「時給が高くて、楽なバイトってないかな…」と求人を探す人が多いですが、貴重な時間を使うなら大学1年生のうちから “社会人になっても役に立つバイト” をやっておいて損はしません。
このページは就職活動や、10年後を見越した上でおすすめするバイトをご紹介しています。
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いまの大学生が10年後に失敗しない選択は?
人間がしている仕事の多くは、いま凄まじい勢いでロボットやIT技術に置き換わっています。
たとえば販売員。今はスマートフォンがあればAmazonやメリカリなどで買い物できるので、リアル店舗を構えず「販売員の代わりにショッピングサイトで売る。」という経営方針の会社は少なくありません。
ほかにはスーパーやファーストフード店、アパレル業界『GU』のレジなどもそう。さまざまな企業が日に日に無人レジを導入し始めています。
数年前までは人間が当たり前のようにしていた仕事も、日々何かに取って代わりせっかく頑張って覚えた仕事もスグに必要なくなる…なんてことは、近年ザラのようにあるのです。
大学生に影響のある就職活動
大学生が就職活動をするにあたり意識しておきたいことは、就職した後のこと。
あなたが大学を卒業して社会人として働き出す頃には、社会は今よりも確実に自動化が進んでいます。(四大ならば、入学から卒業まで4年も時代は進みます)
すると就職活動を始めた時と就職した後では、働き方が変わる企業が出てきます。場合によっては仕事自体が減りつつある会社も出てくるでしょう。
だからこそ、就職活動では数年先も無くならない仕事や、覚えたことを他の会社でも活かせるような職業を選んだ方が後の失敗や後悔が少なくて済みます。
さて、このことを踏まえて10年後にも役立つ知識やスキルが養えるオススメのバイトを紹介します。
大学1年生のうちにやっておくべきバイト
web系のIT企業で「ネットの基礎を養おう」
IT業界は他の業界と比べて習得した技術がスグに古くなってしまのも事実ですが、インターネットが当たり前のこの時代にIT企業で基礎的な知識や考え方を養っておくと、柔軟性が利き、将来なにかと役に立ちます。
パソコンやインターネットの知識は日常で使えるのも利点が大きいでしょう。
またIT企業はバイトからそのまま入社できる場合もあるので、バイトだけではなくインターンとしても大変おすすめできます。
結婚式場のスタッフで「自分磨きをしよう」
相手に失礼のないように正しい敬語が使えることや、食事のマナー、接客術などは、社会に出て人とコミュニケーションを図る上で非常に大切なことです。結婚式場ではそれらが自然と身につきます。自分磨きや将来的にステップアップを強く望む人にとっては大変おすすめです。
また人の人生の大舞台に関わることで、自分自身を見つめ、今後の生き方に心情の変化が起こるかもしれません。
塾講師で「営業力を養おう」
人前で話し、なおかつ相手が知らないことを理解できるように “伝える話術” は非常に多くの状況で役に立ちます。
プレゼンや営業など幅広い職種に活かすことができるので、塾講師のバイトはやっておいて損しません。
ソフトウェアの開発は「将来的に有望!」
まず10年後には無くならない仕事。ロボットやIT技術が発展していく上で、プログラマーやSEは欠かせない存在です。
会社によって取り扱っている分野は大きく異なりますが、基本的な知識を身に着けることで転職やステップアップなど時代に合わせて柔軟に動くことができるので非常に魅力的。
バイトできるチャンスがあれば、是非してみるといいでしょう。
重要!何のバイトにしても「あなた自身が得られるもの」を探す
何のバイトをするかは重要ですが、「この仕事は将来どんなふうに役立つだろう…?」と、自分にとって意味を見出すことも大事です。
飲食店なら「瞬時の対応力を鍛えよう」と意識しながらバイトすることで、社会に出ると些細なことで焦らず余裕を持って仕事と向き合えるかもしれません。
コンビニでは「どんな商品がどんな人に売れてるんだろう」と目を光らせることで、時代のニーズを読む力が養われ、企画やマーケティングに興味が出ることだってあるでしょう。
単に「バイト早く終わらないかな~」と考えるよりも、
といったように、目の前の「仕事をする意味」と向き合いながらバイトをすることによって、あなたは社会に出てから同僚よりも一歩抜きん出た存在になります。
大学1年生のうちから “より良い学生生活” を送れるよう、未来の自分を意識して行動してみてはいかがでしょうか。