履歴書の書き方はアルバイトと正社員によって大差はありませんが、アピールするポイントが変わります。
このポイントは雇用する側の目線になると分かりやすいのですが、それが具体的に「どんな点に注意すべきなのか」
履歴書を書く上で採用されやすいポイントをご紹介します。
アルバイトでも「志望動機」はしっかりと書く
アルバイトだからといって、志望動機を簡単に記入している人がいます。
「○○に興味があったので志望しました。」
このような一行で書き終えていては、あなたの働く熱意も意志も感じ取れません。
履歴書の中で志望動機の項目は、採用者がとても重要視している箇所です。
“具体的に”なぜ興味があるのか。そこから書き始めましょう。
私は洋服をコーディネートすることが好きで、今までも友人から結婚式に出席するときの服装選びを頼まれることがありました。
これがきっかけとなり、自分だけではなく多くの人にその人に合った服をコーディネートしたいと思うようになりました。
それから貴社のことを知ったのですが、貴社の洋服はシンプルで合わせやすく…
- ポイント1
- 「興味を持った理由」から書き始める。
「希望欄」を空白にしない
アルバイトで採用者が一番確認する必要があることは、会社側が希望する勤務日数・勤務時間で働いてくれるかどうかです。
いくら履歴書がきっちり書かれていたとしても、本人が希望する条件とかけ離れていた場合は採用されにくくなります。
応募する際に就労時間を確認し、その中で自分自身の希望を書きましょう。
面接の時にも必ず確認される内容なので、前もって具体的に記述しておけば面接時の会話がスムーズに運ぶでしょう。
特に希望するものがなければ「貴社規定に従います」と書いておくと問題ありません。
- 毎週金曜日の休日を希望致します。それ以外の曜日は全て出勤できます。
- 募集欄に記述されている就労時間の、3交代全て勤務可能です。
- 扶養範囲内での勤務を希望します。
- ポイント2
- ライフスタイルから「これだけは絶対譲れないこと」「多少融通がきく時間」を具体的に、明確に書く。
「自己PR欄」は定期的に行ってることで持続性をアピール
経験や特技に関する資格を持っていれば、向上心を持っている人・努力家といった好印象を与えます。
しかし、資格がなくても十分好印象を持って貰えるものがあります。
それが、持続性です。
下記のように、日々の生活で取り組んでいる内容に”期間”を付け足してみましょう。
「体を動かすことが好きなので、ランニングを毎日しています。」
このように頻度を具体的に書くことにより、粘り強く持続性がある人だと受け取られます。
企業も採用してすぐ辞められると困るので、こういった少しのことが説得力となり、採用可否の基準にするのです。
- ポイント3
- 特技や趣味と合わせて、行う頻度や続けている期間を書く。
まとめ
ポイントをまとめると、
- 「志望動機」は興味を持った理由を書く。
- 「希望欄」は融通が利く時間や譲れないことを具体的に書く。
- 「自己PR欄」は特技や趣味と合わせて期間を書く。
このように雇用する側の目線になると、採用される基準は勤務条件が合い、長く続けられる人です。
他にも職種により細かく条件はありますが、これはどの職業でも共通して言えること。
そのうえで採用者はあなたの人柄などを考慮して判断します。
逆にこの条件をクリアしていることで、採用される確率もぐんと上がるというわけです。
ぜひ、ポイントを押さえて採用される履歴書を書きましょう。