたものやオンラインで可能なジャンルが将来的に欠かせないと思います。
まず今日から何を始めればいいか?
「今日から何か始める!」と勢いづいても、実際に始めるのは難しいですよね。
でも「今日から、何を始めるか考え始める」ことならできますよね。これこそ暇な時にできることです。
今日は考え始めて、
明日はそれについて調べて、
その次の日は実際にやってみて、
といったように、ちょっとずつ1歩を進めてみましょう。
最初から何か始めても大変です。続けることが大事。
考え始めることも自分磨きにおいて大事です。私も祖母の言葉から、まず具体的に何をすればいいか、目標を考えるところから始まりましたから。
自分磨きをしたい人は、まずは今日から何を始めるか考えてみませんか?
今からの5分が人生を大きく変えるかもしれませんよ。
※ 関連ページ