パート応募するときに避けては通れない 履歴書
久しぶりに書くので、「何をどう書いたらいいのかわからない」と困っている主婦の方も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報です。
ほとんど丸写しでも通用する履歴書の書き方(採用される志望動機)をご紹介しますので、使ってみてください。
- 目次
学歴・職歴
学歴
学歴は中学校卒業から書けばOKです。
「自分が中学校を卒業したのって何年だっけ・・・?」と思った方は、
こちらの「生まれ年と卒業・入学年の【早見表】」を参考にしてください。計算する手間が省けます。
職歴
職歴は履歴書において 大事な箇所の一つ です。
だからといって嘘を書いてはいけません。
ありのままの職歴を、見た人がわかりやすいように書くことで、印象を良くできます。
具体的には「入社 ⇒ 担当していた仕事内容 ⇒ 退社」と、どういう会社で何をしていたかを書きます。
- ポイント
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- 自分の都合で退職した場合は全て「一身上の都合により退社」と書きます。出産準備、育児のためのように明確な理由で辞めたとしてもこう書きます。
- どこにも勤めていない期間があっても全く問題ありません。面接の時に聞かれるので、その時に理由を答えればOKです。
- 短期のアルバイト・パートでも立派な職歴です。アピールできそうな職種ならできるだけ書きましょう。
※ 3日で辞めたとかいう場合は書かない方がいいです。 - 職歴が多すぎて書ききれない場合は、勤務期間が長かったものを優先して書きます。
※ ただし、その場合は空白の期間ができて面接の時につっこまれるので、別途「職務経歴書」も作成してください。 - 職歴がほとんどない場合は、「志望動機」の欄と「面接」で挽回できます。
採用される志望動機の書き方
仕事がちゃんとできて、辞めにくい人 を採用したいと、企業側は考えています。
ですので、その企業側のニーズを「私なら満たせますよ」という志望動機を書けばいいわけです。
新卒で就職活動をしている学生並に熱い志望動機を書くのは嘘くさくなるので、やめておきましょう。
よくあるような例文を紹介してもいいのですが、あえてそれは紹介せずに、
採用される志望動機の書き方 をご紹介します。
- まずはポイントをチェック
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- よくあるマニュアル通りの志望動機に、採用担当者は飽き飽きしている。
- やたらと長すぎる志望動機 や 気合いが入りすぎた志望動機は、必ずしもプラスにならない。
- 大事なのは、企業側とあなたの条件が一致すること。
- 自分の希望条件を書き過ぎるのはNG。
以下は具体例です↓
未経験の場合
以前から〇〇の仕事をやってみたいと思っていたところ、ちょうど御社の求人情報を拝見し、勤務時間や休日などの条件も私に合っていたので応募させていただきました。
〇〇の仕事は未経験なのですが、△△業界での経験も活かせるのではと思いました。長く勤めたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
子育てが一段落した場合
下の子どもも小学校に入り、時間に余裕ができるようになったため仕事を探しておりました。
そんな折、ちょうど御社のホームページを拝見し、私と同じような主婦の方が活き活きと仕事をされている様子を見て、是非とも御社で働きたいと思いました。
土日も月に1、2回であれば勤務可能です。よろしくお願い致します。
同じ業界の仕事経験がある場合
結婚する前に〇〇の仕事をしていたのですが、今でもこの仕事が好きで、また働きたいと思い志望致しました。
勤務日や休日などの条件もちょうど希望通りだったのも大きな理由です。
土日も急にでなければ、スケジュールを調整して勤務可能です。よろしくお願い致します。
違う業界の仕事経験をアピールする場合
以前は〇〇の仕事をしていたのですが、そこでは△△と××を任されていました。
この時に得た経験を、御社の仕事でも活かせるのではないかと考え応募させていただきました。
子育ても一段落したので、今後は長く御社で働かせていただければと思っております。よろしくお願い致します。
逆にこれはダメという例
将来〇〇を目指しているので、是非とも御社で経験を積ませていただきたいです。
辞める前提の人は雇いにくいです。
〇〇の仕事が本当に好きで、この仕事を通して世の中に貢献したいと思っております。
パートの志望動機としては大げさ過ぎます。
御社の事業内容にたいへん魅力を感じ応募させていただきました。
嘘ですよね?
以前から御社で働きたいと思っておりました。週に2回、一日3時間ほどでお願いします。
企業側が望む条件の人ではないので、採用されにくいです。
最後にここも忘れずにチェック
職歴の書き方や志望動機が完璧でも、以下のことができていないと減点になるので、忘れずにチェックしてください。
- チェック項目
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- パソコンよりも手書きが良いです。(IT系職種ならパソコンでもOK)
- 誤字脱字がないかチェックしましょう。
- 間違ってしまった場合は、新しい用紙で書き直します。修正液はNGです。
- 他の企業を受けて不採用になった履歴書の使い回しは論外です。
- フリガナも忘れずに。
履歴書が上手く書けたら「面接」についても事前にポイントを抑えておきましょう。