社会人になってから早起きや人脈作り、自分に投資などは、嫌でも仕事上でしたり覚えるものです。
ここでは大学時代に旅行をしておくことで、社会人になってから
「最良のスタートダッシュを切る」
「トラブルを起こしにくい」
「後々、大きく差をつける」
といった得られる人生のメリットを具体的にまとめています。
大学生がやるべきこと「自分で旅行を計画する」
旅行って楽しいですよね。
その楽しい気持ちや興味のあることを「いかにもっと楽しく行くことができるか」と、計画的に考えることで、あなたが新卒で入社する会社でミスをすることが減るでしょう。
なぜなら旅行にはスケジュール管理など実に多くのことが含まれているからです。
- 旅行を計画すると
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- 旅行をする日はどうするか
- ツアーに申し込むか
- 申し込む場合、いつまでに契約しないといけないか
- 移動手段はどうするか
- 仲間との日程調整
- 自分だけではなく、仲間全員が楽しむことができるか
- 費用は足りるか
- その費用はバイト代から捻出できるか
このように簡単に並べただけでも、多くの”すること”があります。
さて、これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
1.入社早々に慌てなくて済む
旅行は仲間との日程調整や、ツアーを申し込む場合は「いついつまでに申し込む」、「それには○○が事前に必要」といったスケジュールの調節をします。
社会では、このスケジューリングが日々の行動の中で、仕事以前のスキルとして必要になります。
仕事以前のスキル「スケジューリング」
会社はその日のスケジュールや、週間、月間、年間のスケジュールを立てて仕事を進めます。
しかしそこに大きな時間はかけられず、自然と頭の中で仕事の順序を組み立てねばなりません。
このスピードが遅いと、メインの仕事に差し支えます。
- スケジュール管理は上司の仕事では?
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大きな企業である程、新人の受け入れ態勢が整っており、大部分のスケジュールは先輩や上司がしてくれるでしょう。
入社後、あなたに与えられる仕事は単純な作業かもしれません。しかし「資料作って、コピーとって、それから~」といったような細かい順序立ては新人から自分でするもの。そこまで先輩は見ていられません。
また、もし受け入れ態勢が間に合わない会社であれば、なおさらのことです。
自分で1日の動き考えねばなりません。
慣れない環境で働くと、目の前のことで頭がいっぱいになり、気持ちに余裕がなくなります。
計画を立てることに慣れていないと、仕事を進める上で順序立てがうまくいかず、ミスにミスが重なりパニック。そんな入社1日目から最悪なスタートということもあり得ます。
いえ、実に新入社員に多いです。
少しでも仲間との日程調整係りや、ツアーの申し込みに関わる経験をして、「脳内でスケジュールが自然と組み立てられるように」しておくと、入社して早々にパニックにならずに済むでしょう。
2.連絡をミスしたりとトラブルを起こさずに済む
普段から友人と「いつなら空いてる?」「その際に○○を持ってきてほしい」と連絡を取ることはあると思います。
突発的に「車で何時に迎えに行くから~」といった具合に約束をして時間通りにいかなかったとしても、謝ることで許してくれたり、関係性によって「その日のノリで遊ぼう!」と臨機応変に対応することもあるでしょう。
これを旅行に置き換えてイメージしてみます。
- ツアーバスの集合する時刻や場所を友人に伝え間違い、計画が一気に狂った。
- 海でキャンプをする計画で、友人にテントを頼むのを忘れ、結果近くのホテルを取ったり車で過ごした。
このように連絡ミスをしてしまうと、せっかくの旅行が台無しになります。そしてこれは時間や気持ちに余裕のないとき程起こしてしまいます。
大学生であれば、試験や課題に追われているといったときです。
「忙しいときは計画なんてしない」
それが、仕事ではそうはいきません。
旅行であれば「また時間があるときに」と、計画を後回しにできますが、仕事は自分のペースだけで動くことはないので、常に周りに報告、連絡することを心掛けていなくてはなりません。
忙しいときこそ連絡と確認が最も大事になります。
社会はミスをしてしまうと、責任が問われお金と時間のコストといった問題になります。
社内だけのミスならまだマシですが、お客さんや取引先相手となると大きな問題になりかねません。
そうならないよう、忙しくても旅行を計画できるかどうかといったような「自分の許容範囲を増やす」ことを意識してみると、新卒で入社した会社の中でもデキル新人として見てもらえるでしょう。
3.提案力・企画力が上がる
例えば旅行に「いかに安くて楽しく行くか」といったような考え方や経験は大変おすすめです。
これが後に「いかに予算内で顧客の満足を高めるサービスが生み出せるか」といったような仕事のアイデア・あなたのネタの引き出しになるからです。
そして、「楽しい!」を考えることで視野が広がるでしょう。
- 例)飲食店の場合
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あなたが新しいメニューを企画するとします。しかし、
「新メニューは単純だけど作る手間がかかるから、スタッフの人数を考えるとパフォーマンスが悪い。」
この場合、発想の転換をすると
「面白いマニュアルを用意しておいて、お客さんはそれを見ながら「自分達で楽しみながら作る」といった新メニューの売り方はどうだろう。」
といった違う角度から物を見ることができるかもしれません。
あなたの「楽しい」と感じるアイデア、または「楽しかった」と感じた経験次第で、顧客満足度を上げたり、コストを抑えたり、会社の売り上げがアップするといったことにつながるのです。
遊びも旅行もそうですが、人任せに「どこでもいい」「とりあえず着いていく」というよりも、自分で計画を立てるだけで効率の良い方法や、発想の引き出しが増えるのです。
まとめ
大学生が旅行を自分で計画することにより、
- スケジュール管理に慣れることで入社早々に慌てなくて済む
- 忙しいときこそ連絡を大事にして、連絡ミスなど事前にトラブルを防ぐ。
- 「楽しい!」という意識や発想が、仕事のアイデア・提案力につながる。
このようなメリットがあります。
もちろん旅行は、計画を立てなくても楽しむことはできます。
ただ社会人から経験する大変なことを、大学生のうちから「旅行でいかに楽しむか」と考えるだけで、それが近い将来に必ず自分のためになるのなら、やっておいて損はないと思います。
もし卒業旅行など仲間と計画があるなら、友人に任せっきりではなく、自分で考えてやってみるといいですよ!