履歴書の書き方失敗例「ついやりがちな”14のNGワード”」

履歴書の書き方失敗例「ついやりがちな14のNGワード」

履歴書を書く時、言葉の使い方をどのくらい意識されていますか?

正しいと思っていても、実は誤った言葉を使用していることが多くあります。
この場合、あなたのことを採用する側は「社会人のマナーや常識に欠けている人」と判断し、せっかく書いた履歴書を最後まで目を通してもらえないかもしれません。

履歴書は、あなたと企業を結び付ける最初のステップです。

今回は好印象を抱いてもらうためにも落ち度のない履歴書の書き方よくある失敗例をピックアップしてまとめました。

[履歴書の書き方]あなたは正しく使ってる?14のチェック

項目
H27年 平成27年
満○歳 今年誕生日を迎えた時の年齢 履歴書を書いた時の年齢
印鑑 シャチハタ 朱肉印鑑
ふりがな 「ふりがな」なら平仮名。「フリガナ」ならカタカナで記入
住所 3-1-1 三丁目一番地の一
学校名 ○○高校 ○○高等学校
学校名 ○○大学 ○○大学○○学部○○学科
職歴 自己都合による退社 一身上の都合による退社(退職でも構わない)
職歴 ○○○でアルバイト 通常職歴にアルバイトは記述しない
企業名 御社 貴社
企業名 (株) 株式会社
資格名 運転免許取得 普通自動車運転免許取得
資格名 ○○検定取得 ○○検定合格
封筒宛名 ○○会社御中人事部○○様 ○○会社人事部○○様

見落としがちな履歴書の書き方

見落としがちな履歴書の書き方

略字は使用しない、正式名称で書く。

履歴書で一番見落としそうな間違いは省略文字を使うことです。

日常で使われている言葉が浸透し、それが正しいと勘違いしている人もいますが、学校名・会社名・資格名などは必ず正式名称を調べてから書きましょう。

西暦と和暦を混同して書かない

西暦とは「2015年」
和暦とは「平成27年」

職歴欄は平成27年、資格欄には2015年と混同して書くと、見る側からすれば読みにくい文章になります。
履歴書は一般的に多く使用されている和暦で記入しましょう。

ワンポイントアドバイス
業種や企業(外資系など)によって使い分ける人もいますが、和暦を使用した方が無難です。

印鑑は「押印欄」があれば押す

印鑑
By: yoppy

履歴書は印鑑を必ず押す必要はありません。
ただし履歴書にもともと押印欄があれば、押し忘れと勘違いされないように捺印しておいた方がいいでしょう。

またこの場合、シャチハタか朱肉のどちらを利用するか決まりはありませんが一般的には朱肉の印鑑を使います。

似たような言葉の使い方に注意する

「御社」と「貴社」。どちらも相手の会社に敬意を示す言葉ですが、使い方の違いは、「御社」が話し言葉「貴社」が書き言葉です。

就職活動で当てはめると履歴書を書く時は「貴社の~」、面接を受ける時は「御社の~」と使い分ける必要があります。くれぐれも逆さまに使用しないようにしましょう。

またもう一つ見過ごしてしまう言葉が、「日商簿記3級」などの資格欄に記入する「取得」と「合格」です。資格が「合格」、免許が「取得」と覚えておきましょう。

「封筒の宛名書き」も注意が必要!

「封筒の宛名書き」も注意が必要!

履歴書が書き終わっても最後まで気を抜かないように。採用担当はあなたの封筒の宛名書きまでチェックします。

  • 履歴書を郵送する前に「どの部署の誰宛」に送るのか合っているか確認。
  • 相手の会社名は住所より半文字下げて書いているか。
  • 担当者の名前が分からない場合は「人事(採用)ご担当者様」と書く。
    この場合、会社名の後ろの「御中」は省きます
  • 封筒の表面「履歴書在中」又は「応募書類在中」と書いてあるか。
    送り先の会社で他の配達物と区別されやすいよう、受け取る側への徹底した気遣いがポイントになることもあります。

最後に、裏面の左下に「やや小さめの文字」であなたの住所と名前を記入すると完成です。

入社したあとに役立つ

いかがでしたか? 履歴書の書き方は簡単なようで、採用担当者は小さなところまで評価対象にしています。

また社会人の常識として言葉の使い方を覚えておけば、履歴書だけではなく今後、仕事で書類作成や社内・社外の人とのコミュニケーションに役立てることができます。
ぜひ、身につけておきましょう。

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